花粉症が原因の鼻づまり対策まとめ!薬やツボ押しで解消できる?

鼻づまりが苦しい花粉症。さらには睡眠不足が原因で症状が悪化するという悪循環に。集中できずイライラしてしまうを鼻づまりを解消できる薬やツボ、その他にも皆が色々な花粉症の対策を試している。花粉症による苦しい鼻づまりの原因や対策についてまとめた。

花粉症が原因の鼻づまり対策まとめ!薬やツボ押しで解消できる?

目次

  1. 苦しい鼻づまりやくしゃみ、涙目。人々を悩ませる現代病、花粉症
  2. 花粉症は公害?花粉症の原因って?
  3. 命に関わる?知られざる花粉症の恐怖
  4. なぜ花粉症で鼻づまりが起きるのか
  5. 花粉症対策。鼻づまりの解消に効果的なツボは?
  6. 花粉症対策。鼻づまりを解消する薬は?
  7. その他の花粉症対策
  8. 寝ると苦しい。睡眠時の鼻づまり対策ってないの?
  9. 花粉症対策には厳禁?鼻づまりを悪化させるやってはダメなこと
  10. 花粉症の鼻づまり。その対策に関するまとめ

苦しい鼻づまりやくしゃみ、涙目。人々を悩ませる現代病、花粉症

花粉症はI型アレルギーに分類される病気。植物の花粉が身体の粘膜に触れることで引き起こされるアレルギー反応だ。花粉症ではない人からみれば「なんだそのくらい」と思われてしまいがちな症状であるものの、当人からすれば地獄のような苦しみを味わう病である。

しかもその苦しみは良化することがなく、毎年シーズンになるたびにやってくる。そのため花粉症はうつの原因や精神病を招くことさえある。デンマーク・オーフス大学の研究によると、花粉症のようなアレルギーを持った人はアレルギーのない人と比べ、自殺のリスクが30%も増加するという結果が発表されている。

また、台湾の国立陽明大学の研究によると、花粉症の人と花粉症を発症していない人の躁うつ病発症率を比べると、なんと花粉症患者は4倍も躁うつ病になりやすい結果が出たそうである。

花粉症の主な症状

涙、目のかゆみ

花粉症の主症状である目の熱っぽさやかゆみ。涙が出てきたり、目が絶えずかゆくなる。さらにかいてしまえばますますかゆくなる悪循環で手に負えない症状だ。

くしゃみ

花粉症の主たる症状のひとつが、繰り返す"くしゃみ"。一回では治まらず何回も連発する人も多い。外出中に大きなくしゃみをするのははばかられるのと同時に、これが引き金となって鼻水や鼻づまり、涙が生じるなど悩みの種でもある。

鼻みず

蛇口を捻ったように鼻からとめどなく鼻みずが出てくるのも花粉症の主要な症状。風邪などの鼻みずと違って粘り気がないため、なかなか治まる気配も見せず、自分でも気がつかないうちに「ツーッ」っと鼻から垂れてくることもある。

鼻づまり

花粉症によるストレスの大部分を占める鼻づまり。片方の鼻づまりでも苦しいのに、時には両方とも詰まって鼻で呼吸ができなくなることも。身体がリラックスしようとしているときほど鼻づまりが起きやすいため、花粉症のシーズンになると身体が休まらずイライラが募る原因に。

花粉症は公害?花粉症の原因って?

花粉症の原因:スギ花粉

スギは春先になると北海道を除いた全国各地に飛散するため、スギが原因の花粉症は日本でもっとも多い花粉症となっている。ただたんに「花粉症」といった場合、スギが原因による花粉症を思い浮かべる人も多いだろう。飛散時期は2月~4月が多く、期間がとても長い。

花粉症の原因:ヒノキ花粉

ヒノキも花粉症の原因。日本では罹患者が多い花粉症だ。飛散時期は3月の終わりごろから5月の頭ごろまで。スギが原因の花粉症とヒノキが原因の花粉症の両方を持っている人は、冬の終わりから夏の始まりまで鼻づまりなどに悩まされることとなる。

花粉症の原因:ブタクサ花粉

北アメリカ原産のブタクサ。ブタクサが原因の花粉症患者はアメリカに多いそうなのだが、近年では日本でもブタクサが原因の花粉症が急増しているという。気管支喘息の発作原因ともなる果物過敏症を引き起こすことがあるため、注意が必要な花粉症である。飛散時期は8月~10月ごろ。

花粉症の原因:ヨモギ花粉

秋の花粉症とも呼ばれるヨモギ花粉症の原因になっている。罹患者は他の花粉症と比べ少ないものの、食物アレルギーを併発しやすいという特徴がある。飛散時期は8月~10月。

花粉症蔓延の原因。実は公害?

日本でスギ花粉症の患者が急増したのは近年のことだ。その原因が建築用木材とするためにスギやヒノキを大量植樹したことにあるといわれている。

スギは樹齢30年を越えたあたりから花粉の飛散量が増えるという。高度経済成長で木材が大量に必要となったため植樹されたが、需要の減少や海外産が安く出回るようになってスギ林が放置されたことが花粉増加の原因という。古いスギは花粉を大量に出すため、近年になって成長したスギが暴れ始めたのだ。

そういった社会環境の変化や政策に原因の一部がある病気のため、花粉症は公害であると呼ぶ人も多い。花粉症が経済や生産力に与える悪影響も確かに公害と呼んで差し支えない規模だ。

命に関わる?知られざる花粉症の恐怖

花粉症自体が命を左右することはない。しかし花粉症患者の躁うつ病や自殺率が高いことは先に紹介した通りであるし、その他にも花粉症の合併症が生命を脅かすことは決してゼロではないようだ。

花粉症が原因で引き起こされる合併症

口腔アレルギ-症候群(OAS)

ヨモギ花粉などの花粉症が原因で口腔アレルギー症候群を発症する場合がある。軽度なものであればかゆみを覚える程度で済むのだが、アナフィラキシーショックなどの重度な症状を引き起こす場合がある。これは血圧低下や意識障害などが起き、場合によっては死に至ることもある恐るべき症状だ。

ちくのう症

花粉症が原因で副鼻腔の炎症が長期化し慢性的になり「ちくのう症」になる場合がある。ちくのう症は悪化すると目や脳の合併症を招くこともあるため、油断のならない病気である。なかでも花粉症患者のちくのう症は、アレルギー鼻炎が長引いていると勘違いし、いつまでも医者の診断を受けないで悪化する場合もあるので注意が必要だ。

なぜ花粉症で鼻づまりが起きるのか

花粉症によるストレスの最たる原因は鼻づまりだ。出してしまえば一瞬はすっきりするくしゃみや鼻みずと違い、鼻づまりは熱ぼったい感覚だけを常に与え続けてくる。

花粉症の鼻づまり。原因とメカニズム

花粉症の鼻づまりは、粘膜が鼻炎によって腫れて膨らみ、空気の通る穴をふさいでしまうことが原因だ。
鼻炎時に生じる鼻みずはサラサラとして水っぽいため、鼻づまりの直接的な原因にはなりにくい。そのため、いくら鼻をかんだところで鼻づまりが治まることはなく、ティッシュを鼻に突っ込んだところで空気が通ることはない。むしろ鼻炎を悪化させてしまう可能性さえある。

鼻に貼って鼻づまりを解消するテープなどは、腫れて小さくなってしまった鼻腔を物理的に開くことで空気を通れるようにしている。対処両方でしかないが、このテープに眠るときの苦しみを和らげてもらった人は多いだろう。

花粉症対策。鼻づまりの解消に効果的なツボは?

まずは鼻づまりを解消するツボを紹介。ツボ指圧の効果は個人差が大きくこれで花粉症の鼻づまりが解消するかどうかは人次第といったところだが、道具を必要とせずその場ですぐに試せるので手軽な対策方法だ。

鼻みず・鼻づまりに定番のツボ「迎香」、「鼻通」

まずは鼻の周辺に存在するツボ。なかでも小鼻と歯ぐきの間の辺りにある「迎香(げいこう)」というツボは、鼻水や鼻づまりを解消するツボとして定番。「指で3秒ほど静かに押して5秒ほど休む」というリズムで3回ほど押すのが効果的とされている。

小鼻の少し上にある「鼻通(びつう)」というツボも鼻づまり解消に良いツボとされている。人差し指を鼻通のツボにそえ、鼻筋にそってやや強めに滑らせるように上下させるのが効果的とされている。鼻通という名の通り、鼻づまりを解消させすっきりとさせてくれるのだとか。

花粉症対策の頭頂部のツボ「百会」

頭痛を抑え血行を促進するといわれてるツボが、頭頂部にある「百会(ひゃくえ)」というツボ。ストレス解消や自律神経失調症の緩和にも効くとされ、幅広い効果があるといわれている。鼻づまりの解消もそのひとつ。指先でツボを揉む方法の他、軽く握りこぶしをつくってトントンと叩いていくのも良いとされている。

鼻づまり効く腕のツボ「孔最」

頭痛を抑え血行を促進するといわれてるツボが、頭頂部にある「百会(ひゃくえ)」というツボ。ストレス解消や自律神経失調症の緩和にも効くとされ、幅広い効果があるといわれている。鼻づまりの解消もそのひとつ。指先でツボを揉む方法の他、軽く握りこぶしをつくってトントンと叩いていくのも良いとされている。

花粉症対策。鼻づまりを解消する薬は?

ツボや民間療法よりもしっかりと効果が出るのが、薬による対策。しかし耐性ができたり副作用があったりとデメリットもあるため、鼻づまり解消にツボ刺激などをするかそれとも薬に頼るかは、状況に応じて選択しよう。

原因に働くアレルギー薬の定番「抗ヒスタミン薬」

『アレグラ』や『アレジオン』などに代表される抗ヒスタミン薬。アレルギー反応の原因となる体内で合成された「ヒスタミン」を抑制する薬品だ。鼻みず・鼻づまりの他にも酔い止めの成分としても用いられる。眠気や認知機能の低下などといった副作用をおさえた「第二世代抗ヒスタミン薬」が現在の主流。

抗ヒスタミン薬はアレルギー反応の原因に対して働きかける薬ではあるものの、花粉が飛散する時期より早く服用しないと効果が薄いとされる。花粉症の症状が出てから服用し始めても、効果が実感できるまでに時間を要するかもしれない。

鼻づまりの解消に効果的な「抗炎症剤」の点鼻薬

粘膜の一時的な腫れに効果的とされる薬が「抗炎症剤」だ。中でもステロイドの点鼻液は鼻づまりの解消に強力な作用をみせるものの、鼻づまり解消効果はやはり一時的で個人差が大きいとのこと。

鼻づまりの改善に最適な「血管収縮剤」の点鼻薬

鼻づまりの解消に劇的な効果を見せるのが「血管収縮剤」だ。鼻粘膜の血管を収縮させることで腫れを抑え、鼻づまりを解消する効果がある。

しかし薬の効果が切れるとまた血管は膨張してしまう。ここでふたたび薬を使用――といったことを繰り返していると、徐々に血管が固く頑丈になっていき、薬の効果が薄れていってしまう。このような状態を「薬剤性鼻炎」と呼ぶのだが、血管収縮剤の乱用は薬剤性鼻炎を招く恐れがあるため厳禁とされている。

その他の花粉症対策

薬やツボの他にも、人々は多くの方法で花粉症と闘っている。ここではその中でも効果があったとされる花粉症対策・鼻づまり解消方法を紹介していこう。

漢方薬・食品による花粉症対策

小青竜湯(しょうせいりゅうとう)は花粉症の漢方薬としては一般的。花粉症の鼻づまりだけでなくほとんどのアレルギー疾患に対し効果的とされている。小青竜湯は8種類の自然由来の生薬を混ぜたものだ。

原因ともいわれる腸内環境を改善「ヨーグルト」

ヨーグルトが花粉症にとても効果的だという話をよく耳にする。ツボの項目でも紹介したが、花粉症の原因は大腸だという思想もあるので、眉唾といいがたいのかもしれない。腸内環境の悪化は花粉症のみならず万病の原因となるので、健康的でいたいならばヨーグルトなどでの町内環境改善は効果的だろう。

自律神経に働きかける鼻づまり解消

脇にペットボトルを挟む

東京都内の耳鼻科医が考案した鼻づまり解消法。自律神経が集中した脇の下をペットボトルで圧迫することで挟んだほうとは逆側の鼻腔が拡張されるそうだ。ペットボトルがない場合は、ボールや逆の手の握りこぶしを挟んでも良いとされる。

鼻づまり解消の基本・身体を温める

ジョギングなどの軽い運動やお風呂で身体を温めるのも、鼻づまりには効果的。血行がよくなり鼻腔が広がり鼻づまりが解消されるからだそうだ。また、集中状態や緊張状態でも鼻づまりは一時的に解消される。

寝ると苦しい。睡眠時の鼻づまり対策ってないの?

花粉症による鼻づまりでもっとも苦しいのは睡眠時だろう。横になると途端に鼻がつまってしまうという人も少なくない。

寝る前に蒸しタオルで温める

前述したように、温めると鼻づまりの一時的な改善が望める。冷えてしまえばまた元通りつまってしまうのだが、寝入りの改善には効果的だろう。また、顔を温めることには精神的なリラックス効果もあるため、オススメしたい方法だ。

寝るときにタマネギを嗅ぐ

鼻を温めると鼻づまりは改善されるのだが、スライスしたタマネギを寝る前に嗅ぐのも鼻づまり対策に効果的といわれる。タマネギに含まれる「硫化アリル」という成分が鼻づまりに効果的に働くのだ。タマネギ臭くはなってしまうものの、寝苦しさよりはマシだろう。スライスしたタマネギは、翌朝のスープなどにでも使おう。ちなみに硫化アリルはワサビやニラなどにも含まれているそうだ。

メントールを用いる

「スースー」するメントールのクリームなどを鼻の下に塗るのも対策に効果的だ。ハッカ臭による爽快感だけでなく、メントールには局所血管拡張作用効果があるため、鼻粘膜の血管が適度に拡張され、鼻づまりを解消する効果が期待できる。

花粉症対策には厳禁?鼻づまりを悪化させるやってはダメなこと

あの手この手で花粉症と闘っている人々の中には、間違った対策法で返って花粉症を悪化させてしまう人もいる。ここでは間違った花粉症対策やその原因を紹介しよう。

帰宅時、玄関前で服を叩くのが花粉症の原因に

帰宅したときに玄関前で服を叩いて花粉を落とそうとする行為。実はこれはNGなのである。パタパタと叩くことで花粉が舞い上がり、吸い込んでしまう原因となる。濡れたタオルやウェットティッシュなどで花粉が飛ぶような原因を抑えながら花粉を除去しよう。

部屋の花粉を取るために掃除機を使うのも悪化の原因

室内の花粉を除去するために掃除機を使うのも悪化の原因。掃除機から出る排気で、まだ吸っていない花粉が花粉が飛び上がってしまうのがその原因だ。こちらも濡れ雑巾で花粉が飛ばないように対策して取り除いていこう。

空気清浄機も原因になるかも

締め切った部屋で使う空気清浄機は効果的なものの、場合によっては症状を悪化させる原因に。空気清浄機は部屋中の空気をかき回しながら花粉を除去していくため、花粉量が多い部屋では稼動し始めは悪化の原因になってしまうのだ。極力、部屋に花粉が侵入できないような状況を作り、出入りが多い家庭の場合は玄関に空気清浄機を置くなどの工夫をしよう。

花粉症の鼻づまり。その対策に関するまとめ

花粉症の原因や対策、鼻づまりの解消法に関するまとめは以上だ。毎シーズンのことなので花粉症対策には手馴れた人もいるかもしれないが、症状はいつまでたっても慣れるものではない。花粉対策は毎年色々と考案され、効果的であったりなかったりと結果も色々だ。それでも毎年やってくる花粉の苦しみは何とかして乗り切るしかないのである。

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