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クラウドブレッドの作り方紹介!フライパンでもOK?保存はできる?
欧米で注目を浴びているクラウドブレッドは、もう食べましたか。外はサクッとしているのに、中はふわふわというクラウドブレッドを自宅で簡単に作ってみましょう。クラウドブレッドは色々なアレンジもできるので、一度作ってみるとアイディアがたくさん出てくるかもしれませんね。

目次
クラウドブレッドって何?
突然ですが、クラウドブレッドって聞いたことはありますか。最近欧米で人気のパンです。SNSなどにも多く取り上げられて日本でも人気が出てきました。
クラウドブレッドを直訳すると、雲パンです。平べったくて、シュークリームの皮のようにも見える、ふわふわとして軽い感じのパンです。このクラウドブレッドは、卵、クリームチーズ、ベーキングパウダーといったシンプルな材料で作ることができます。
パンなのに、小麦粉を使わないという点がクラウドブレッドの特徴です。またパンの作り方には発酵など時間がかかる工程がありますが、クラウドブレッドの作り方にはありません。味もシンプルでほどよい塩味で美味しいです。
そのため、色んな食材とも相性がよく、サンドイッチのように主食としてもいいですし、ロールケーキなどデザートとしても美味しいです。少ない材料で、家でも簡単に作ることができるので嬉しいですね。
クラウドブレッドが人気のポイントは
クラウドブレッドが人気となっているポイントは3つあります。その人気のポイントを紹介していきます。
グルテンフリー
まず1つ目は、グルテンフリーです。グルテンフリーとは、その名の通りグルテンがないという意味です。グルテンとは、小麦や大麦など穀物の胚乳からできるたんぱく質のことを言います。
美容やダイエットのために、また糖質制限ダイエットなどにグルテンフリーの食生活が取り入れられるようになってきました。
このグルテンは、血糖値を急上昇させることで食欲を増進させたり、グルテンによるアレルギー症状を発症させる場合があります。グルテンの摂り過ぎは、体の老化を早めシミやシワといった肌へダメージを与える可能性があるとも言われています。
したがってグルテンフリーとは、血糖値の急上昇や食欲増進によって太りやすくなるということで、グルテンを含むものを摂取しないという考え方です。通常のパンは、小麦など穀物から作られます。しかしクラウドブレッドはそういった穀物を使わない作り方をするので、グルテンフリーの食品となります。
低カロリー
先ほども説明した通り、クラウドブレッドの作り方は小麦を使わず、卵、クリームチーズ、ベーキングパウダーで作るので、通常のパンに比べるとかなりカロリーが低くなります。
クラウドブレッドの大きさにもよりますが、カロリーは1枚当たり30~40キロカロリーと言われています。通常のパンに比べるとかなり低カロリーで高たんぱくな食べ物と言えます。
作り方が簡単
先ほども紹介したように、クラウドブレッドの作り方はとても簡単です。少ない材料で作ることができ、短時間で完成させることができます。毎朝クラウドブレッドを手作りしてもいいですね。また作り方が簡単なので、子供と一緒に作っても楽しいですよ。

クラウドブレッドの作り方
それでは、クラウドブレッドの作り方を紹介していきます。とても簡単なので、ぜひ家で作ってみてください。
材料
卵、クリームチーズ、ベーキングパウダー
作り方
卵を卵白と卵黄に分けておきます。まず卵白を軽く混ぜ、ベーキングパウダーを入れてよく泡立てメレンゲを作ります。次に卵黄を少し混ぜ、クリームチーズを入れてよく混ぜます。
さきほどのメレンゲの3分の1を卵黄に加えてよく混ぜ合わせます。残りのメレンゲも加えて混ぜ合わせたら生地の完成です。クッキングシートに生地を落としていきます。オーブン170℃で13分焼いたら完成です。
クラウドブレッドはフライパンで焼ける?
クラウドブレッドはフライパンで焼くこともできます。フライパンで焼くとオーブンのようにきれいに膨らまない場合があります。フライパンで焼く場合は、生地を高い所から流し込むと空気が入りやすいです。おすすめはやはりオーブンですが、フライパンでも大丈夫です。
クラウドブレッドをアレンジしよう
クラウドブレッドはシンプルな味なので、色々な食材との相性がいいです。そのためアレンジを楽しむことができます。
トッピング
クラウドブレッドをオーブンで少し焼いた所に、くるみや小さく切ったベーコン、ゴマなどをのせ再度よくオーブンで焼くといったトッピングもおすすめです。トッピングの材料が、アクセントになり味や食感の違いを楽しむことができます。子供のちょっとしたおやつにもおすすめです。
生地のアレンジ
基本的なクラウドブレッドは卵の味が強くなり、さほど甘味はありません。そのため、生地にハチミツや砂糖を加えて甘い生地にしたり、塩を加えておやつではなく食事用のパンとしてもいいです。
その他には、クリームチーズやカッテージチーズの代わりに、水切りヨーグルトや緒からパウダーを使っても作ることができます。さっぱりとした味わいになります。
スイーツや食事用にアレンジ
出来上がったクラウドブレッドに生クリームや果物をはさんだり、クラウドブレッドを重ねてメープルシロップやハチミツをかけてパンケーキのようにしても美味しいです。
その他には、野菜やハムをはさんでサンドイッチにしたり、クラウドブレッドの上にツナやトマト、マヨネーズをのせてピザのようにしても美味しいですよ。
クラウドブレッドはスイーツにも食事パンにもなるので、とても便利です。オリジナルのクラウドブレッドのアレンジ方法をたくさん見つけて、美味しく味わってください。
クラウドブレッドでバーガーピンチョス!のレシピ
クラウドブレッドの材料
卵、クリームチーズ、ハチミツ、ベーキングパウダー
中身の材料
アボカド、サラダ菜、キャビア、生ハム、クリームチーズ、ピクルス、ベーコン、トマト、しそ、照り焼きつくね、マヨネーズ
作り方
クラウドブレッドを小さめに焼いていきます。あとは、好きな材料をクラウドブレッドにはさんで、ピンでさせば完成です。おもてなし料理の一品やおやつにもいいですね。
クラウドブレッドで作るふわふわロールケーキのレシピ
材料
卵、クリームチーズ、ベーキングパウダー、生クリーム、ラカントS
作り方
通常のクラウドブレッドを焼く時は、パンケーキのような形にしますが、今回はロールケーキにするので、クッキングシートを敷いたオーブン皿にそのまま流し込みます。オーブンで焼いたら、乾燥しないようにラップをかけて冷まします。
クリームチーズとラカントSを混ぜておきます。生クリームはつのが立つ直前くらい泡立てておきます。この2つを混ぜ合わせ冷蔵庫で冷やします。
クラウドブレッドも生クリームも冷えたらロールケーキにしていきます。巻き終わったらラップで包み冷蔵庫でねかせたら完成です。
作ったクラウドブレッドの保存方法は
ここまで、クラウドブレッドの作り方について紹介してきましたが、作ったクラウドブレッドの保存はどうしたいいのでしょうか。
クラウドブレッドの保存方法は簡単です。まずクラウドブレッドを1枚ずつラップで包みます。その時に空気が入らないように注意してください。
ラップに包んだクラウドブレッドは、冷凍保存用の袋に入れて冷凍保存してください。ラップに包んだ時と同じように、冷凍保存用の袋にも空気が入らないようにできるだけ空気を袋から出して保存するようにしましょう。
しかし、あまり空気を抜きすぎてクラウドブレッドをつぶしてしまっては意味がないので、空気を抜く時は注意してください。また冷凍保存する時に、クラウドブレッドの上に他の食べ物を重ねないようにしてください。
冷凍保存したクラウドブレッドを食べる時は、自然解凍して食べるか電子レンジで温めるといいです。フライパンで焼いて食べても美味しいです。その他には、トースターで焼いても美味しいです。トースターで焼くと外がサクッとして、通常のクラウドブレッドとはまた違った楽しみができますよ。
クラウドブレッドを作る時の注意点
クラウドブレッドを作る時の注意点をご紹介します。
クラウドブレッドは、ふわふわな食感が人気で美味しい食べ物なので、ふわふわに仕上げる必要があります。そのため、泡立てた卵白をつぶすようなことは控えてください。クリームチーズと混ぜ合わせる時には、空気をつぶさないようにサクッと混ぜてください。
またオーブンではなくトースターで焼く場合は、焦げつきやすいので注意が必要です。できればオーブンがおすすめです。
クラウドブレッドを作る時に使うクリームチーズは、常温に戻しておくか電子レンジで温めて、やわらかくしておくと材料と混ざりやすいです。注意点に注意して美味しいクラウドブレッドを作ってみてください。
ヘルシーなクラウドブレッドを生活に取り入れよう
低カロリーで高たんぱくなクラウドブレッドは今後も注目されること間違いなしです。ぜひ作って食べてみてください。クラウドブレッドの新食感にビックリするでしょう。
クラウドブレッドは小麦を使わないので、小麦アレルギーの人や糖質制限ダイエットをしている人におすすめです。色々なアレンジを楽しめるのもいいですね。色々とアレンジし過ぎて食べ過ぎるのには注意してください。