ほうれい線が出来る原因とは?消し方・予防法・何歳から出来るのかチェック!

老けてみえる最大の原因と言われるのが「ほうれい線」。一度できたからといって、諦めないで!適切な消し方や予防法というものがあります。そこで今回はほうれい線が出来る原因を徹底分析。消し方・予防法・何歳から出来るのかをチェックしていきます。

ほうれい線が出来る原因とは?消し方・予防法・何歳から出来るのかチェック!

目次

  1. ほうれい線とは?原因は?消し方は?
  2. 「たるみ」が原因でほうれい線ができる
  3. 「乾燥」が原因となって生まれるほうれい線
  4. 「顔のむくみ」を放置するとほうれい線の原因になる
  5. 顔の骨格の歪みが原因でほうれい線ができる!
  6. 遺伝が原因ならほうれい線は諦めるしかない?
  7. 「線維」の減少がほうれい線の原因になる
  8. 筋肉の衰えが原因でほうれい線ができる
  9. 紫外線はシミだけでなく、ほうれい線の原因にもなる
  10. ほうれい線の原因となる「無理なダイエット」
  11. 血行不良と新陳代謝の低下が原因でほうれい線ができる
  12. 生活習慣の乱れがほうれい線の原因になる
  13. 僧帽筋のコリが原因でほうれい線ができる
  14. 目の酷使が原因でほうれい線ができる!?
  15. ほうれい線は喫煙という原因でもできてしまう
  16. ほうれい線の消し方(1)エクササイズ
  17. ほうれい線の消し方(2)マッサージ
  18. ほうれい線の消し方(3)治療
  19. ほうれい線の消し方(4)その他
  20. ほうれい線予防法(1)スキンケア
  21. ほうれい線予防法(2)生活改善
  22. ほうれい線予防法(3)エクササイズ
  23. ほうれい線予防法(4)グッズ
  24. ほうれい線の原因を知り、消し方を知り、予防法を実践する

ほうれい線とは?原因は?消し方は?

大人女子を悩ませるものは数多くありませんが、年齢以上にふけて見えてしまう「ほうれい線」ほど嫌なものはありません。「豊麗線」「法令線」「豊齢線」などさまざまな表記をする「ほうれい線」ですが、鼻の両脇から唇の両端に伸びる2本の線は女子の大敵です。

それではほうれい線は何歳から口元にあらわれるのでしょうか。一般的に30代で鼻の脇あたりに登場し始めます。40代になるとほうれい線は口元の脇まで成長し、50代になると分身し「分線」があらわれるようになります。何歳からほうれい線が現れるかには個人差があり、30代でも分線が現れ、大幅にフケて見える人もいます。

20~30代に見られるほうれい線は、「乾燥」「紫外線」による肌への刺激や、表情や仕草のクセ、急激なダイエットなどで出来てしまうことが多いようです。20〜30代であれば肌の弾力を保つ機能がまだ保たれているので、適切なケアでほうれい線を消せることが多いようです。

40~50代にみられるほうれい線は加齢によるものがほとんどです。肌からはコラーゲンが失われ、血流の停滞がリンパ流れを悪くします。また、顔の筋肉の衰えがスタートするのもこの時期です。ケア不足によるほうれい線ではありませんので、根本的な対策が求められるのがこの年代のほうれい線です。

そこで今回は何歳から現れたとしても嫌なほうれい線ができる原因を徹底分析し、有効な消し方や予防法について徹底的に分析・検証してみたいと思います。

「たるみ」が原因でほうれい線ができる

何歳から現れてもほうれい線は嫌なもの…そんなほうれい線ができる第1の理由は「たるみ」です。頬の肉がたるんでくるとほうれい線ができやすくなります。たるむ原因は頬を支える筋肉と口元の筋肉が硬くなり、頬の肉を持ち上げるだけの柔軟性を失ってしまうためです。

肌がたるむのは皮膚組織のうち「真皮」が衰えることで発生します。真皮は表皮と皮下組織に挟まれる部分で、コラーゲンやエラスチンからできています。網目状にコラーゲンやエラスチンが組み合わさることで、肌の弾力は作り出されています。紫外線や加齢が、これら繊維を減少させるため肌のハリは失われます。

肌のハリが失われると、肌は形状記憶状態に陥ります。その状態で同じような表情を毎日作っていると、その状態で肌が固定されてしまいます。そのためほうれい線ができがちな表情を毎日することで、それが肌に記憶として刻みこまれてしまうのです。

「乾燥」が原因となって生まれるほうれい線

乾燥は肌の大敵であることは広く知られている事実です。保湿を怠り、肌が乾燥した状態を放置していると、肌の上には皮膚のヨレである小ジワができてしまいます。小ジワはそれぞれ独立した存在ですが、表情のくせによって同じ場所に「小ジワ」ができてしまいがちです。同じ場所にできた小ジワが集積することで、「ほうれい線」を形成してしまいます。

肌には本来的に乾燥を防ぐ機能が備わっています。保湿物質が角質層の下に水分を保持することをサポートします。保湿物質とは皮脂膜、天然保湿因子、細胞間脂質です。保湿物質が不足すると角質層の水分が失われ乾燥してしまいます。

乾燥は表皮から柔軟性を奪います。そして表皮が機能しないことで、真皮が影響を受け、小ジワを作り出していしまいます。浅く細かい小ジワは集積することによってほうれい線へと進行します。

「顔のむくみ」を放置するとほうれい線の原因になる

10代〜20代の若い人が乾燥小じわやそこから発展するほうれい線に悩まされることはまれです。若い女子たちの顔にほうれい線を生み出す原因として多いのが「顔のむくみ」です。顔のむくみは何歳からでも発生してしまいます。放置してしまうと、それがほうれい線を生み出す原因になってしまいます。

それではむくみはどのような理由から発生してしまうのでしょうか。一般的には「水分、塩分、アルコールの取りすぎ」「猫背」「前傾姿勢」「運動不足」「長時間にわたる姿勢の固定」「からだの冷え」「睡眠不足」などです。

最近はスマートフォンを長時間利用するため、ストレートネックや猫背、前傾姿勢になりがちな若年層が多いと言われています。顔がむくむということは、血行が滞っており、老廃物などがたまりやすくなります。それがやがてほうれい線へとつながってしまうのです。

顔の骨格の歪みが原因でほうれい線ができる!

顔の骨格も他の部位の骨格と同様に歪むことがあります。顔の骨格の歪みを放置すると、それにつられて顔の皮膚にも変な歪み、ヨレが発生してしまいます。その歪み・ヨレがやがてほうれい線へと発展することがあります。

生まれつきの骨格の歪みもありますが、何歳からでも発生してしまう歪みがあります。それは、日常でついやってしまう行動などの生活習慣が原因で生じるものです。例えば、同じ方ばかりで頬杖をつく、猫背・姿勢が悪い、食事の時に左右どちらか片方で噛む、いつも同じ方向を向いて寝る、などです。

左右どちらかの顔・体ばかり使ったり、重心をかけていたりすると、左右のバランスが崩れて顔・体に歪みが生じます。体が歪みがやがて顔の骨格の歪みにつながり、最終的にはほうれい線を生み出すことにつながってしまうのです。

遺伝が原因ならほうれい線は諦めるしかない?

皆さんは骨格や肉付きを全てコントロールできると思いますか?ダイエットや運動によってある程度の調整はできるのでしょうが、骨格や肉付きを根本から変えることは無理です。肉付きや骨格を左右するものの一つに遺伝があります。遺伝であれば、年齢の経過や何歳からとか関係なく、ほうれい線ができてしまいます。

例えば、遺伝によって頬骨の位置が高くなる人がいます。頬骨が高い人(頬骨が出ている人)は顔の凹凸がはっきりしてしまいます。頬骨が出ていて、鼻が出ているので、その境界線にあるほうれい線がくっきり、はっきり目立ちやすくなってしまいます。

また、遺伝によって顔の骨格が丸い、丸顔の人がいます。丸顔の人はその特性上、頬に肉がつきやすいという特徴があります。頬に肉や脂肪がつきすぎてしまうと、重力によって下がりやすくなります。頬の肉が垂れ下がることによって、鼻との境界線上にほうれい線ができてしまいます。

上記のような骨格を遺伝してしまった場合、10代や20代であってもほうれい線が顔の上にあらわれることがあります。下記で説明するほうれい線の解消法や予防法を実践し、早めに対策をとることが必要になってきます。

「線維」の減少がほうれい線の原因になる

皮膚は外側から順に表皮、真皮、皮下組織という重層構造になっています。表皮は0.2mm程度のごく薄い膜、その下の真皮は2mmほどの層で、その下の皮下組織との間で「クッション」のような役割を果たします。

肌の弾力、ハリを決定するのが「真皮」です。真皮はコラーゲンとエラスチンという線維によって構成されています。コラーゲンは線維状のタンパク質で、ネットのように縦横に編まれています。縦横の網目を支えているのが、エラスチンという線維です。

エラスチンやコラーゲンは何歳から減少し、たるみの原因になるのでしょうか。残念ながら線維は、20代半ば以降は減少してしまいます。これら線維を作り出している「線維芽細胞」の生成機能が衰えてくるからです。加齢・紫外線・ストレスが機能低下を助長させます。

エラスチンやコラーゲンといった線維が減少することで、肌はハリや弾力を失い、重力の力で垂れ下がります。垂れ下がった頬が、鼻と頬骨の間に隠しきれない溝=ほうれい線をつくり出してしまいます。

筋肉の衰えが原因でほうれい線ができる

肌は筋肉にによって支えられています。しかし、年齢を重ねていくうちに筋肉が衰え、重力に負けてしまうようになります。これはお腹や二の腕だけでなく、顔も同じです。筋肉の衰えが肌のたるみと、それにともなうシワをつくりだしてしまいます。

顔の筋肉が年齢とともに減ると、肌の弾力性も失われていきます。それと同時に皮下組織の中では、細胞と細胞の間にすき間ができてきます。加齢に伴うこれらの現象が何歳から現れるかは個人差があります。しかし、大筋において避けることができません。

「肌のハリがなくなる」、「目の下がたるむ」、「二重あご」なども同様に筋肉の弛緩によって発生する現象です。

紫外線はシミだけでなく、ほうれい線の原因にもなる

紫外線は大人女子の天敵です。お肌の上にシミをつくりだし、黒ずんだ肌をつくりだしてしまいます。しかし、紫外線の問題はそれだけではありません。長時間紫外線を浴びると、肌がたるむ原因にもなってしまうのです。

紫外線を大量に浴びてしまうと、真皮層で肌のハリをつくりだしているコラーゲン線維やエラスチン線維、そして線維を生み出す細胞そのものを破壊し、線維の生成を阻害してしまいます。その結果、肌はハリを失い、たるみ、ほうれい線をつくりだしてしまいます。

真皮まで届く長波長の紫外線A波は、窓ガラスも透過し、一年中私たちの肌に降り注ぎます。意識高い系女子の間では「一年中日焼け止めを塗る」ことは常識ですが、日焼け止めを怠る女子のほほでは、線維がどんどん失われ、ほうれい線が顔の上に刻まれてしまうのです。

ほうれい線の原因となる「無理なダイエット」

適度なダイエットは体の新陳代謝を向上させ、肌を美しくします。血行が促進されることで、肌が必要とする栄養分、水分、酸素が十分に届くようになり、肌の健康にとっても重要です。適度なダイエットは顔から余分な脂肪を取り去り、小顔効果もあります。

しかし、無理なダイエットには注意が必要です。短期間で大幅に体重を落としてしまうと、皮膚が体重減少に追いつかず、たるんでしまいます。何十キロも体重を落とした人の皮膚が、だらんと垂れ下がっている様子は、テレビのダイエット番組でしばしばみられる光景です。

顔の肌も同じです。急激にヤセると、肌がたるみ、シワをつくりだします。脂肪が垂れ下がるのではなく、皮膚が垂れ下がることによって、顔に深いほうれい線を刻んでしまいます。

血行不良と新陳代謝の低下が原因でほうれい線ができる

ほうれい線ができてしまう一つの原因に肌の衰えがあります。体の中から肌に栄養を届ける役割を果たしているのは血液です。食事を通じて取り入れた栄養分は、小腸で栄養分が取り出され、血液にのって体を駆け巡ります。

また、肺を通じて取り込まれた酸素もまた血液を通じて全身に運搬されます。さらに、小腸から吸収された水分も血液を通じてみずみずしい肌をつくりだしてくれます。

栄養・酸素・水分を届ける血液が順調に体を巡っていれば良いのですが、偏った食事などで血行不良が発生すると、血液の流れが滞ります。場合によっては、血液がドロドロになり、流れがさらに停滞します。

血行が不良になると肌の新陳代謝に必要な栄養素を届けられなくなるだけではなく、老廃物の代謝にも支障がでてしまいます。老廃物はリンパ管を通じて、最終的には尿便によって体外に排出されます。しかし、血行が悪くなると、リンパ液の流れも悪くなり、老廃物が肌に蓄積しやすくなります。

何歳から血行不良になるかは個人差があります。しかし、血行の不良は肌の新陳代謝を妨げ、老廃物の蓄積が肌のたるみを引き起こします。その結果、鼻と頬の間に深い溝とほうれい線をつくりだしてしまうのです。

生活習慣の乱れがほうれい線の原因になる

近年では、若年層にもほうれい線の悩みがでてきています。その原因と思われるものに、日頃の生活習慣の乱れがあります。仕事などが厳しく過度のストレスを負ってしまっている、連日の残業やゲームやスマートフォンなどで睡眠不足に陥っている、自分の好きなものだけを食べる偏った食事をしているなど、バランスに配慮しない生活スタイルが、肌の衰えやほうれい線を生み出してしまいます。

僧帽筋のコリが原因でほうれい線ができる

最近、スマートフォンなどを常時使用することによって、ストレートネックや猫背になりがちな若者が増えています。常時前傾姿勢をとっていると、僧帽筋が固くなってしまいます。僧帽筋が固くなるということは、肩がこるということです。

顔の皮膚や筋肉は「僧帽筋」によって引き上げられています。前かがみの姿勢が多くなると、僧帽筋は固くなり、柔軟に動かせなくなってしまいます。僧帽筋が柔軟に動かないと、顔の筋肉と皮膚を引き上げる力が無くなり、ほうれい線を生み出す一因となります。

目の酷使が原因でほうれい線ができる!?

スマートフォンやパソコンなどの画面を常時みている現代人は、目が疲れがちです。目の焦点が前後に移動することが少なくなり、目の焦点を調整する筋肉が緊張状態におかれます。肩がこるように、目の筋肉がこってしまい、目の疲れをもたらします。

目の筋肉にこりが蓄積されてしまうと、目の筋肉と口の筋肉をつないでいる「上唇挙筋」が凝り固まってしまいます。上唇挙筋のこりがほうれい線を生み出してしまうのです。

ほうれい線は喫煙という原因でもできてしまう

ビタミンCは肌のハリを保つ上で大切な栄養素です。しかし、タバコを吸うと体内のビタミンCが破壊されます。「喫煙が美肌の大敵」と言われるのはそのためです。肌のハリが失われることによって、皮膚がたれさがります。垂れ下がった皮膚が「ほうれい線」を生み出してしまいます。

ほうれい線の消し方(1)エクササイズ

何歳から発生したとしても嫌なのがほうれい線です。しかし、自分の顔の上にほうれい線ができてしまったら放置してはいけません。消す努力をしましょう。ほうれい線を消す方法にはいくつかの手段があります。

消し方(1)「フェイスエクササイズ」

表情筋を鍛えるエクササイズの一つをご紹介します。

(1)箸をくわえます。(2)上下の唇をつけたまま、唇を横に引きます。(3)(2)の状態で5秒間キープします。(4)口角だけを上げて微笑んだ状態を作ります。(5)(4)の状態で5秒間キープします。(6)口角を上げ、歯を見せて笑います。

消し方(2)「ベロ回し体操」

ほうれい線ができる原因の一つが表情筋の衰えでした。ベロ回し体操は舌を回すことで表情筋を鍛えられます。表情筋を鍛えると、頬の皮膚と脂肪をリフトアップできます。

また、ベロ回し体操を行うことによって、顔の血行も促進できます。表情筋の筋トレと血行促進によってほうれい線が出来るのを防止します。

(1)ベロの先を上の歯と歯茎の間に入れます。口はすぼめた状態で行ってください。(2)ベロでほうれい線を口の中から押しながら、右方向に円を描くように20回程度ぐるぐる回します。(3)べろを左方向にも20回ほど大きな円を描くように回します。

消し方(3)「顔ヨガ」

ほうれい線を消すのに有効な顔ヨガをご紹介します。舌を使って頬の内側からほうれい線をプッシュし、ほうれい線ができないように圧力をかけていきます。

(1)舌先を、口の内側からほうれい線に沿わせながら、口の周りを時計回りに5回、アイロンをかけるように頬の内側をプッシュします。(2)反時計回りにも同じように5回プッシュして下さい。(3)合計で10秒ほどかけてゆっくり動かして下さい。

ほうれい線の消し方(2)マッサージ

消し方(1)「ほうれい線リンパマッサージ」

顔のたるみにとって負担になるのは皮下脂肪だけではありません。老廃物の蓄積が顔のたるみとほうれい線を生み出します。体の中で生み出される老廃物がうまく排出されないと、蓄積してしまいます。

老廃物の排出を担うのはリンパ液です。しかり、リンパ液は心臓のような循環機関をもたないため滞りがちです。滞ったリンパ液を円滑に循環させるためには、リンパマッサージが有効です。

顔のむくみ、たるみをとるためのリンパマッサージでは、首筋のリンパ節である耳の前、首筋、鎖骨という順番で流れるように上から下へ丁寧にマッサージしましょう。

消し方(2)「ほうれい線消しマッサージ」

ほうれい線をたった1分で消すマッサージがあります。まず口の中に筋肉を指を用いてマッサージします。その際、口の中に手を入れて舌から上に向かってマッサージをしましょう。

口の中の筋肉を解して柔らかくすることで弾力ができ、ほうれい線を薄くする効果があります。

次に口を膨らませたり、へこませたりしましょう。口の内側からシワを伸ばして、ほうれい線を薄くしていきます。最期はゆっくりと顔をリラックスさせます。

外からほっぺたをつまんで、下から上にスライドさせて下さい。たるんだ頬を引き締めて、ほうれい線を薄くしましょう・

消し方(3)「ほうれい線ツボ押しマッサージ」

顔にはたくさんのツボがあります。このツボの中からほうれい線を消すのに有効なツボ押しをご紹介します。頬骨の下にあるツボは笑顔のツボとも呼ばれ、上唇を引っぱる頬の筋肉と肌のハリを回復させなます。

ツボの場所鼻の両脇、小鼻の外側と黒目からまっすぐ下に下ろした線が交わうところにあります。人差し指のはらを使い、指を垂直に軽く押しましょう。 左右同時に5秒間押し、ゆっくり離す動作を5回繰り返します。

口のすぐ横、ほうれい線に近いツボは、気の巡りを良くし口角をアップする効果があります。口角の外側にあるツボを心地いいくらいの力加減で、ゆっくりと押しましょう。 左右同時に5秒間押し、ゆっくりと離す動作を5回繰り返します。

ほうれい線の消し方(3)治療

消し方(1)「ヒアルロン酸注射」

これまではほうれい線を消すためのエクササイズやスキンケアをご紹介してきました。それでもほうれい線が解消されない場合、美容整形という選択肢があります。

ほうれい線を解消するための施術の一つは、直接ほうれい線の部分にダイレクトにヒアルロン酸を注入し、ほうれい線の溝を無くす施術です。処置時間も短く、即効性も高く、副作用のリスクが小さいのがメリットです。

ただし、持続性は低いのがデメリット。ヒアルロン酸は元々体内にある成分であるため、注入したヒアルロン酸が体内に吸収されてしまいます。効果を持続したければ数か月単位で定期的に注射を続ける必要があります。

消し方(2)「ボトックス注射」

ほうれい線を消す美容整形の一つに「ボトックス注射」があります。ボトックスは筋肉と神経の結合部に作用し、局所的に筋肉の動きを弱めることで、筋肉の収縮を抑制します。

ボトックスを注入し筋肉のバランスをコントロールをすることで、表情じわを軽減します。また、えらをなくす、あごを細く尖らせるなどの小顔効果や、ふくらはを細くしなやかにする効果も得られます。

ボツリヌス菌から取り出される成分を直接筋肉に注入し、固まっている筋肉をほぐします。この注射を頬に行うことで、表情ジワやほうれい線が目立ちにくくなります。

消し方(3)「スプリングスレッド」

ほうれい線を消すプチ美容整形の一つに「スプリングスレッド」があります。これは、安全性の高い素材の糸で引き下がってしまったたるみの部位を持ち上げる治療法です。

伸び縮みする糸(スプリング)を使用しますので、仕上がりは自然です。ヒアルロン酸注射やボトックス注射に比べ、肌になかなか吸収されず、効果の持続性も高いと言われています。

「糸」とはいっても体との親和性が高いので、通常何らかの障害をもたらすものではありません。ただ、体質には個人差があるので、信用できる医療機関を選択し、体質などの綿密なチェックを受けた後に、施術を受けるようにしましょう。

ほうれい線の消し方(4)その他

消し方(1)「白ごま油うがい」

ほうれい線対策に効果が高いと最近話題なのが「白ごま油うがい」といううがいです。通常のごま油ではなく、焙煎されていない「白ごま油」を使用します。インドに伝わるアーユルヴェーダを日本に導入したものです。

白ごま油を100℃以上まで熱し、その後冷却します。冷却後大さじ1杯程度の白ごま油を口に入れ、うがいします。以上で終了です。

うがいだけでほうれい線が消えるのは、白ごまの成分の吸収によるものです。舌の裏側の吸収力が高い部位で、白ごまの抗酸化物質、必須脂肪酸を摂りいれることができます。

消し方(2)「保湿する」

加齢により肌の角質層にあるセラミドや天然保湿因子の量が少なくなってきます。角質層内の水分保持能力も低下し、肌の弾力が失われ、ほうれい線が深く刻まれてしまいます。

肌の乾燥はほうれい線の天敵です。肌が乾燥しないように保湿を心掛けることが、ほうれい線を改善するための手段の一つなのです。

保湿効果の高い化粧水にセラミドやヒアルロン酸配合のものがあります。セラミドやヒアルロン酸は人の肌に存在する成分ですので、肌になじみやすく保水力が高いとされています。また、加湿器などを使って、適度な湿度を保つようにしましょう。

消し方(3)「エイジングケア化粧品」

ほうれい線は加齢(エイジング)とともに発生する現象です。アンチエイジング、エイジング家に効果があると言われている化粧品は数多く販売されています。

エイジングケア化粧品を用いるなら、保湿にすぐれた効果を発揮する化粧品を利用することがオススメできます。購入の際は必ず、真皮のコラーゲンやエラスチンの生成をサポートする成分が配合されているかどうかを確認しましょう。

また、コラーゲンやエラスチンなどの線維を補充するのではなく、肌の線維生成を促す化粧品も販売されています。自分の体質に合い、費用対効果の高いものを自分なりに選択し、利用しましょう。

ほうれい線予防法(1)スキンケア

何歳からほうれい線ができるかは個人差がありますが、できるだけほうれい線が現れるのを遅らせたいものです。そのためには適切な予防法を実践する必要があります。以下ではほうれい線を予防するためのスキンケアをご紹介します。

予防法(1)「保湿」

ほうれい線は「乾燥」が原因になってできてしまうことについては説明しました。したがって、その逆。乾燥しないようにスキンケアで保湿することがほうれい線予防にとって極めて大切です。

ほうれい線予防のための保湿スキンケアというのはありません。したがって、体や顔の保湿に有効無い成分を理解し、それら保湿成分が配合された化粧品を使って保湿することがほうれい線を予防することにつながります。

予防法(2)「必須の美容成分」

顔の皮膚を保湿するためには、ただ濡らせばいい、というわけではありません。保湿スキンケアにおいて大切なのは、肌が保持する水分が蒸発しないように保つことです。保湿を実現する上で有効な美容成分を以下ご紹介します。

水分の蒸発を防ぐためには、肌を油分でカバーすることが大切です。肌に塗っても、肌を刺激しない、優しい油脂を含む美容液選びが大切です。肌に優しい油分は、アーモンド油、アボガド油、オリーブ油、オレイン酸などがあります。

また、水分を保持し、水分を挟み込む成分も保湿力を高める上で大切です。セラミド、フィトスフィンゴシン、ステアリン酸コレステロールなどを配合している美容液を選ぶようにしましょう。

予防法(3)「紫外線対策はぬかりなく!」

ほほのたるみをもたらす原因は乾燥だけではありません。紫外線による刺激も肌を傷める主要な原因の一つです。紫外線が肌を痛めつけるのは、年齢とは関係ありません。スキンケアで予防をしましょう。

若くても、年老いていても等しく紫外線のダメージを受けます。若い人の皮膚にたるみやシミが目立たないのは、肌が持つ自己回復力のおかげです。しかし、紫外線のダメージは着実に蓄積します。

ほうれい線を予防したければ、極力若い時期から紫外線予防に努めましょう。日焼け止めをこまめにぬることで、ほうれい線ができる時期を遅らせることができますよ。

予防法(4)「摩擦で肌を傷めない」

洗顔などの際に、ごしごしと摩擦の力で汚れを落とそうとする人がいます。摩擦は肌にとって大敵です。肌の汚れを落とすのは洗浄成分の力であり、泡の力で汚れは落ちるのです。

いくら強く摩擦したところで、肌がより奇麗になるわけではありません。また、熱いお湯で顔を洗う人もいますが、これもNGです。熱いお湯は肌から皮脂を奪います。

皮脂は肌を乾燥から守る大切な成分です。過剰な皮脂はテカリなどの原因になりますが、必要以上に皮脂を取るような洗顔はNGです。ほうれい線予防のためにも摩擦や熱いお湯は避けるようにしましょう。

予防法(5)「コラーゲンを増やす洗顔方法」

肌のハリをキープする上で大切なのはコラーゲン線維をできるだけ保つことです。洗顔方法一つで、コラーゲン線維をキープし、増やす方法があるのです。その方法は以下のとおりです。

(1)42℃のお湯で3分間顔を洗います。(2)42℃のお湯につけて絞った蒸しタオルを2分間顔にあてます。(3)保湿化粧水やクリームなどで保湿します。洗顔は朝晩1日2回行いましょう。1回につきトータル5分が目安です。長過ぎる洗顔は肌を痛めますので注意が必要です。

ほうれい線予防法(2)生活改善

予防法(1)「食生活」

ほうれい線を予防するためには、食生活も重要です。バランスのとれた食事を心がけつつ、肌にハリを与える食品を積極的に摂りましょう。

ハリを取り戻すための栄養素の第1は「イソフラボン」です。主に、大豆製品に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと同じような働きをします。

ハリを取り戻すための栄養素の第2は「タンパク質」です。ダイエットのためにお肉は控えめにしているという女性もいるかもしれませんが、お肌にとってはとても大切な栄養素です。

ハリを取り戻すための栄養素の第3はコラーゲンです。コラーゲンは肌のハリを支える構成要素。化粧品で補うだけでなく、食事を通じても補給するよう心掛けましょう。

予防法(2)「癖を治す」

「無くて七癖」といいます。自分では癖がないつもりでも、最低でも人間には7つの癖はあるという意味です。ほうれい線を消す上で、意識的に直して欲しい癖があります。

第1に咀嚼をする時に、片側だけで噛むことはさけましょう。第2に頬付けをつくのはやめましょう。ほうれい線を深くしてしまいます。第3にうつむくのもNGです。うつむく姿勢がほうれい線を濃くしてしまいます。

第4に顎を出す姿勢もやめたいところです。顎を出すことで、頬の筋肉が下方向にひっぱられてしまいます。第5に口呼吸はNGです。口呼吸をすると、唇のまわりの「口輪筋」、口角を上げる「大頬骨筋」などの筋肉が弱まります。

予防法(3)「生活習慣の見直し」

生活習慣の見直しもほうれい線予防に有効です。見直すポイントは3つ。第1は睡眠です。6時間以上の十分な睡眠をとるようにしましょう。

第2は軽い運動です。ストレッチやウォーキングのような軽い運動を定期的に行いましょう。第3は身体を冷やさないということです。できれば、シャワーではなく浴槽に浸かる習慣を持つようにしましょう。

ほうれい線予防法(3)エクササイズ

予防エクササイズ(1)「ペットボトル筋トレ」

ほうれい線を予防するためには潤いと同時に大切なのが「筋力」です。筋力を鍛えることによって、重力に負けない頬を構築しましょう。

そんな筋トレの一つに「ペットボトル筋トレ」があります。(1)500mlのペットボトルに100ml程度の水を入れます(入れる水の量は、筋力に応じて増減させてください)。(2)唇だけでペットボトルを持ち上げそのまま10秒キープします。これを3回繰り返しましょう。顎関節症の方は行わないでくださいね。

予防エクササイズ(2)「表情筋エクササイズ」

ほうれい線を予防する方法の二つ目が表情筋のエクササイズです。表情筋のエクササイズは顔によって鍛えるべき筋肉が異なってきます。

そもそも表情筋には、眉毛の動きを担う「前頭筋」、まぶたの開け閉めや眼球の動きを担う「眼輪筋」、口角の動きを担う「頬筋」、口元の動きを担う「口輪筋」、あごの動きを担う頤筋(オトガイキン)があります。

丸顔の人は頬筋と頤筋のエクササイズがお薦めです。丸顔の方は頬のあたりに脂肪がつきやすく、丸みが出やすい傾向にあるからです。年齢を重ねるとブルドックのように頬が垂れ下がる人がいますが、それはこの二つの筋肉が欠けているためです。

頤筋を鍛えるトレーニングの手順は、(1)首のストレッチを行う要領で、天井を仰ぐように、顔を限界まで上向きにします。(2)そのまま天井につき出すように、まっすぐに舌を出します。(3)そのまま、5秒間キープします。

頬筋を鍛えるトレーニングの手順は、(1)口を、大袈裟に「お」と発声する際の形にして、できるだけ前に尖らせます。(2)そのままの状態をできるだけ崩さないまま、つき出した唇を下に引き下げ、3秒キープします。(3)そのままの状態をできるだけ崩さずに、つき出した唇を今度は上に引き上げ、同じように3秒キープします。(4)(1)の状態に戻して、3秒キープします。

予防エクササイズ(3)「あいうー体操」

表情筋を鍛えるなら「あいうー体操」も有効です。あごの下の顎舌骨筋は舌を支えている筋肉ですが、普段あまり使われていないために弱くなっています。この顎舌骨筋が弱くなると頬を支える筋肉も小さくなり、たるみやほうれい線の原因となるのです。

あいうー体操の手順は、(1)なるべく大きな口を開け、10秒間「あ」を言う時の口をします。(2)次に10秒間、口をできるだけ横に引いて「い」の口をします。(3)最後に10秒間、「う」の口にします。たったこれだけで、顎舌骨筋が鍛えられるのです。

ほうれい線予防法(4)グッズ

予防グッズ(1)「超音波美顔器」

「面倒くさいエクササイズや筋トレはやりたくない!もっと手軽にほうれい線を直したい」という方にオススメなのがほうれい線予防グッズです。代表的なグッズと言えば、「超音波美顔器」でしょう。

美顔器には、イオン導入式やローラー式、スチーム式など様々な種類がありますが、ほうれい線に効果的なのは「超音波美顔器」です。超音波は人間の耳には聞こえないほど高い振動数をもつ音波です。その振動は肌の奥まで届いて血液やリンパの流れをスムーズにし、肌の代謝を活性化する作用があります。

超音波美顔器は周波数が低いほうが肌の奥まで振動が伝わるため、高い効果が期待できます。ほうれい線やたるみの改善目的なら周波数が低い超音波美顔器を選びましょう。

ほうれい線の原因を知り、消し方を知り、予防法を実践する

ほうれい線は何歳からできるのか、ほうれい線を消す方法、予防する方法、スキンケアの方法についてご紹介してきました。ほうれい線は何歳からできるかによって、原因が異なりました。また原因が異なれば、消す方法・予防方法・スキンケア方法など全てが異なりました。

ほうれい線が何歳からできても対応できるように、万全の予防策やスキンケアを講じ、いつまでも若くみえる表情を保っていただくことに、この記事が役立てれば幸いです。

ほうれい線の原因・消し方・予防関連リンク

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2023-12-10 時点

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