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おにぎりはラップで包む?アルミ?包み方や握り方の方法・コツまとめ
お弁当やお出かけに大活躍のおにぎりですが、包むときにラップかアルミホイルか悩んだことはありませんか?噂ではラップのおにぎりはおいしくないなんていわれることもありますよね。そこで今回は、おにぎりの包み方や握り方の方法・コツをまとめました。

目次
おにぎりはラップで包む?アルミ?
お弁当やお出かけに大活躍のおにぎり。日本では古くから愛される定番の料理ですが、ラップとアルミどちらを使ったら良いか悩んだことはありませんか?そこで今回は、ラップやアルミを使ったおいしいおにぎりの作り方や、それぞれのメリットデメリット、握り方のコツをご紹介します。
素手はNG?おにぎりを包む理由
そもそもなぜおにぎりはラップやアルミで包むのでしょうか。お弁当箱の中にはそのままおにぎりを入れたり、お家で食べる場合は素手で握ることもありますよね。
素手で握ると食中毒の危険性が
人間の手には、黄色ブドウ球菌という菌が存在しています。おにぎりは水分が多いため、素手で握るとこの菌が繁殖し、食中毒を起こしてしまう危険性が。特に夏場などは菌が繁殖しやすいため、家の中ですぐに口にする場合でなければ、ラップを使って握るようにしましょう。
ラップでおにぎりを作るときのメリットデメリット
お弁当に使われるおにぎりでは、ラップかアルミかで言うとラップ派の方が多くいますが、メリットもあればデメリットもあります。それぞれの特徴をチェックしていきましょう。
ラップを使うメリット
ラップでおにぎりを使う場合、電子レンジでそのまま温められる、透明なので、おにぎりの具や色が見やすいなどのメリットがあります。またアルミホイルに比べてラップのほうがリーズナブルに手に入るので、毎日のお弁当で使うおにぎりにはラップを使うという意見も。
ラップを使うデメリット
いろいろなメリットがある一方で、ラップを使うと蒸れやすいというデメリットも。ラップは通気性が悪いので、のりがふにゃふにゃになってしまうこともありますよね。
アルミでおにぎりを作るときのメリットデメリット
おにぎりは、ラップよりアルミのほうが良いという噂も。実際のところはどうなのか、メリットやデメリットでラップとの違いを比べてみましょう。
アルミを使うメリット
ラップのメリットには中身が見やすい、温められるなどがありましたが、アルミの場合は、ご飯に密着しないので蒸れにくい、ラップよりも丈夫なのでしっかりとおにぎりを包んでくれるなどの理由があります。蒸れないという点では、ラップのデメリットを解決してくれる利点がありますね。
アルミを使うデメリット
アルミを使うデメリットでは、電子レンジで温められない、不透明なので中身が確認できないなど、ラップのメリットにあげられていた点があります。それぞれを比べてみると確実にどちらが良いというわけではなく、それぞれ一長一短あるので好みのほうを使うべきと言えますね。
おいしいおにぎりの握り方&コツ
コツ1.塩をつけるタイミング
おいしいおにぎりを作るコツとして重要なのが塩の振り方。ラップでおにぎりを作る場合、ラップに直接塩をまぶしておくと、全体に均一に塩味がつきます。塩を振るときは、高い位置から落とすようにするのもポイント。手に塩をつけてから握る方法では直接触れることになってしまうので、ラップに塩を振ったらお米に触れないようにおにぎりを握りましょう。
もうひとつの方法は、おにぎりを握る前に塩をご飯に混ぜ込んでいく作り方。ただこの方法で作ると表面に塩を振り掛けるより塩の量が多くなってしまうので、塩分を控えたい方はラップにつける方法を取り入れるのをおすすめします。
コツ2.おにぎりは炊きたてのご飯で握る
おにぎりをおいしく作るコツの2つめは、炊きたての温かいご飯を使うこと。冷凍のご飯でおにぎりを作る場合も、レンジで温めた直後のものを使用しましょう。そうすることで、余分な水分が抜けおいしいおにぎりを作ることができます。熱すぎて触れない場合は、ラップに包んだ後タオルにくるんでからおにぎりを握ればokです。
コツ3.きれいな三角形の握り方
どんなにおいしいおにぎりでも、見た目の形が不恰好ではまずそうに見えてしまいますよね。きれいな三角形を作るには、片方の手を三角になるようにし、もう片方は底を支えるようなシルエットを作ってみてください。
お米をぎゅっとつぶさないよう、軽く空気を入れるようなイメージで形を作ります。最初はうまくいかなくても、何度か練習を重ねればコツがつかめてきますよ。
ラップを使ったおにぎりの握り方
方法1.ラップだけを使う
まず大きめにカットしたラップを用意し、中心にお椀一杯弱のご飯をおきます。真ん中に具を置いた後、ふんわりと固めるイメージでおにぎりを握れば完成です。
方法2.お茶碗を使う
お茶碗を使う場合は、カットしたラップをお茶碗の上に貼り付け、その上にご飯をのせます。巾着のようにラップをくるくるとねじり、同じように三角形に握れば完成です。こちらの方法で作るおにぎりは、ラップだけを使うよりも最初から丸い形になるので、三角形が作りやすくなるメリットがあります。
お茶碗で作るもうひとつの方法は、お茶碗の中にご飯と具を入れた後、2つ目のお茶碗を重ねてシェイクするようにコロコロとまわします。ご飯の形が丸くなったら、ラップに乗せておにぎりを作ればできあがり。手で握るよりもふんわりとしたおにぎりが作れます。
おにぎりをラップで包む時注意すること
おにぎりからラップを外して水分を飛ばす
ラップを使うとき、あるポイントに注意するとさらにおいしいおにぎりを作ることができます。おにぎりを握るときはアツアツのご飯を使いますが、握ったあとは一度ラップを外し、おにぎりを冷ましましょう。
こうすることで余分な水分が飛ぶので、ラップを使うデメリットだったおにぎりの湿り気を軽減することができます。のりをつける場合は、冷めた後の水分を飛ばしたおにぎりを使いましょう。
アルミホイルを使ったおにぎりの握り方
アルミホイルはホイル焼きなど調理にも使われるアイテムですが、化学反応をしやすいという特徴ももっています。もちろん通常使用分にはまったく気にする必要はないのですが、キッチンペーパーなどをはさんでおくと、水分を吸収するのでさらに痛みにくくしてくれます。
100均のアルミホイルがおしゃれ
アルミホイルを使う場合、見た目が地味になってしまうのが気になる方が多いのではないでしょうか。セリアやダイソーでは、おにぎりやサンドイッチを包むのにぴったりなデザイン付きのアルミホイルが販売されています。アルミホイルに包んでそのままでキュートな仕上がりになるので、おしゃれなおにぎりを作りたい方におすすめですよ。
アルミホイルおにぎりは5時間後がベスト!?
昨日のイベントで話題になった『おにぎりって、ラップよりホイルのほうが美味しさが長持ちするってほんと?』の実験結果にかなり驚いています。4時間前に握った2種ですが、全然違いますよ。ホイルのほうが明らかに美味しい。瑞々しく、しっかり握られてるのに空気含有量が多く食感もいい。びっくり。
— 藤村公洋 (@kurosuguri43) 2015年11月8日
ツイッターの書き込みで、こんな投稿が話題になったのをご存じですか?こちらの書き込みをした男性がラップ、アルミ、クッキングシート、タッパーに入れたおにぎりを1時間ごとに味見して検証したところ、5時間後のアルミホイルで作ったおにぎりが一番おいしく感じたそう。朝作るとちょうどお昼に食べごろになるので、気になる方はぜひ試してみてくださいね。
おしゃれなおにぎりの包み方&レシピ
レシピ&包み方その1
左側のおにぎりは、中に好きな具を入れ、丸い形に握ります。ラップの量恥を耳になるようにねじった後、マスキングテープで固定して顔を欠けばできあがり。右のおにぎりは細かく刻んだお漬物をご飯にまぜ、同じように耳を作れば完成します。
レシピ&包み方その2
子どもの喜ぶスヌーピー方のおにぎり。いつもより角のない三角型でおにぎりを作ったら、ワイヤーリボンで結び、ラップの余分な部分をカットして整えます。最後にマジックでスヌーピーの顔を書けば完成!ちょっとしたひと手間でいつものおにぎりがとってもキュートに変身するんですよ。
レシピ&包み方その3
三角形におにぎりを握ったら、三角をさかさまに向けてノリ、ゴマを使って顔を作ります。三角の角の部分を耳にしてノリを貼れば、キュートな動物のできあがり。キャラ弁のような凝ったものは作れなくても、ノリやゴマを貼り付けるだけのおにぎりなら手軽に作れるのが魅力的。中の具はサケや梅など好みのものをいれてくださいね。
レシピ&包み方その4
グリーンとピンクが鮮やかなこちらのおにぎりは、パクチーと梅干を使ったちょっと変わったレシピ。ご飯に刻んだパクチーと梅干を混ぜた後、ラップかアルミを使って三角に握ればできあがりです。パクチー好きにはたまらなくおいしいので、ぜひ試してみてください。
レシピ&包み方その5
おにぎり用の穴あけパンチを使ったカラフルでポップなおにぎりです。のりだけでなく、ハムやチーズも貼り付けることでまるでカラフルなボールのようなおにぎりに。ワックスペーパーやランチボックスを使うことで、和のおにぎりも海外風のおしゃれなお弁当に大変身。子どもにも喜ばれそうなお弁当です。
握り方のコツを覚えておいしいおにぎりを作ってくださいね
おにぎりの作り方やラップ、アルミを使った包み方は、家庭によってさまざまな方法があります。ラップかアルミかはどちらが良いと言い切れるわけではなく、それぞれの特徴を生かすのがポイント。
カラフルなおにぎりを作った場合はラップで見せたほうが良いですし、通気性を考えるならアルミホイルがおすすめ。それぞれの方法で、おいしいおにぎりを作ってみてくださいね。
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