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「プラダを着た悪魔」で使用された曲まとめ!主題歌や挿入歌はなに?
『プラダを着た悪魔』を音楽面から語りたい。『プラダを着た悪魔』の使用楽曲、有名曲はサントラに収録されていないってホント?『プラダを着た悪魔』のシーンごとにかかる楽曲のタイトルが知りたい。お気に入りの曲はどれ?『プラダを着た悪魔』でかかる曲を徹底解剖してみた。

目次
- 『プラダを着た悪魔』を楽曲面から解説してみる
- 『プラダを着た悪魔』の使用曲・挿入歌「Suddenly I See」
- 『プラダを着た悪魔』の使用曲・挿入歌「ヴォーグ」
- 『プラダを着た悪魔』の使用曲・挿入歌「ビタースウィート・フェイス」
- 『プラダを着た悪魔』の使用曲・挿入歌「シティ・オブ・ブラインディング・ライツ」
- 『プラダを着た悪魔』の使用曲・挿入歌「セヴン・デイズ・イン・サニー・ジューン」
- 『プラダを着た悪魔』の使用曲・挿入歌「クレイジー」
- 『プラダを着た悪魔』の使用曲・挿入歌「 ビューティフル」
- 『プラダを着た悪魔』の使用曲・挿入歌「ハウ・カム」
- 『プラダを着た悪魔』の使用曲・挿入歌「スリープ」
- 『プラダを着た悪魔』の使用曲・挿入歌「フィーリン・ヒプノタイズド(ブラック・リキッド・リミックス)」
- 『プラダを着た悪魔』の使用曲・挿入歌「トレス・トレス・シック」
- 『プラダを着た悪魔』の使用曲・挿入歌「ヒア・アイ・アム(カスケイド・レディオ・エディット)」
- 『プラダを着た悪魔』のサントラタイトル曲「プラダを着た悪魔」
- 『プラダを着た悪魔』の挿入曲をまとめてみた
『プラダを着た悪魔』を楽曲面から解説してみる
『プラダを着た悪魔』が公開された2006年から10年以上の月日が流れました。『プラダを着た悪魔』は今でもオシャレな映画として女子の人気が高い作品です。映画の中に使用されている楽曲もカラフルで印象的です。挿入歌・主題歌をまとめてご紹介していきましょう。
映画『プラダを着た悪魔』といえばメリル・ストリープ演じるミランダ編集長と駆け出しファッションエディターのアン・ハサウェイ演じるアンドレアの掛け合いがおもしろかったもの。音楽面ではマドンナやジャミロクワイといった公開当時の雰囲気が伝わる挿入歌・主題歌も話題になりました。
使用曲をまとめるにあたり、サントラとして公式にリリースされている曲を中心にまとめました。しかしファンの間で話題になるのは、むしろまとめに出てこない、サントラに収録されていない使用曲のほう。『プラダを着た悪魔』で印象的に流れる楽曲は実はサントラに収録されていないんですよね。そのあたりからまとめをスタートすることにしましょう。

『プラダを着た悪魔』の使用曲・挿入歌「Suddenly I See」
印象的な使用曲の「Suddenly I See」。主題歌として記憶している人も多いようです。主題歌なのにサントラには収録されていないんですよね。『プラダを着た悪魔』の主題歌「Suddenly I See」とアーティストのKTタンストールについてもまとめてみましょう。
映画『プラダを着た悪魔』のCMには当時のヒットチャートで聞かれたファッショナブルな楽曲が複数使用されていました。Klintの「ダイアモンド」マドンナの「ジャンプ」などもかかっていたので『プラダを着た悪魔』の主題歌だと思う人は多そう。映画『プラダを着た悪魔』のサントラにそういったヒット曲を期待して購入したら、収録されていないことに驚いたという声も多いようです。
『プラダを着た悪魔』の冒頭シーンで流れているのはKTタンストールの2004年のヒット曲「Suddenly I See」です。突然わかった!私がなりたかったのはこのヒトなんだ、何であれほど心に響くのか今わかった!というサビのフレーズが印象的なガール・クラッシュを歌った楽曲ですよね。
女性が女性に対するあこがれや恋心を歌った曲ということもあり、センセーショナルな印象で迎えられた曲です。『プラダを着た悪魔』の主題歌の良い曲として知られていますよね。KTタンストールの「Eye to the Telescope」というアルバムに収録されている人気曲です。
『プラダを着た悪魔』の使用曲-KTタンストール「Suddenly I See」
アンディの朝の出勤シーン。最初にランウェイマガジンへ面接へ行くシーンで流れています。周りにはキレイな女性がたくさん出勤しているという冒頭のシーンです。
KTタンストールはパティ・スミスのレコードジャケットを見ていた時に「Suddenly I See」のアイディアがわいてきたのだとか。クールな女性ロッカーのアルバムジャケットを見ていたら、ああ、こんな風になりたい!というフレーズが浮かんできたということですよね。憧れの女性ロッカーのイメージにインスパイアされて作った曲というエピソードです。
KTタンストールは中国系とスコットランド系のダンサーの母とスコットランド人のバーテンダーの父の両親の元に生まれ、生後すぐに大学教授の父と小学校の先生の母というスコットランド人の家庭に養子に出されます。家庭内にデフの弟がいて補聴器のことを気遣い、音楽を含む大きな音を出さない環境で育ったのだそう。しかしKTタンストールのDNAは強かった?音楽の才能を開花させ両親はそれをサポートします。
なんだか懐かしい話題になりますがKTタンストールはデビュー当初は女性がお好きというイメージのシンガーでした。その後のKTタンストールはバックバンドのドラマーと結婚・離婚。いろいろあったけどこれもジェンダーフルイッドの一環だったということのようです。

『プラダを着た悪魔』の使用曲・挿入歌「ヴォーグ」
アンドレアは当初は報道の仕事へ移るまでの一時的なお仕事としてファッションの現場に入ります。ファッションが洗練されていく過程で流れるのはあまりにも有名なマドンナの楽曲「ヴォーグ」です。
『プラダを着た悪魔』の使用曲マドンナ -「ヴォーグ」
1990年のダンスクラシック「ヴォーグ」。MVでマドンナとダンサーが手を顔の周りでポジショニングする「ヴォーギング」はモダンハウスダンスのクラシックとして現在でも知られています。元来は80年代ニューヨークハーレムエリアのダンスシーンで流行したダンスムーブです。マドンナが楽曲のタイトルにしてMVでフューチャーしたことで世界的な流行になりました。タイトルはファッション誌のヴォーグからきたものでヴォーグの表紙のモデルのポージングをデフォルメしたダンスです。
Madonna's iconic single Vogue was released on this day in 1990! pic.twitter.com/oZvFjy8U7W
— 🕷 (@madonnasvogue) 2017年3月27日
マドンナは他にも楽曲「Jump」を提供しています。こちらはエミリーがアンディに早朝電話を入れ、出社時にはコーヒーを持ってくるようにと告げるシーンで流れています。
『プラダを着た悪魔』の使用曲・挿入歌「ビタースウィート・フェイス」
写真展でクリスチャン・トンプソンがアンディの頬にキスするシーンに流れているのがBitter:Sweetの「ビタースウィート・フェイス」です。
『プラダを着た悪魔』の使用曲Bitter:Sweet-「ビタースウィート・フェイス」
Bitter:Sweetは他にも楽曲「Our Remains」を提供。こちらはアンディがパーティでジェームズ・フォルトに会うシーンで流れています。
『プラダを着た悪魔』の使用曲・挿入歌「シティ・オブ・ブラインディング・ライツ」
アンディとミランダが車の後部座席に座ってパリの街をドライブするシーンに流れているのはU2の「シティ・オブ・ブラインディング・ライツ」です。
『プラダを着た悪魔』の使用曲U2-「シティ・オブ・ブラインディング・ライツ」
ファッションショーのシーンでも流れるので、U2の「シティ・オブ・ブラインディング・ライツ」も映画『プラダを着た悪魔』の代表的な挿入歌という印象がありますね。
『プラダを着た悪魔』の使用曲・挿入歌「セヴン・デイズ・イン・サニー・ジューン」
ジャミロクワイの「セヴン・デイズ・イン・サニー・ジューン」も『プラダを着た悪魔』の挿入歌です。パーティーのシーンの2曲目で流れます。6月のお天気の良い1週間という初夏の風景を切り取った歌詞がかわいいジャミロクワイの良曲。夏のワンピースやビーチに小石を並べた星座みたいな絵など印象に残るフレーズの宝庫です。
『プラダを着た悪魔』の使用曲-ジャミロクワイ「セヴン・デイズ・イン・サニー・ジューン」
ジェームズ・ホルトがパンチをアンディにオーダー。その後クリスチャン・トンプソンと会うシーン覚えていますか?クリスチャン・トンプソンは自己紹介したあと、アンディの記事のことを話します。
『プラダを着た悪魔』の使用曲・挿入歌「クレイジー」
アラニス・モリセットの「クレイジー」も『プラダを着た悪魔』の挿入歌です。アーバン・ジャングルの撮影現場で流れる曲ですね。
『プラダを着た悪魔』の使用曲-アラニス・モリセット「クレイジー」
アンディは公園で行われたアーバン・ジャングルの撮影現場に立ち会います。ナイジェルに愚痴を言うというシーンです。
『プラダを着た悪魔』の使用曲・挿入歌「 ビューティフル」
『プラダを着た悪魔』の挿入曲のひとつモービーの「ビューティフル」はチャリティファッションショーのシーンで流れています。
『プラダを着た悪魔』の使用曲モービー-「ビューティフル」
エミリーとアンディーがそれぞれ名前をフォローする中、ミランダがゲストらと面会していくというシーンで流れています。
『プラダを着た悪魔』の使用曲・挿入歌「ハウ・カム」
『プラダを着た悪魔』の使用曲レイ・ラモンターニュ「ハウ・カム」は映画の最初のほうのレストランのシーンで流れた曲です。
『プラダを着た悪魔』の使用曲- レイ・ラモンターニュ「ハウ・カム」
アンディがレストランで友人のネイト、リリー、ダグにランウェイファッションマガジンで仕事をもらったことを報告するシーンで流れているのがレイ・ラモンターニュの「ハウ・カム」です。
『プラダを着た悪魔』の使用曲・挿入歌「スリープ」
AZURE RAY (アズール・レイ)の「スリープ」。女性デュオの楽曲がフューチャーされているのはアンディが街を考え事をしながら歩くシーン。
『プラダを着た悪魔』の使用曲-AZURE RAY (アズール・レイ)-「スリープ」
ミランダはアンディにエミリーではなくアンディがパリに行くことを告げます。パリ行きを知ったアンディは心ここにあらずで街を歩きます。
『プラダを着た悪魔』の使用曲・挿入歌「フィーリン・ヒプノタイズド(ブラック・リキッド・リミックス)」
チャリティーファッションショーで使用されている2曲目の楽曲がDj Coletteの「フィーリン・ヒプノタイズド(ブラック・リキッド・リミックス)」です。
『プラダを着た悪魔』の使用曲Dj Colette-「フィーリン・ヒプノタイズド(ブラック・リキッド・リミックス)」
フランス版の編集者ジャクリーン・フォレットとミランダが会うシーンで流れていますね。サントラ収録曲「ヒア・アイ・アム」のカスケードとともにシカゴのスマートバーのレジデントDJの一人として知られています。
『プラダを着た悪魔』の使用曲・挿入歌「トレス・トレス・シック」
モシーン・ワーカー「トレス・トレス・シック」は映画『プラダを着た悪魔』の社食のシーンで流れている曲です。
『プラダを着た悪魔』の使用曲-モシーン・ワーカー「トレス・トレス・シック」
ナイジェルは社食でランチをしようとアンディが選んだ食事につっこみをいれます。
『プラダを着た悪魔』の使用曲・挿入歌「ヒア・アイ・アム(カスケイド・レディオ・エディット)」
『プラダを着た悪魔』の使用曲David Morales Ft Tamra Keenanの「ヒア・アイ・アム(カスケイド・レディオ・エディット)」はチャリティファッションショーで流れる曲です。
『プラダを着た悪魔』の使用曲-David Morales Ft Tamra Keenan-「ヒア・アイ・アム(カスケイド・レディオ・エディット)」
アンディがチャリティファッションショーに到着、ナイジェルにウィンクをします。アンディがエミリーがやせたことをコメントするという一連のチャリティーイベントのシーンで流れています。
『プラダを着た悪魔』のサントラタイトル曲「プラダを着た悪魔」
『プラダを着た悪魔』のサントラに収録されているタイトル曲ともいえる「Suite From The Devil Wears Prada」、日本語のタイトルでは「プラダを着た悪魔」と訳されているので、こちらが主題歌ということでいいのでしょう。
『プラダを着た悪魔』の主題歌-Theodore Shapiro-「プラダを着た悪魔」
映画の劇中で使用されているわけではないTheodore Shapiroの「Suite From The Devil Wears Prada」こと「プラダを着た悪魔」はいろんな映画の有名曲がつなぎ合わされているという声もあるようです。映画『プラダを着た悪魔』の主題歌、挿入歌、使用されている楽曲をまとめると、サントラに収録されていない楽曲のほうが印象的に使用されていることがわかりますね。
『プラダを着た悪魔』の挿入曲をまとめてみた
10年前の映画『プラダを着た悪魔』ですが、現在でも上司との人間関係に悩む女子を勇気づけてくれるバイブル的な作品として愛されている作品です。改めて映画をみなおしてみるのもいいかもしれません。また映画作品とその主題歌、挿入歌、使用曲をまとめることがあったらどんどん紹介したいとおもいます。