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野菜の切り方ご紹介!初心者でもわかりやすい基本・種類や名前など
料理本に書いてある野菜の切り方を全て把握していますか?たくさん種類のある野菜の切り方は決して難しいものではありません。野菜の切り方を覚えて、食卓に変化を出してみませんか?きっといつものご飯よりずっと美味しいものに変身しますよ。

目次
料理初心者さんに優しい!野菜の切り方紹介
料理の基本は野菜の切り方から始まります。料理によって野菜の切り方を変えると味の染み込み方や煮る時間が短縮され、野菜の良さを引き出し料理の見栄えも良くなります。基本的な野菜の切り方の種類を知ることで様々な料理に使えて応用することもできます。料理初心者さんであれば、まずは基本となる野菜の切り方の種類と名前を覚えるところから始めると取り掛かりやすいです。
これから毎日野菜の切り方を勉強しましょ。
— DORU (@dorusportsu) 2017年4月19日
どんな野菜にも使える切り方基本の種類
一番簡単な野菜の切り方が、ぶつ切りとざく切りです。様々な料理で使うことができることから、料理初心者さんは切り方に困ったらこの切り方をするのが無難です。野菜によっては味が染み込みにくいものもありますので、作る料理を考えて切り方を変えていきましょう。根菜野菜や青菜は予めよく洗っておき土を取り除いてください。
ぶつ切り
端から2センチから3センチの長さで切っていく方法の名前をぶつ切りと言います。様々な種類の料理に用いられることが多い切り方です。ごぼうやネギなどの野菜に対してこの切り方をします。
ざく切り
幅3センチから4センチでザクザクと切っていく方法の名前をざく切りと言います。主に炒めもの、鍋ものの時に用いられる切り方です。キャベツ、トマト、青菜などの野菜に対してこの切り方をします。
レタスの中の方のシャキシャキした部分をざく切りしたものをツナ缶と混ぜ、黒胡椒・醤油で調味、ほんの少しの胡麻油で香りづけして、ご飯に乗せる。セロリやミョウガなど香味野菜だと美味しさが10倍くらい跳ね上がるが、夜食はあり合わせなのだ。 pic.twitter.com/CHI7lQQpGF
— 駆逐艦やみかぜ (@yiam_) 2017年1月19日
円筒状の野菜の切り方基本の種類
主に円筒状の野菜に対して行う切り方があります。大根など皮のあるものは、先に皮をむいてから切りましょう。なすなどは切った後そのままにしておくと変色してしまいますので水の張ったボウルに入れておくと変色せずに使えます。トマトは先に包丁でヘタを取りその後切っていきましょう。トマトは柔らかいので、料理初心者さんは中身を潰さないように気をつけながら切ってください。
斜め切り
細長い円筒状の野菜を斜めに切っていく方法の名前を斜め切りと言います。主にごぼう、ネギ、きゅうり、にんじんなどの野菜に対してこの切り方をします。厚さは料理によって変えていきますが、薄く切る場合は斜め薄切りと表現されます。
輪切り
端から1センチから3センチの一定の間隔で切っていく方法の名前を輪切りと言います。厚さは料理によって異なります。切り口が輪の形になっていることから輪切りという名前になりました。主に大根、にんじん、かぶ、玉ねぎ、トマト、じゃがいも、たけのこ、きゅうり、なす、レンコンなどの野菜に対してこの切り方をします。
デカいオクラは固いから茹でて輪切りにして鰹節と醤油で和えて食べたけどウマウマでした(^q^)ウマー
— ♪おっく♪ (@amuro_007_) 2016年8月5日
職場に元料理人が居るので野菜の切り方とか教えて貰って勉強になりました(^ω^) pic.twitter.com/KScZVHWbvl
野菜に味の染みやすい切り方基本の種類
お漬物や汁物によく用いられる切り方があります。きゅうりなどは予め両端を切り落としてから切るようにしましょう。大根やにんじん、レンコンなどは皮をむいてから切っていきます。切り口を下にして等間隔で切っていくと安全で切りやすいです。
半月切り
縦半分に切り、更に端から1センチから3センチの一定の間隔で切っていく方法の名前を半月切りと言います。切り口が半月の形になっていることから半月切りという名前になりました。主に大根、にんじん、玉ねぎ、トマト、かぶ、きゅうり、なす、レンコンなどの野菜や果物に対してこの切り方をします。
いちょう切り
縦に十字に切り、更に端から1センチから3センチの一定の間隔で切っていく方法の名前をいちょう切りと言います。切り口がいちょうの形になっていることからいちょう切りという名前になりました。主に大根、にんじん、かぶ、じゃがいもなどの野菜やりんごなどの果物に対してこの切り方をします。
野菜に火が通りやすい切り方基本の種類
和え物などでよく用いられる切り方があります。ごぼうは皮をこそげて(表面を削る)水にさらして泥を取り除いておきましょう。じゃがいもは皮をむき芽を取り除いてください。炒めものに使う場合は、少し厚みを出しておくとしゃきしゃきとした歯ごたえが楽しめます。
細切り
端から、4センチから5センチくらいの長さで切っていく方法の名前を細切りと言います。長さを出すために斜め切りをしたものを少しずらして重ね、端から切っていき細切りにします。細切りにすることで野菜に火が通りやすくなります。主にピーマン、にんじん、大根、ネギ、じゃがいも、ごぼう、きゅうりなどの野菜に対してこの切り方をします。
色紙切り
両端を切り落とし、1片が5センチほどの立方体になるように周囲を切り落とし、端から繊維に対して垂直に薄く切っていく方法の名前を色紙切りと言います。これは切り口が色紙のような形になっていることから色紙切りという名前になりました。主に大根、にんじん、かぶなどの野菜に対してこの切り方をします。
個人的に野菜の切り方で…パスタの人参が色紙切りだったのがなんか…新鮮だったなぁ。
— カラー📎\SMAPじゃなきゃヤダ!/ (@irodori__) 2014年2月26日
なぜ…?他の切り方があったんじゃないのか?ていう。 pic.twitter.com/RZel0P3td0
根菜野菜で使える切り方基本の種類
汁物や炒めものでよく用いられる切り方があります。この切り方も野菜に味が染み込みやすく火が通りやすくなります。どんな料理にも用いることができますので料理初心者さんは覚えておくと便利な切り方ですね。いつもの切り方と少し変化を加えるだけで時間短縮にもなりますので、切り方にアレンジを加えるためにもこちらの切り方は役立ちます。
短冊切り
長さ4センチから5センチほど切り縦に1センチ幅で切った後、繊維の方向を縦長にして薄く切っていく方法の名前を短冊切りと言います。これは切り口が短冊のような形をしていることから短冊切りという名前になりました。主に大根、にんじん、ながいもなどの野菜に対してこの切り方をします。
コールラビという未知の野菜を買ったんだが、食べ方が分からないけどとりあえず短冊切りしてみた。生でかじってみたけど甘いけど硬い。キャベツの芯のような、大根のような、カブのような。いや、スティックブロッコリーの茎?
— しむゆす (@shimuyusu) 2016年12月10日
茹でて食べるものなのかな? pic.twitter.com/beMeX43V03
薄切り
端から1ミリから5ミリほどの間隔で薄く切っていく方法の名前を薄切りと言います。主に大根、にんじん、きゅうり、かぶ、玉ねぎ、しょうが、なす、にんにく、ネギなどの野菜に対してこの切り方をします。また、円筒状の野菜を縦半分に切り斜めに薄く切る方法を斜め薄切りと言います。
サラダに使える野菜の切り方基本の種類
サラダやポトフ、シチューなどの煮込み料理によく用いられる切り方があります。食卓に出る機会の多いサラダは切り方が違うだけで盛り付けにも変化が出てきますので料理初心者さんは切り方を覚えるとバリエーションが豊富になります。トマトは皮を下にして柔らかい部分を上にして切ると切りやすくなります。
小口切り
両端を切り落とし一定の間隔で切っていく方法の名前を小口切りと言います。主にきゅうり、ネギなどの野菜に対してこの切り方をします。きゅうりの場合は、輪切りにすると表現する場合もあります。
千切り
細切りよりも細く4センチから5センチの細さで切っていく方法の名前を千切りと言います。キャベツなどの葉物は縦半分に重ねて丸め端から切っていきます。大根やにんじんは長方形に切り、少しずらして重ねたものを端から細く切っていきます。主にキャベツ、にんじん、しょうが、大根などの野菜に対してこの切り方をします。
野菜かき集めてナムル作ったど〜〜🍴
— ゆきみけ (@Mtr_YUKing) 2017年4月18日
千切りの切り方難しくて適当にした
自分しか食べないから食えりゃいいよな!?!? pic.twitter.com/EsyZz9QJ0c
くし形切り
丸い野菜を縦半分に切って中央から均等に切っていく方法の名前をくし形切りと言います。これは切り口が櫛の形をしていることからくし形切りという名前になりました。主にキャベツ、玉ねぎ、トマトなどの野菜に対してこの切り方をします。
料理に合わせて野菜の切り方基本の種類
少し難しい切り方もあります。みじん切りは野菜によって切る方法が違いますので気をつけて切るようにしてください。また、あまり見られないそぎ切りは持ち手に気をつけて切るようにしましょう。勢い余ると手を切る可能性がありますので、初めのうちは薄く切らずにゆっくり安全に包丁を使っていきましょう。
みじん切り
細かく刻むように切っていく方法の名前をみじん切りと言います。また、粗めに刻むことを粗みじんと表現します。しょうがは千切りにして端から細かく切り、玉ねぎは縦半分に切り根元を残して繊維に沿って薄く切り込みを入れその後包丁をねかせて横に2本切れ目を入れて端から切っていきます。ネギのみじん切りは、ネギを回しながら縦に数本切れ目を入れ端から切っていきます。
そぎ切り
野菜の左側に手を添えて、包丁を削ぐように切る方法の名前をそぎ切りと言います。主に白菜や椎茸などの野菜に対してこの切り方をします。似ている切り方で、ささがきという切り方があります。こちらはごぼうやにんじんに対して用いられる切り方で、野菜を回しながら包丁で削るように薄く切る方法です。
野菜の切り方で料理を魅せる基本の種類
技が効いた切り方もあります。聞きなれない名前の切り方ですが、料理の幅を広げたり見た目の美しさを表現するにはぴったりの切り方です。切り口の面が広いので火が通りやす利点があります。いつもの料理の切り方を変えてみて変化を出しましょう。
拍子木(ひょうしぎ)切り
端から長さ4センチから5センチに切り、直方体になるように縦に幅1センチ切り、ねかせて幅1センチに切っていく方法の名前を拍子木(ひょうしぎ)切りと言います。主に大根、にんじん、じゃがいもなどの野菜に対して用いられる切り方です。
角切り
サイコロ形のような立方体に切る方法の名前を角切りと言います。大きさは料理によって変えていきます。角切りの立方体が小さいものがさいの目切りやあられ切りという表現もされます。主にじゃがいも、にんじん、アボカドなどの野菜や果物に対して用いられる切り方です。
ラーメン愛0028で、辛ラーメン(麺ハーフ・野菜増・ニンニク増・角切り叉焼トッピング)を頂きました。角切りは、脂身が多かったので、普通の叉焼トッピングの方が私は好きかな。 pic.twitter.com/XQj6GnfPT8
— エリック (@ariklivejp) 2016年10月17日
乱切り
野菜を均等ではなく不均等に切り、全体的な大きさを揃える方法の名前を乱切りと言います。円筒状の野菜は回しながら切ることが多いので回し切りという表現もされます。主にきゅうり、なす、ピーマン、レンコン、にんじんなどの野菜に対して用いられる切り方です。
ちなみにポトフの私流の切り方は
— 藤吉凛@ジキルとハイド (@fujiyoshirin) 2016年4月12日
玉ねぎくし切り
人参、じゃがいも、乱切りです。
野菜は煮崩れ防止のため
大きめにカット
茹でる際は水から茹でてください
煮汁は栄養が出てるので
絶対に捨てないこと。#ポトフ#藤吉凛 pic.twitter.com/ZGq7b7h4QE
料理初心者さんは野菜の切り方から学ぼう
たくさんある野菜の切り方は、料理のイメージを決める一番のポイントです。野菜の切り方が美しければ料理はきっと美味しくなります。新しい切り方にチャレンジして料理の幅を広げてみましょう。
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