ライフスタイル
袴を着用時のトイレの仕方はどうする?座り方やマナーも解説【女性版】
袴をつける機会があれば、着付けなどに時間がかかって、トイレに行きたくなりますよね。袴までつけた後の移動は汚さないよう裾を持ち上げたり、座り方に気を付ける必要があります。特にトイレでの仕方は着崩れを起こさないように覚えておくと良いでしょう。

めでたい日の袴
めでたい日に和装をする機会があると思います。七五三や卒業式など着物を見ることがあります。その時、袴を履いたことはあるでしょうか。
着物を着たことがあっても、袴をつけることがないかもしれません。卒業式や記念写真の時に装う袴は座り方やマナー、トイレの仕方など慣れないことが多いと思われます。
日常生活で履きなれない人の多い袴ですが、部活動や神事で袴をつける場合があります。次の章で見てみましょう。
袴をはく機会
和装
巫女さんたちの姿は袴を着用しています。見慣れた赤い袴ですね。男性の神職さんも色が位によって違いますが、袴を着用しています。
男性の場合は平安時代から袴をはくスタイルがありました。一方、女性の場合は明治時代に女学生が好んで着た歴史があり、正装には用いらないことがあるようです。
また、和装の結婚式では男性の紋付き袴の姿があります。女性の白無垢は袴に相当するアイテムはないようです。女性の最上級の正装では袴は身に着けないのかもしれませんね。
弓道
弓道では、防具をつけた袴姿をしていて、男女ともに違いがない印象です。裾のさばき方など作法もとりいれていそうです。座り方にも気を使っているように見えます。
道着に身に着けているものには、白足袋を履いていたり、襟の合わせ方など和装との共通点が見受けられます。
剣道
剣道の道着でも袴をつけています。上の道着と同じ材質と紺色が印象的です。
また、居合切りや書道の発表会などはれの舞台に、着物と袴の姿で技を披露する場合もあるようです。
着物と比べ、袴は動きやすい和装のようです。しかし女性の袴姿では「表に出ない姿」とする場面もあるようです。茶道では女性が袴を履いている姿を見かることは、ほとんどないと思います。着ていく場面に気を付ける必要があるかもしれません。
袴って、大きく分けて馬乗袴(中に襠があってズボン状)と行灯袴(襠がないスカート状)があって。どっちが男性用・女性用っていうような分け方ではなくて、用途によって。例えば茶道とか弓道とか、立ったり座ったり動きがある場合は馬乗袴の方が足さばきが楽。
— 橘香(たちばなかおり) (@tachibananoka) 2015年4月21日

袴でトイレはどうするか
着物と袴は、着付けをしてもらうことが多いと思います。美容院や着付けができる人に髪形や化粧まで全てするのに時間がかかるでしょう。朝早い予約を美容院などで頼むかもしれませんね。トイレに行きたくなったときどうするでしょうか。
振り袖と袴という姿は記念撮影のときや卒業式でみられる姿だと思います。着物でも袖や裾に注意する座り方をしますが、トイレでの仕方はどうすると良いのでしょうか。
洋服よりも長い袖と、裾で慣れない動きになると思いますが、準備をしてトイレへ行けば焦る必要はありません。
着付けをしてもらう場合には、自分でできないという方も多いと思います。少し乱れても直すのが大変ですが、覚えておけば着崩れを防げるかもしれません。
着用時の袴の整え方
着崩れを直してもらう事が多いと思います。気づいたときに友達の着崩れを直してあげられると良いですね。動画で直し方が説明されています。
外でやるのは抵抗があるかもしれません。トイレの個室では狭く大変そうですね。着替え用のスペースがあるトイレや、化粧スペースなど調べておくと便利かもしれません。
袴でトイレの座り方
洋式トイレ
この動画では袴を着けている時に、洋式トイレでの注意点を説明しています。裾を入れ込むのがポイントのようですね。
床や手洗い場の水滴で着物や袴が「水じみ」になってしまうかもしれません。素敵な袴姿を汚さないように落ち着いて裾をさばき、トイレを済ませたいものですね。
和式トイレ
最近減少傾向にある和式トイレですが、裾が長く、垂れ下がる着物や袴には向かないと思われます。昔の人は、裾を持ち上げる人が居たり、床ではなく畳のため慣れていたのかもしれませんね。
裾や袖など普段ついていない部分が汚れないよう、あらかじめ折りこんだりまとめたりして用を足すのが良いと思います。綺麗で広いトイレを探しておくなど行動範囲の下調べなどしても良いかもしれませんね。せっかくの正装を汚さないために、ちょっとの気遣いで乗り切りましょう。
もっと和装やマナーを知りたいあなたへ


