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突っ張り棒が落ちるのを防止したい!落ちないようにするにはどうするの?
簡単に収納が増やせることで注目されている突っ張り棒。手軽に手に入りとっても便利ですが、何度取り付けても突っ張り棒が落ちる!という経験はありませんか?そんな誰もがお悩みの突っ張り棒が落ちる原因と、落ちない対策アイディアをご紹介します!

目次
賃貸には突っ張り棒が便利!
服をかけたり、小物を吊るしたり。家の収納に突っ張り棒を活用している方はきっと多いですよね。ホームセンターや100均で気軽に買えて取り付けやすい突っ張り棒は、収納が少ない部屋や大きな家具を入れたくない場合にとっても役立ちます。
突っ張り棒があれば、部屋のデッドスペースも収納に変身!壁に打ち付ける必要もないので部屋のどこでも使いやすく、賃貸の方も安心して使うことができます。サイズも様々あるので用途に応じて選べるのもいいですよね。
突っ張り棒がすぐ落ちる!
そんな便利な突っ張り棒ですが、気が付いたら落ちていたという経験はありませんか?落ちる度に何度取り付け直しても、やっぱり落ちてしまうということがあります。
こんな状態になると直すのは結構重労働。落ちた拍子に周りのものが壊れたり怪我をする場合もあり、かなり危険です。壁をずり落ちるだけでも傷が付くことがあるので、賃貸の方にとっては死活問題ですよね。
押入れ大惨事すぎる。もともと押入れだったのを改造してクローゼット風にしてるので、強力つっぱり棒みたいなのを使ってるんだけど、それがついに外れて洋服が全部おちている。
— summer (@andmojo_) 2016年11月22日
強力突っ張り棒に変えたら改善される場合がありますが、それでも落ちてしまうこともあります。これには、そもそもどうして突っ張り棒が落ちるのか、その原因を知っておく必要があります。考えられる4つの点を挙げてみましょう。
突っ張り棒が落ちる原因は?
耐荷重を超えている
突っ張り棒を購入する時、サイズと同時に耐荷重を確認するでしょう。間違われやすい点ですが、耐荷重とは伸縮性突っ張り棒を最も短い状態で使用した時に耐えうる重量のことです。なので突っ張り棒を伸ばせば伸ばすほど、表記されている耐荷重に耐えられなくなっていきます。
特に服は、一枚は軽くてもどんどん枚数を重ねていくと、いつの間にか耐荷重を超えてしまいます。冬物のコートなど厚みがあるものはかなりの重量になりますし、左右の重さのバランスが違っても落ちる原因となってしまいます。
突っ張り棒を伸ばしすぎている
耐荷重にも関わる点ですが、いつも落ちる突っ張り棒は伸ばしすぎていませんか?伸縮性だからといって限界まで伸ばして使うことも、突っ張り棒が落ちる原因になってしまいます。
伸ばしすぎると耐荷重が軽くなるだけでなく、中央の繋ぎ目が負荷に弱くなりポキッと折れてしまうことも。使いたい場所に合わせて長い突っ張り棒を使ったり、適度な長さで使うことも大切です。
壁の強度が弱い
突っ張り棒を取り付ける壁の強度が弱い、ということも落ちる原因になります。押し入れなどは内側の壁が薄い場合があります。そうした場所ではあまり強く突っ張ると、壁に穴が空いてしまうことがあるので注意が必要です。
突っ張り棒を取り付ける時には壁の材質も確認しましょう。タイルのようにつるつるしていれば滑ってしまうのは当然ですが、壁紙が貼ってある場合も壁紙によって突っ張れなくなることがあります。適度に強度があり滑らない壁に取り付けましょう。
突っ張り棒がななめに付いている
意外と気付かない原因に、突っ張り棒がななめに付いてしまっている、ということがあります。短い突っ張り棒であればそうした失敗は少ないかもしれませんが、突っ張り棒が長かったり、身長よりも高い位置に取り付ける時には、ななめになってしまうことが実は多いんです。
当然、壁に垂直に取り付けていないと突っ張る力が弱まり、軽いものをかけていてもすぐに落ちてしまいます。ななめになっていても意外と気付きにくいので、物をかける前にしっかりチェックしてみてください。
対策アイディア①すのこやポールで落ちる突っ張り棒を支えよう
すのこが突っ張り棒の支えに
突っ張り棒が落ちる原因が分かったら、次は簡単にできる突っ張り棒が落ちない対策を考えてみましょう。突っ張り棒が滑ってしまうなら、支えを用意すると安心です。これにはすのこが役立ちます。
すのこには裏側に角材が取り付けてあるので、その角材に突っ張り棒を引っかけるだけで落ちる突っ張り棒の支えになります。すのこは100均でも手に入るので、使いやすいですね。
突っ張り棒も使える!
突っ張り棒を支えるためのポールも販売されています。でもわざわざ用意するのは面倒という場合は、突っ張り棒で代用することもできます。2本の突っ張り棒で両端を支えれば、ポールと同じ役目を果たしてくれます。
これなら細い突っ張り棒を使う時でも落ちる心配はないですね。両端であれば邪魔にもなりません。家に突っ張り棒が余っているなら、ぜひ一度試してみてください。
対策アイディア②「突っ張り棒が落ちない君」が本当に落ちない!
便利グッズ「突っ張り棒が落ちない君」
「突っ張り棒が落ちない君」というグッズをご存じですか?名前の通り、どんな壁でも突っ張り棒が落ちるのを防止してくれる、お役立ちグッズです。
ホッチキスで壁に取り付けるだけの簡単取り付けで、耐荷重150kgという強力さは他にはありません。ホッチキスの穴ならネジや画鋲の穴よりも小さいので、外しても傷が目立ちにくいのが特徴です。
滑りやすい壁紙の上でも落ちない
「突っ張り棒が落ちない君」を使えば、壁紙や滑りやすい壁でも問題なく使えます。耐荷重150kgという表記の通り、かなり重いものをぶら下げても落ちません。
WBSトレンドたまご『つっぱり棒が落ちない君』880円。【ホッチキスの針も百撃ちゃ強い!】1個(2針)で3.5kg*25個*2=188kgに耐えるそうだ。 pic.twitter.com/qmsLkBqna4
— kegasa (@kegasa2007) 2015年3月13日
留めるホッチキスの数を増やせばより強力になります。人がぶら下がっても、突っ張り棒が落ちるのを防止してくれるので安心です。手持ちの突っ張り棒と合わせて使えるので便利ですね。
対策アイディア③耐震マットで落ちる摩擦を軽減
耐震マットが意外と使える!
ホッチキスの穴も気になるという方や、もっと手軽に安く済ませたいという方には、耐震マットもおすすめです。突っ張り棒が滑って落ちてしまうのは、壁との摩擦が生じるせいかもしれません。壁との間に耐震マットを挟めば、その摩擦も軽減されます。
耐震マットは、地震の際にも物が動かないように支えてくれるものなので、よりずり落ち防止に効果的です。透明のものを選べば挟んでいても気になりませんね。小さく切って使えば、更に目立たなくなります。
人がぶら下がっても落ちない?!
様々なタイプの耐震マットがたくさんあります。壁の材質によって使えるものも変わるので、突っ張り棒が動くのをしっかり防止してくれるものを選びましょう。
おはようございます。僕は仕事場に懸垂ぶら下がり用の突っ張り棒を転倒防止ジェルを使用して取り付けました。今のところ80kgの生徒がぶら下がっても大丈夫です(笑)
— 船長68kg→56.6kg(6/1) (@yunsunnysky) 2016年6月29日
耐震マットをよく選べば、懸垂できるほど強力になるようです。もちろん、どんな突っ張り棒でも確実に落ちないというわけではないので、収納に使う場合はぶら下がったりしないようにしてください。
対策アイディア④ファンデーションパフを落ちる突っ張り棒のクッションに
余ったファンデーションパフが使えるかも
耐震マットと同様に、ファンデーションパフも突っ張り棒が落ちるのを防止してくれます。摩擦を軽減するのに加えて、突っ張り棒と壁の間のクッションにもなります。
ファンデーションパフは100均でも購入することができますね。家に余っているものがあればそれを使うことができます。余っているファンデーションパフで、落ちる突っ張り棒の対策ができるならいいですよね。
何度も落ちる壁でもOK!
柔らかい素材のファンデーションパフでは突っ張り棒と一緒に落ちそう、って思われますか?ファンデーションパフでもしっかりずり落ちるのを防止してくれますよ。
すごい…!突っ張り棒の落下防止に棒の両端にファンデーションパフ貼り付けると良いって聞いてやってみたら全然落ちない…!何回か落下して壁紙傷付けちゃったからもっと早くからやっとけば良かった。゚(゚´ω`゚)゚。
— ころ (@mai_feb19) 2015年7月17日
突っ張り棒が何度も落ちてしまう壁でも、ファンデーションパフを挟めば、突っ張り棒を強力にすることができます。壁に傷が付いてからでは遅いので、さっそく使ってみましょう!
対策アイディア⑤落ちる突っ張り棒に吸盤が使える!
吸盤を使うアイディアも
突っ張り棒にも様々な形状のもの
がありますよね。突っ張り棒の先端に吸盤が付いたものもあります。でも今まで使っていた突っ張り棒と取り替えてしまうのは、なんだかもったいないですよね。
となると、突っ張り棒の先をはずして、吸盤でくっつけるとか、かな
— ヤドカリきゅうり (@kyu_n_nine) 2017年5月25日
それなら突っ張り棒の先を外し、市販の吸盤を取り付けるというアイディアはいかがでしょうか?これだけで即席の吸盤付き突っ張り棒の完成です!
突っ張る力と張り付く力のW効果!
突っ張り棒と吸盤を組み合わせると、耐荷重は割り増しされます。これは突っ張る力と張り付く力の両方で、突っ張り棒を支えるからです。ずり落ちやすい壁には特に役立ちます。
吸盤はタイルのようなつるつるした面でも使えるので、浴室などどうしても突っ張り棒が使えなかった場所にも収納を設けることができます。普通に突っ張り棒を使うよりも強力になるので、試してみる価値ありです。
まだあった!落ちる突っ張り棒に役立つ対策アイディア
配線カバーも使える
部屋のごちゃごちゃしがちな配線をきれいに隠すのに、配線カバーを使っている方は多いでしょう。使いたい長さに切れて両面テープで貼り付けられるので、手軽に使えるアイテムです。
そんな配線カバーを使って、落ちる突っ張り棒の対策をするというアイディアもあります。すのこや突っ張り棒を支えに使うよりも邪魔にならず、壁との間にマットを挟んでもずり落ちる場合にも使えますよ。
ペットボトルキャップでの対策も!
ペットボトルのキャップも、突っ張り棒が落ちるのを防止してくれます。突っ張り棒の先にキャップをはめるだけで、細い突っ張り棒でも落ちなくなります。
一手間加えれば、突っ張り棒をより強力にできますよ。加工の方法は動画をご参考ください。ペットボトルなら実質0円で対策できますね。
落ちる突っ張り棒を改善して収納上手に!
何度やっても落ちる突っ張り棒も、ちょっとしたアイディアで落ちなくすることができます。これまでの煩わしさから解放されて、より収納の幅も広がるでしょう。
突っ張り棒が使いこなせれば、増えがちな服もかさばる小物も整頓できて、部屋をすっきりとさせることができます。突っ張り棒が落ちない対策を講じて、収納上手になりましょう!
突っ張り棒に関する情報をもっと知りたいアナタヘ!


