ゼラニウムの育て方・増やし方を調査!挿し木や剪定が重要?

家庭や街中などでよく見かける赤い花ゼラニウム。色、形も豊富で育て方も簡単です。そして1年中楽しめるところも魅力ですね。今回は、きれいなゼラニウムを咲かせるための育て方や増やし方、種まきや植え替え、挿し木や剪定、水やり、肥料の与え方などをご紹介します。

ゼラニウムの育て方・増やし方を調査!挿し木や剪定が重要?

目次

  1. ゼラニウムとはどんな花?
  2. ゼラニウムの育て方1.苗の鉢植えの方法と時期
  3. ゼラニウムの育て方2.水やりの方法や肥料の与え方
  4. ゼラニウムの育て方3.剪定・花がら摘み・切り戻しの方法と時期
  5. ゼラニウムの育て方4.栽培で注意する病気や害虫は?
  6. ゼラニウムの育て方5.植え替えの方法と時期
  7. ゼラニウムの育て方6.増やし方に適した時期ってあるの?
  8. ゼラニウムの育て方7.寄せ植えで楽しもう
  9. ゼラニウムの育て方8.他のゼラニウムとの違いは?
  10. ゼラニウムの育て方9.香りには虫除けの効能がある
  11. ゼラニウムの育て方や特徴のまとめ

ゼラニウムとはどんな花?

ゼラニウムといえばヨーロッパの窓辺で美しく咲き誇っている写真や映像を思い浮かべるかたもいらっしゃる事と思います。特徴は丈夫さと長期間にわたって美しい花をたくさん咲かせてくれることでしょうか。種類も豊富で育て方も簡単です。日本でも大人気の、ゼラニウムの育て方のポイントなどをご紹介していきます。

さまざまな色と形を持つ多年草

ゼラニウムはフウロウソウ科ぺラルゴニウム属の植物です。南アフリカが原産地で、他にシリア、オーストラリアなどでも生産されます。花は約280種類あり、特徴としては一重や八重、赤、ピンク、サーモンピンク、白などのさまざまな色や形を持ちます。多年草で、春から秋にかけて色とりどりの花を長期間咲かせます。茎や葉には独特の臭いがあり、ここからゼラニウムのアロマオイルを抽出します。

ゼラニウムの育て方1.苗の鉢植えの方法と時期

ゼラニウムが好む壌土と時期

ゼラニウムの苗は1年中市場に出回っていますが、育て方として苗の植え付けを行うには真夏と冬を避けた3~5月と9月が植えつけに適しています。葉が変色せずに元気よくまとまった苗を選びましょう。ゼラニウムは弱アルカリ性(pH7.0~)の土壌を好むので、鉢土にはあらかじめ苦土石灰を混ぜて、pHを調整しておきます。

用土は草花用の培養土を利用しさらに牛糞堆肥を1割ほど加えます。苗を植え、水をたっぷり与えたら日当たりと風通しがよい場所で管理します。

ゼラニウムの育て方2.水やりの方法や肥料の与え方

水やりの仕方

ゼラニウムは乾燥気味の土壌を好むため、過湿は禁物で、鉢植えの場合、土の表面が良く乾いてから、たっぷりと水をあげてください。夏は乾燥が気になり水やりの頻度が多くなり根腐れを起こしやすくなってしまいますので土がからからに乾いたらたっぷりと水やりします。冬は土が乾燥してなくても水やりをしたくなりますが乾かし気味に管理して下さい。

肥料の施し方

用土には、カルシウムを含む緩効性肥料を元肥として混ぜておきます。生育が旺盛となる早春から初夏と秋の期間は毎月肥料を施します。リン酸の多い液体肥料を水やりがわりに7~10日に1回の頻度で与えても良いですが、開花期に肥料が多いと花茎が柔らかくなって倒れやすくなるので、緩効性肥料を置き肥するとよいでしょう。窒素分の多い肥料は、花つきが悪くなるので与えないようにしましょう。

ゼラニウムの育て方3.剪定・花がら摘み・切り戻しの方法と時期

花がら摘み

ゼラニウムの剪定は、花がら摘みと切り戻しを行います。たくさんの小花からなるゼラニウムでは花房の中心から小花が咲き終わるので、その都度手で摘み取ります。また、株元で黄色くなった葉やカビの生えた葉や枯れた葉を取り除いていきます。

花房のほぼ全体が咲き終わったら、花茎のつけ根から横に折り倒し、取り除きます。ゼラニウムは4~7月と9~11月の間は生育期間なので花がらを摘んだり、切り戻しを行ったりしてもすぐに生長し、素早く樹形を整えることができます。

切り戻し

ゼラニウムのような種子系品種はあまり大きくならないタイプが多いので、背丈の低いゼラニウムの場合は無理に行う必要はありません。切り戻しは、花が咲く位置を低くして、コンパクトに咲かせるための作業でもあるので、大きくなるタイプをコンパクトにしたいときやバランスが悪くなって草姿がくずれたときに行います。

コンパクトさを維持したい場合は咲いてほしい高さより下の位置で切り戻しをします。わき芽がある節の上をカットして下さい。切り戻しの時期は真夏と冬以外はいつでも大丈夫です。新芽が出る頃ですと1ヶ月後には花を見る事が出来るでしょう。

ゼラニウムの育て方4.栽培で注意する病気や害虫は?

灰カビ病

ゼラニウムは育てやすい草花ですが、灰カビ病は低温多湿の環境で発生しやすく、花やつぼみ、茎、葉っぱが溶けたように腐り、カビが生えてくる病気です。予防方法は水を与えすぎないこと、風通しのよい場所に移動することです。灰カビ病の症状を見つけたら、その部分をすぐに切り落し、他の場所へ移動させて下さい。梅雨や雨が続いたときは特に注意しましょう。

モザイク病

モザイク病はウイルスが原因で、その名の通り、発病すると葉や花びらにモザイク状のまだら模様ができる病気です。アブラムシが植物の汁を吸う際に一緒にウイルスを吸い込んで、そのまま次の植物を加害することで感染し、株や葉が縮小して弱くなったりカスリ状のすじができたり、そばかす状の斑点が多数発生するなど、様々な症状があらわれるのが特徴です。

モザイク病になってしまったら残念ながら治療する事ができません、かかってしまった場合見つけ次第葉っぱや花びらを取り除きましょう。また、この病気に掛からないための対策として、常日頃の予防をお勧めします。その方法として刃物や手、植物の根をレンテミン液剤で洗浄する事や薬剤の散布などがあります。

害虫

ゼラニウムの香りには虫除け効果があり、害虫が付きにくいですが、春から夏にハマキムシが発生しやすく、葉の一部が巻いたり、引きつったりします。また春から初冬にかけてヨトウムシが発生しやすく、幼虫を産みつけ、葉を食害します。

葉の上に小さな糞を見つけたり、食害に気づくほうが多いので、日ごろからよく観察しておきましょう。被害にあってしまった場合は、幼虫を取り除き、殺虫剤を散布して退治しましょう。

ゼラニウムの育て方5.植え替えの方法と時期

植えつけと植え替えの方法

鉢植えのゼラニウムは真夏と冬を除けば、必要に応じて植え替えを行うことができます。根が鉢いっぱいまで生長すると根が詰まった状態になっていずれは枯れてしまいますのでゼラニウムが根詰まりや根腐れを起こす前に植え替えましょう。根腐れ気味の株は同じ大きさの鉢か小さめの鉢に植え替えます。

株の古い土を落とし、根をほぐして植え替えますが、生育が旺盛なので、ゼラニウムが大きくなる育て方をしたいときは二回り大きな鉢に植え替えます。ゼラニュームの特徴は強く根を切っても丈夫なので、思いきって古い根は取り除きましょう。このような手入れの方法により長くゼラニウムを楽しむことができます。

ゼラニウムの育て方6.増やし方に適した時期ってあるの?

増やし方

ゼラニウムは、種と挿し木での増やし方があります。種での増やし方は種を湿らせて密閉したビニール袋に入れ冷蔵庫で保管し敵した時期に蒔く事が出来ます。挿し木での増やし方は、春と秋に、切った枝を用いて天芽ざしか管ざしをする増やし方があります。

土は赤玉土と腐葉土の等量配合土などを使います。梅雨時期に挿し木を行う時は、腐りやすいので、さし穂をとったらすぐにはささずに1日ほど乾かしておくか、乾いた土にさして、水やりなどは翌日に行います。

挿し木の手順

挿し木の手順として初めに太く新しい茎を8~15cmほど切り取ります。花がついている場合は茎元から花を切り取って下さい。次に葉っぱを2~3枚ほど残して茎元に近い方から残りを取り除き、半日~2日ほど乾燥させます。次に土を入れた鉢に水やりをして湿らせておき、割り箸で穴を掘り枝を入れます。

そして挿し木をして根が出るまで乾かし気味で管理をします。挿し木をして2~3週間ほどで根が出てきますので、1ヶ月から1.5ヶ月後に植え替えます。約2ヶ月後に花が咲き始めたら挿し木は成功です。

種まきの手順

ゼラニウムの発芽は温度が20~25度くらいですので、種まきは5月か9月頃がふさわしい時期になります。セルトレイやポット等にピートモスなど水持ちのよい用土を用意し、指で穴を掘り種が重ならないように1粒ずつ蒔きます。土の乾燥を防ぐため日陰など涼しい場所で管理し、本葉が2~3枚育ってきたら2~3号のポットか鉢に植え替えます。植え替え後は、日光がよく当たる場所で管理しましょう。

ゼラニウムの育て方7.寄せ植えで楽しもう

アンバランスな組み合わせや色の違いを楽しもう

ゼラニウムを寄せ植えで楽しむ方法はいろいろありますが、上に伸びる性質のゼラニウムは、垂れ下がる葉物と合わせると、また違った雰囲気になります。垂れ下がる性質のあるアイビーゼラニウムとの組み合わせも面白と思います。

間延びしたゼラニウムと背の低い草花のアンバランスな組み合わせや、春から秋にかけて長く楽しめる組合わせもおすすめです。色の違いを生かしたベゴニアやカッコウアザミなどの寄せ植えも楽しいですね。繁殖力の弱い花が強い花に負けてしまう事もあるので、良く注意しながら育てて下さい。

ゼラニウムの育て方8.他のゼラニウムとの違いは?

ハーブ・ゼラニウムとローズ・ゼラニウムはどう違うの?

ハーブ・ゼラニウムもローズ・ゼラニウムも同じ仲間なので育て方は一緒です。どちらも香りが強いのでオイルやお菓子の香りづけに利用されたり、アロマの香料とされたので他の種類よりも名前が知られるようになりました。

センテッドゼラニウムは葉が香りを持つゼラニウムグループを指しますが、その代表的なのがローズ・ゼラニウムです。バラの香の中にミントの香りが混じっていて女性のファンが多い匂いです。そのためアロマオイルによく利用されています。香料として使用される柑橘類のベルガモットと混ぜて使う事でストレス解消の効果を得る事が出来ます。

ゼラニウムの育て方9.香りには虫除けの効能がある

ゼラニュームの優れた特徴

豊かな香りや効能を持っているゼラニウムは香水やアロマに利用され、またハーブ・ゼラニウムなど香りの強い種類の特徴として、虫が嫌がる成分を含んだ香りのため、虫除け効果があります。キッチンにゼラニウムの鉢植えを置いておくと蚊やハエなどの虫が寄り付かなくなります。また、ゼラニウムは他の植物を虫から守ってあげるという特徴もあるのでゼラニウムの鉢植えを庭に1つ加えるのも良いかもしれません。

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ゼラニウムの育て方や特徴のまとめ

ここまでゼラニウムに関して色々お話してきましたが、ゼラニウムは育てやすい草花で温度が適していれば一年中開花します。アロマの香料としても利用され誰にでも愛される花です。鉢植えで楽しむほか、スタンダード仕立てにできる品種もあり、楽しみ方は多様です。ぜひ色んな種類の栽培にも挑戦してみて下さい。そしてあなたの生活をさらに豊かなものにして頂ければと思います。

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2021-09-20 時点

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