北の国からで純は最低?ドラマでの彼女や名言集など!彼女役は4名いた!

北の国からと言えば1981年から放送された、五郎・純・蛍の小さな家族が、北海道の大自然の中で力強く生きていく姿を描いた日本の名作ドラマです。その中でも今回は純の生き方、ドラマでの彼女こと、北の国からの名言をまとめてみました。

北の国からで純は最低?ドラマでの彼女や名言集など!彼女役は4名いた!

目次

  1. 北の国からについて復習しておきましょう
  2. 北の国から純の初恋初めての彼女
  3. 北の国から純2人目の彼女は?
  4. 北の国から純3人目の彼女は?
  5. 北の国から純最後の彼女は?
  6. 北の国からで純が最低と言われてしまう理由
  7. 北の国から名言集五郎
  8. 北の国から名言集トラックの運転手
  9. 北の国から名言集タマコの叔父
  10. 北の国から名言集シュウ
  11. 北の国から名言集純
  12. 北の国からはやっぱり名作だった

北の国からについて復習しておきましょう

どんなドラマだったの?

北の国からは、東京から北海道の富良野へ引っ越してきた五郎・純・蛍の3人が成長していく姿を描き、日本中に感動を与えた人気ドラマです。1981年10月から1982年3月までは連続ドラマとして放送され最終回では21%、平均視聴率は14.8%と高視聴率を記録しました。また、1983年から2002年まで放送されたスペシャルドラマでも視聴率は20%を超え、2002年の遺言は38.4%をたたきだしました。

北の国から黒板五郎役

主役の黒板五郎役を演じたのは、俳優の田中邦衛さんでした。高倉健さんや菅原文太さん緒方拳さんなど複数の大御所俳優の中から、ちょっと情けなさそうなお父さん像として、田中邦衛さんが抜擢されたそうです。黒板五郎は田中邦衛さんのはまり役だったと言えるでしょう。その後菅原文太さんは、92年巣立ちにゲスト出演されています。

北の国から黒板純

黒板五郎の息子黒板純役を演じたのは、俳優の吉岡秀隆さんでした。5歳で俳優デビューしていた吉岡秀隆さんは11歳で純役選ばれました。また純は物語のナレーションもこなしていて、ドラマをもりあげています。純が語る「・・・なわけで」「・・・と思われ」という話し方がとても印象的でした。

北の国から黒板蛍

娘の黒板蛍役を演じたのは、中嶋朋子さんでした。吉岡さんと同じく5歳で俳優デユーを果たし、10歳で北の国からの蛍に選ばれました。東京出身の中嶋さんでしたが、当時東京にいると、「いつ北海道から出てきたの?」とよく言われていたそうです。吉岡さんと中嶋さんはともに名子役と言われていました。

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北の国から純の初恋初めての彼女

北の国からで純が初めて恋をしたのは、横山めぐみさんが演じる、大里れいでした。

87年初恋で純とれいは出会いました。ふたりは違う中学校に通っていましたが、純がれいの自転車を直してあげたことから話をするようになります。ふたりとも尾崎豊のファンだったこともあり、親密な関係になっていきます。一緒に東京に出ようと約束するも、れいの父が農業に失敗。れいは夜逃げしてしまうのです。

富良野を去る前、れいが思い出の小屋に残した手紙・ヘッドホンステレオと尾崎豊のテープ、雪に残るれい足跡とそれを見つけた純の姿は切なくなりました。のちに「あの足跡をつけるためだけに、東京に戻っていのに北海道に呼び戻された。」と横山めぐみさんがテレビ番組で語っていました。だからこそ、あの足跡は思いを強く感じたのかもしれません。

その後89年帰郷で再会した2人は、東京と札幌での遠距離恋愛がはじまります。すれ違いながら曖昧な関係が長く続きましたが、れいが別の男性からのプロポーズされます。れいは、純に相談しますが純の態度は変わりませんでした。

純が止めてくれることを願っていたれいでしたが、純は「その人と結婚すればいい」というのでした。結局れいは、男性プロポーズを受け入れ、95年秘密でその男性と結婚してしまいました。結婚を止めなかった純でしたが、れいの結婚式をこっそりのぞきにいっていました。純も本当はれいを止めたかったのでしょう。素直になれなかったふたりは別れることになりました。

北の国から純2人目の彼女は?

北の国からで純の2人目の彼女は、裕木奈江さんが演じる松田タマコ(通称トロ子)でした。

92年巣立ちで純とタマコが出会います。ピザ屋でバイトをしていたタマコが、ピザの配達中に駐車禁止を取られそうになったのを純が助けてたことからふたりの交際がはじまりました。軽い気持ちでタマコと付き合い始めた純でしたが、タマコを妊娠・中絶させてしまいました。そして、タマコは東京を離れふたりの関係が終わりました。

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北の国から純3人目の彼女は?

北の国からで純の3人目の彼女は、宮沢りえさんが演じる小沼シュウでした。

95年秘密で純とシュウは出会います。間違って捨ててしまった柱時計をゴミ収集の仕事をしていた純が見つけ、シュウに返しに行ったことがきっかけで知り合い交際へと発展しました。

しかし、シュウの過去が原因で純はシュウを傷つけてしまいます。五郎の手助けもあり、シュウの過去を受け入れた純はシュウとの交際を順調に進めます。

98年時代でシュウは父親に純を紹介しますが、純の仕事が気に入らないと反対されてしまいます。そのことで自然消滅しかけましたが、シュウの気持ちを再度確認、再び結婚へと気持ちがつながりました。

そこへ草太が訃報が届き、純は牧場の借金を背負うことになりました。借金にシュウを巻き込むことは出来ないと考えた純は、シュウの前から姿を消してしまうのでした。

2002年遺言でも、シュウが出てきますが。純を思いながらも別の男性と結婚する道を選択、純の元を去りました。シュウから、他の男性と結婚すことを知らせる手紙が届いた純は泣きながらその手紙を燃やしてしまうのでした。

北の国から純最後の彼女は?

北の国からで純の最後の彼女となったのが、内田有希さんが演じる高村結でした。

2002年遺言で純と結衣が出合います。羅臼(らうす)のコンビニで働いていた結は、涼子先生を通して純と知り合い、交際が始まります。当時結は、結婚していましたが、純を追いかけ富良野までやってくるのです。

結と結婚したいと思った純は、結の旦那の元を訪れます。「結さんと結婚させてください・・・」と土下座をする純の姿はこれまでの優柔不断の純ではなく、とても男らしくみえました。また、純の後ろで、旦那に拳銃を向ける結の姿も衝撃を与えました。

北の国からで純は、4人の女性と出会いました。3人はそれぞれの理由で純のもとを去ってしまいます。そんな中、結だけは純を追いかけてきてくれたのです。だからこそ、最後に純は男らしくなれたのだと思います。

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北の国からで純が最低と言われてしまう理由

純が最低だと言われるのには、北の国から84年夏の出来事があげられるでしょう。純は蛍から「ストーブの近くで濡れた服を乾かさないように」と注意されていたにも関わらず、濡れた服を干したまま出かけてしまいます。それが原因で丸太小屋が全焼してしまいます。自分が悪いと正直に話す正吉に対し、自分は悪くないと言う純、責任を正吉ひとりにかぶせてしまったことで純の印象は悪くなりました。

また、同じく84年夏では、純と正吉は東京から遊びに来ていた努のパソコンの本を盗もうとしたり、一緒に川遊びをしていた努のズボンとパンツを持ち去ってしまったりといたずらをします。純はそれも、全部正吉のせいにしてしまうのです。

最終的に、純は火事の原因は自分にもあること、ズボンとパンツを持ち去ったのは自分であったことを五郎に正直に話すのですが、友達を裏切った事実は消すことができず、最低のイメージを持たれてしまいました。

純の彼女との関係

もうひとつ純が最低だと言われてしまうのは、女性関係ではないでしょうか。実際、92年の巣立ちでタマコと付き合ったときには、札幌にいるれいとの遠距離恋愛も続いていました。

れいという存在がありながら、タマコとも関係をもち妊娠・中絶までさせてしまったことは世の多くの女性から反感をかってしまい、最低と言われても仕方がないでしょう。

また、シュウと出会った時もれいとの関係は続いていました。微妙な関係のままシュウと出会い次第に惹かれていきました。きちんと別れることが出来ない、そんなはっきりしない姿もまた、最低だと思われていたのでしょう。

結と出会ったときにもシュウへの思いは断ち切れていませんでした。よく言えば一途ですが悪く言えば優柔不断のようにもみえました。4人の女性は決して多くありませんが、ひとつの恋が終わっていないのにも関わらす、次の恋へすすみ時期が重なっているため、最低だと思われているのは自然の流れですね。

北の国から名言集五郎

北の国からの名言でもっとも有名なのは、「こどもがまだ食べてる途中でしょうが!」ではないでしょうか?このシーンは純が五郎に、これまで自分がついていた嘘を告白するシーンです。大切な話をしているところに、早く店をしめたい店員が器を下げようとするので五郎が怒るのです。テレビでもよくモノマネされていたので多くの人の心に残っているはずです。

「純、疲れたらいつでも帰って来い。息がつまったらいつでも帰って来い。」

純を東京に行かせることを決めた五郎が純を送り出すときに言った言葉です。普通なら、「目的を達成するまで負けては帰って来るな」といいそうですが、「いつでも帰って来い」とは、五郎らしい愛情表現を感じた言葉です。

「ほたる~、いつでも富良野に帰って来るんだぞー」

妻子ある人と恋に落ち、駆け落ちしてしまった蛍の元を訪れた時、別れ際に五郎が叫んだ言葉です。純の時同様、「帰って来なくてもいい」と言われてもおかしくない状況なのに、何があっても蛍の味方だという思いは、蛍の胸だけでなく視聴者の胸も刺しました。

「お前の汚れは、石鹸で落ちる。けど、石鹸で落ちない汚れってもんもある。」

ゴミ収集の仕事をするようになってから、よく手を洗うようになった純とシュウの過去を忘れられない純を合わせて、五郎が純に言った言葉です。人生経験を積んだ五郎言葉には重みがありました。

2002年遺言の中で、自分がガンだと思い込んだ五郎が純と蛍に宛てた遺言の一部です。ものがありふれている今の時代に考えさせられる言葉です。むかしの人はそうやって生きてきたのだから、いまだって出来ないことはないのだと思いました。

北の国から名言集トラックの運転手

「いいから、おまえが記念にとっとけ。抜いてみな。ピン札に泥がついてる。おまえのおやじの手についていた泥だろ。おれは受けとれん。おまえの宝にしろ、貴重なピン札だ。一生とっとけ」

純が東京へ向かうトラックの中、五郎がこっそり渡していたお金を、運転手役の古尾谷雅人さんが純に返すときに言う言葉です。五郎の思いと運転手の心意気に日本中が涙しました。

北の国から名言集タマコの叔父

「誠意ってなにかね」

純がタマコを妊娠させてしまったことを、土下座して謝罪する五郎に対して叔父役だった菅原文太さんが言った言葉です。これも、よくあげられる名言です。この言葉は重くいろんな意味が込められています。本気で謝罪するきはあるのか?そう問いただしているようにも聞こえました。

北の国から名言集シュウ

「昔のことが消せる消しゴムがあるといい」

シュウには人に言えない消したい過去がありました。そのことが純にバレてしまい、シュウがいった言葉です。確かに、誰にだって、消したい過去はあります。だからこそ、心にしみる一言です。

北の国から名言集純

「逃げも、逃げも隠れも致しません。絶対、結ちゃんを幸せにします。結ちゃんと、結婚させてください。」

結と結婚するため、逃げてばかりはいられないと言って結の夫の元を訪ね、土下座をしてお願する時の言葉です。優柔不断でいつも頼りない純がこの時ほど男らしく見えたことはありませんでした。

「父さん。あなたは・・・・すてきです」

2002年の遺言で、蛍と息子の快、正吉を泣きながら見送る姿をみて、純が言った言葉です。若いころは気づくことができなかった五郎の偉大さ、五郎のように生きることがどんなに難しいかということに、歳を重ねてやっと気づくことができたのでしょう。

北の国からはやっぱり名作だった

北の国からの純は最低だと言われていたが、純は純なりに一生懸命生きていました。そして子供たちをいつもあたたかく見守る五郎は本当に素敵お父さんでした。
北の国からの名言は紹介した以外にもはたくさんありました。ドラマ不振と言われる今の時代、北の国からのようにみんなの心に残るドラマは今後現れるのでしょうか?

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