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豆腐と納豆で栄養抜群の朝食を!ヘルシーだからと毎日食べてる人への注意点
豆腐と納豆は栄養も満点でダイエット中にも美味しくヘルシーな食事を楽しむ事ができますが、健康に良いからと納豆と豆腐を食べ過ぎてしまうと思わぬリスクを負う事になるかもしれません。今回はそんな豆腐と納豆に関する様々な情報をお届けしていきます。

目次
栄養満点でヘルシーな豆腐と納豆を朝食に
豆腐と納豆といえば同じ大豆製品であり、ヘルシーで健康にも良い食材なので毎日食べる事を心がけているという人も多いのではないでしょうか。健康の為だけではなく、大豆イソフラボンは美容面でも女性に嬉しい効果をもたらしてくれる注目の食材ですよね。
今回はそんな豆腐と納豆の持つ栄養についてや、手軽に作れる豆腐と納豆のお手軽レシピ、更には1日の中での豆腐と納豆の適切な摂取量などについてもまとめてご紹介していきます。健康に良いからと食べ過ぎてしまうと思わぬ作用に頭を悩まされてしまうかもしれませんよ。
朝ごはん🍴
— あやぷぅ (@aya_zap1) September 29, 2017
絹ごし豆腐 納豆 昨日の残りのグラタン

コレステロールに良い影響をもたらす豆腐

豆腐といえば醤油や麺つゆをかけてそのまま食べても美味しいですが、味噌汁や鍋に入れても活躍してくれる万能食材ですよね。豆腐にはタンパク質が含まれているので、コレステロール値を低下させたり善玉コレステロールを増やしてくれる働きがあるんです。
更に骨や歯を作る為のカルシウムや悪玉菌を抑えてくれるオリゴ糖といった栄養素も含まれているので、健康の事を考えるのであれば豆腐は毎日でも口にしたい食材であると言えるのではないでしょうか。豆腐自体の味の主張は強くないのでどんな料理にでも合わせやすいですよね。
大豆製品である豆腐にはもちろんイソフラボンも含まれているので、年齢と共に減少してしまう女性ホルモンの悩みを抱える女性にも嬉しい効果をもたらしてくれます。料理をする気にもなれないくらい疲れている時でも、豆腐はそのまま食べられるのが嬉しいですよね。

肌やお腹の調子を整えてくれる納豆

栄養効果なら納豆だって負けてはいませんよね。納豆にはナットウキナーゼという特有の栄養成分が含まれていて、血液をサラサラにしてくれる効果があるので心筋梗塞や脳梗塞といった病気を防いでくれる効果もあるのだとか。突然死などのリスクはやはり避けたいですよね。
納豆には納豆レシチンというデトックス効果のある成分も含まれていて、更には食物繊維も豊富なので腸内環境を整えてくれる効果も期待できる食材です。豆腐と同じく納豆にもイソフラボンやカルシウムといった栄養素は含まれているので、間違いなく健康に良い食材です。
更に納豆には細胞の成長や再生を手助けしてくれるビタミンB群の効果もあるそうなので、健康の為だけではなくお肌の調子を整えたり疲労回復効果などを目的としても、納豆は是非続けて摂取していきたい食材なのではないでしょうか。納豆ならいつでも手軽に食べられますよね。

豆腐よりも納豆の方が健康効果が高い

豆腐も納豆も健康に良い食材だという事はわかりますが、どちらの方がより栄養成分が豊富なのかといった点も気になるのではないでしょうか。どちらも同じ大豆を発酵させた食品ではありますが、実は豆腐よりも納豆の方が健康効果が高い事がわかっているのだそうです。
大豆製品は全般的にヘルシーであり健康に良いものとされていますが、中でも納豆や味噌といった食品は他の大豆製品と比較しても群を抜いて健康効果が高い食材とされているのだとか。大豆製品は脳卒中などの死亡リスクを軽減させてくれるといった効果は無いそうです。
しかし納豆に関しては脳卒中などの死亡リスクに対して、その割合を2~3割ほど低下させてくれる効果があるという事がわかっているのだそうです。豆腐も納豆も元は同じ大豆製品でありながらこの割合はかなり大きな差があるのではないでしょうか。納豆は凄かったんですね。
これらのリスクを低下させてくれる栄養は納豆に含まれるナットウキナーゼが関係しているそうで、健康の事を考えるのであれば納豆は毎日摂取しておきたい食材だと言えるのではないでしょうか。是非冷蔵庫の中にストックをしておきたくなりますよね。

豆腐と納豆との食べ合わせが良い食材は?
豆腐も納豆も単体で口にする以外に他の食材と併せて料理をする事もありますよね。どうせ一緒に食べるのであれば、それぞれに食べ合わせの良い食材というのも覚えておくと、それぞれの食材の持つ栄養をより効果的に摂取する事もできるのではないでしょうか。

豆腐はキャベツや卵と一緒に食べると脳の老化防止に効果があるそうです。ダイエット中だという女性の場合には、ワカメやこんにゃくといった食材と豆腐を一緒に食べる事で、肥満防止にも繋がるのだとか。豆腐サラダなどを作るのも良いかもしれませんね。

一方で納豆の場合には、オリーブオイルをかけて食べると血栓症を予防する効果を得られるのだそうです。鶏肉や豚肉と一緒に摂取すれば疲労回復効果を得られるそうですが、動脈硬化などを予防するには納豆とネギやほうれん草を併せて食べると良いそうです。
味噌も醤油も豆腐も納豆も枝豆も豆まきの豆も大豆だけど、こうしてみると日本人大豆好きすぎだろ
— T・Yuri (@Aoimahuraa0214T) September 30, 2017

忙しい朝にもお手軽な豆腐納豆レシピ
そんな嬉しい栄養効果たっぷりの豆腐と納豆ですが、この豆腐と納豆を使ったヘルシーで簡単なレシピをご紹介していきます。まずは何かと忙しくて時間の無い朝にも、豆腐と納豆さえあれば時短で簡単に作る事ができるレシピからご紹介していきたいと思います。
レシピ①豆腐納豆丼
こちらは非常に簡単なレシピですが、準備した豆腐と納豆を混ぜて炊き立てご飯に乗せるだけのお手軽メニューです。のりやごま油を垂らすのも良いですし、お好みで少量のキムチなどを混ぜてみるのも美味しいのではないでしょうか。朝から食欲が湧きそうですね。
レシピ②豆腐納豆サラダ
こちらも簡単レシピですが、豆腐と納豆を混ぜたものにネギとごま油を加えて醤油や麺つゆで味付けをするだけのお手軽サラダです。茹でたオクラなどを混ぜても更にヘルシーで栄養満点なサラダに仕上がるのではないでしょうか。梅肉を和えるのも良さそうです。

美味しくひと工夫の豆腐納豆レシピ
納豆と豆腐があれば手軽に一品を作る事ができますが、もう少し時間に余裕があるという時には更に一工夫で美味しくヘルシーな料理を作るというのもおすすめです。続いてご紹介するのは、豆腐と納豆にひと手間を加えた簡単美味しいレシピです。
豆腐納豆トースト
こちらはまず豆腐と納豆をしっかりと混ぜ合わせ、マーガリンを塗った食パンの上にそれを乗せていきます。更にチーズを好みの量で乗せてからトースターで焼いてお手軽トーストの完成です。ヘルシーさは減ってしまいますが、マヨネーズを塗っても美味しいのではないでしょうか。
豆腐納豆グラタン
醤油で味付けをした卵と軽く崩した豆腐をグラタン皿に入れ、その上にタレを混ぜた納豆を重ねていきます。そこにピザ用などのチーズを好みの量を乗せて焦げ目がつくくらいオーブンで焼くだけの簡単レシピです。ダイエット中でも食べられそうなヘルシーレシピですよね。

栄養満点の豆腐と納豆も食べ過ぎには注意

豆腐と納豆の簡単レシピをご紹介してきましたが、栄養成分が豊富な豆腐と納豆は毎日たくさん食べたくなってしまうという人もいるかもしれませんよね。しかしどれだけ健康に良い食材であったとしても、やはり食べ過ぎて良いという事は無いのだそうです。
納豆も豆腐も大豆から作られている食材ですが、1日のうちに摂取して良いイソフラボンの量には実は限度があるのだという事をご存じでしょうか。特に女性の場合にはイソフラボンを摂取しすぎてしまうと、生理不順や子宮内膜症などのリスクが発生してしまうのだとか。
イソフラボンの摂取量の目安としては1日に70mg程度となっているそうですが、納豆であれば1パックを食べた時点で50mgものイソフラボンを摂取している事になってしまうのだとか。豆腐に関しては大きさにもよりますが半丁で50mgとの事なので、両方食べてしまうとアウトですよね。
更に納豆単体に関しても食べ過ぎは良くないらしく、納豆に含まれるセレンという成分は過剰摂取しすぎるとお腹を壊す事になったり、抜け毛を引き起こしてしまうリスクがあるのだとか。健康に良いからと食べ過ぎてしまうのはくれぐれも注意したいですね。

納豆と豆腐を毎日食べるなら適切な量を
それではどの程度の量であれば毎日豆腐と納豆を食べても良いものか、と頭を悩ませてしまいますよね。基本的に毎日の食事の中で豆腐と納豆だけを食べているという人は少ないのではないかと思います。大抵の場合にはご飯の他に肉や魚などを口にしていますよね。
その場合には豆腐1丁は量としては多すぎるそうなので、大きめの豆腐であれば半丁か1/3程度の量に留めておくのが良いそうです。家族でなら分け合えますが、一人暮らしの場合には予め適量になる小さいサイズの豆腐を買う様にするというのも良いかもしれません。
一方で納豆の場合にはパックを開けて半分だけ食べるというのも難しいですが、1日の摂取量としては1パックに留めておけば問題無い様です。豆腐や納豆だけで済ませようとするのではなく、健康を考えるならあくまでも他の食事とバランス良く食べる事が大切な様です。
豆腐に納豆と醤油かけて食べる時に心の中で「友達に合わせてやんよ…」って思いながらかけてる。
— おだか (@star__snow39) September 28, 2017

食べる量に注意しつつ豆腐と納豆で健康的な朝食を
豆腐と納豆に関する栄養成分や食べ合わせ、1日の適切な摂取量などをまとめてきましたが、これまでは健康に良いからと納豆と豆腐を食べまくっていたという人もいたのではないでしょうか。健康を考えているつもりがかえってリスクを背負う結果となっていては意味がありません。
どんな物でも過剰摂取をして身体に良いというものはありませんし、一時的なものではなく適量を毎日続けていくという事が大切なのではないでしょうか。1か月間を健康的な食生活で過ごしたからといって、それを継続できなければ意味がありませんよね。
健康に良い食材は豆腐と納豆だけではありませんし、毎日の献立の中で食べ合わせやバランスを考えつつ食事をしていけば自然と健康的な食事を継続していく事もできる様になるのではないでしょうか。様々な食材を活用して美味しく健康を保っていきたいですね。
