フェザースティックの簡単な作り方まとめ!必要な道具や着火のコツも解説

アウトドアで火を起こすことはとても重要ですよね。新聞紙や着火剤を使って火を付ける人が多いですが、フェザースティックなら薪さえあれば作れてしまう自作の着火剤になります。キャンプを楽しむアウトドア女子ならフェザースティックの作り方もマスターしちゃいましょう。

フェザースティックの簡単な作り方まとめ!必要な道具や着火のコツも解説

目次

  1. フェザースティックは自分で作れる着火剤
  2. フェザースティックはブッシュクラフトの基本
  3. ブッシュクラフトについても知っておこう
  4. フェザースティック作りに最適なナイフについて
  5. フェザースティックに適した木材と着火道具
  6. フェザースティックの種類
  7. 本格的なフェザースティックを作る前に
  8. フェザースティックの作り方
  9. フェザースティックを使った火おこし
  10. フェザースティックで火おこしの達人

フェザースティックは自分で作れる着火剤

みなさんは「フェザースティック」という言葉を聞いたことはありますか?「フェザー=羽毛」「スティック=棒きれ」なので直訳すれば「羽毛の棒きれ」となりますが、薪を薄く削っていき、クルっとカールした木片が薪の周りに付いている様子が羽状に見えることから「フェザースティック」と名づけられました。

細くカールした木片のおかげで火がつきやすく、着火剤の変わりとして使えるので、キャンプやバーベキューなどアウトドアが趣味の人なら作り方を覚えておくととても便利です。そこで今回は女性でもコツさえ掴んでしまえば簡単に作れるフェザースティックの作り方や着火方法などを紹介していきます。

フェザースティックはブッシュクラフトの基本

近年、キャンプ上級者の間で密かなブームを呼んでいる「ブッシュクラフト」にフェザースティック作りは欠かせません。ブッシュクラフトと聞くと、何かを工作することをイメージしますが、究極のアウトドアスタイルともいわれ、持ち込む道具を必要最低限に押さえ、自然の中の素材を利用して工夫しながらアウトドアを楽しむスタイルを指します。

といわれてしまうと、アウトドアに慣れていない人は「そんなの無理」とやる前から尻込みしてしまいますが、まずはフェザースティックの作り方がマスターできれば、火を付けるために着火剤や新聞紙などを持って行かなくても済むようになり、少し荷物を減らすことができます。

ブッシュクラフトの基本はナイフの使い方を覚えたり、火おこしが1人でできるようになることからスタートしますので、フェザースティック作りはまさにピッタリなナイフワークといえます。まずは作り方をしっかりマスターして、キャンプ上級者に近づいてみましょう。

ブッシュクラフトについても知っておこう

ブッシュクラフトは究極のアウトドアと先ほども少し説明しましたが、自然と遊びながら学べる「サバイバル術」でもあります。人間は、食べなくても3週間から30日は生きられるといわれていますが、水分は3日取れなければ死んでしまいます。さらに体温が奪われてしまうことも死に繋がるといわれています。

そのため、万が一どこかで遭難してしまった場合、まず確保しなければ体を冷やさないようにするためのシェルターと水です。「シェルター」といっても、どこかに穴を掘るわけではなく、地面に直接寝ずにすむようなマット、寝袋の他、タープとロープがあれば大丈夫です。

その他に、フタ・カップ(鍋としても使える)・水筒・ストーブがセットになったキャンティーンがあると、水の確保から調理までこなせるので便利です。サバイバル術はアウトドア以外でも必要になるケースがあるため、ブッシュクラフトをお手本に、一度体験してみるといいかもしれません。

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フェザースティック作りに最適なナイフについて

フェザースティックを作る時に欠かせないナイフですが、アウトドア用ナイフとひと口に言っても刃の形が微妙に違い、ナイフによってはフェザースティックの作り方に向かないものもあります。

切先を自分に向けて刃の形を見ると、刃先から刃の背に向かって緩やかなカーブになっている「コンベックス」、コンベックスよりも刃先が少し三角になっている「スカンジ」、刃先が鋭い「ホロー」などがあります。

コンベックスタイプのナイフは、サバイバルナイフなどによく使われていますが、フェザースティックを作るなら、スカンジタイプのナイフがおすすめです。刃先に角度が付いているおかげで、削りたい木の表面にナイフの刃が当てやすく、そのまま真っすぐ削り進めることができます。

ですが、絶対にこのナイフでなければダメということはありません。極端なことをいえばフェザースティックは、カッターナイフのようなアウトドアナイフとは呼べないものでも作れます。刃に厚みがあればカール状になりやすく、刃が薄いとカールが弱くなるといった差がでる程度です。

フェザースティックに適した木材と着火道具

キャンプで火おこしをする場合、着火は細くて乾いた状態のものを利用し、火を持続させ、火力を上げて薪で火を安定させることがコツですが、フェザースティックは着火するときから火を持続させるところまで使う必要があるため、杉やヒノキなど針葉樹がおすすめです。

さらに乾いていることも条件で、いくら細かいカールをフェザースティックで作っても、濡れて湿った状態での着火は不可能です。その場合は、松脂など樹脂が固まったファットウッドをフェザースティックを作るときと同じように削ると、雨が降っているときでも着火が可能です。

着火させる道具も大切です。火をつけるものといえばライターやマッチが一番に浮かびますが、キャンプなどアウトドアは天候に左右されやすいものです。突然の雨や雪の中でも着火できる道具といえばファイヤースターターです。火打石の容量で火花を散らして着火させる原理のため、雨に濡れても拭けば使えます。

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フェザースティックの種類

フェザースティックの作り方はいろいろあり、大きく分けると、はじめに削ったところまで次のカールを作る方法で横からみると頭が真っすぐに見える削り方と、はじめのカールから徐々に後退させて作る方法で、横からみると下に向かって斜めに切り込みが見える削り方になります。作りやすいのはどちらかといえば後の削り方ですが、あくまでも好みです。

フェザーにも種類があり、少し厚みを持たせて削り大きめなカールを付けたものを「キンドリンフェザー」と呼び、主に焚きつけ用に使います。逆にできるだけ細く薄く削ったものを「ティンダーフェザー」と呼び、こちらは火口用で、火花で着火しやすい削り方です。1本に両方のフェザーを作ると着火から焚きつけまでスムーズにいきます。

本格的なフェザースティックを作る前に

なんとなくフェザースティックの作り方やコツがわかってきましたが、キャンプ本番で突然フェザースティックを作るのはやはり難しいです。実践でコツを掴んでしまえる人もいますが、それでも一度練習をすることをおすすめします。

フェザースティックの練習にピッタリなのは割りばしです。またはホームセンターなどで薪を買い、長さは25cm〜40cm、太さは一辺1.5cm〜3.5cmを目安に小割して角を作るようにしましょう。うねりや巻きがなく、虫食いや節のないものを選ぶことも練習で上達するコツです。

フェザースティックの作り方

初めてフェザースティックを作る人にもわかりやすい動画です。初めてだからこそどうフェザースティックを削っていけばよいのかや、必要な道具なども参考になります。ナイフの持ち方については、柄をしっかりと握った方がよいという人と、ハンドルも持って人差し指を刃にあてた方がやりやすい人に分かれます。

この持ち方でなければダメということはありません。バトニングをするときも、ナイフを叩く棒を利き手で持つのか反対の手で持つのかでやりやすさは変わります。練習だからこそ両方の手で試して、道具はどう持てばやりやすいのかを探しておきましょう。

フェザースティックを使った火おこし

フェザースティックを使った着火方法は、ティンダーフェザーとキンドリンフェザーを作り分けたスティックを使う場合なら、まず、ティンダーフェザーにファイヤースターターなどで火をつけ、その火をキンドリンフェザーに移し、さらにキンドリンフェザーのスティックを追加して火を持続させます。

キンドリンフェザーではなく小枝や割りばし程度の太さに小割した杉やヒノキを使うことも火を持続させるコツです。この時、はじめに片手でひとつかみ程度を平らに火種に乗せたら、そのあとは井桁や山形に組むことで、適度な空間ができ火種を絶やさずに済みます。

次は親指程度の太さがある枝や、ナラや樫のような広葉樹で細めの薪を使って、先ほどと同じように井桁に組むか山形にくべて火力を上げるようにします。なお杉のような針葉樹をここで使う場合は、多少太めのものでもOkです。ここまで来たら、炎を安定させるために腕の太さくらいの薪をくべます。

薪を置くコツは中央に置いたり、少しずらしたりすることで、その置き方の違いで炎の大きさが変えられます。さらにここまで焚火を成長させると、火を含んだ熾き(おき)の層ができるので調理に最適な状態になります。調理が終わったら、再び薪をくべることで炎が復活して焚火が楽しめます。

フェザースティックで火おこしの達人

フェザースティックは一見作るのが難しそうですが、道具もナイフだけでよく、作り慣れてしまえば数分でできてしまいます。今はキャンプ用品も便利なものがたくさんあり、フェザースティックをわざわざ作る必要はないといわれていますが、用意していた道具が足りなくなったり、なかなか火おこしがうまくいかないときフェザースティックは威力を発揮してくれます。

またフェザースティックは、本格的なアウトドア用ナイフなどの道具が無くても家にある刃物で作ることもできるので、いざというときのために一度作ってみませんか。キャンプ以外でも案外役に立つのがフェザースティックです。これを機会にフェザースティックで火おこしの達人を目指しませんか?

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