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バッグインバッグの作り方まとめ!簡単にかわいくできる方法とは?
バッグインバッグは、バッグを持ち替えたときに中身をサッと移動させることができる便利なアイテムですが、どれを選ぶか迷います。ですがバッグインバッグの作り方は難しくなく、自分好みに作れるので一つあると便利です。色々な作り方を紹介しますので、参考にしてください。

目次
- バッグ整理にバッグインバッグは最適
- 折りたたんで縫うだけでできるバックインバッグの作り方
- 収納バツグンなバッグインバッグの作り方
- このまま持ち歩けるバッグインバッグの作り方
- ポシェット代わりになるバッグインバッグの作り方
- 持ち手が外せるバッグインバッグの作り方
- 仕切りがうれしいバッグインバッグの作り方
- 取り出しやすいバッグインバッグの作り方
- 手ぬぐい1本でできるバッグインバッグの作り方
- 手ぬぐい2本で作るバッグインバッグの作り方
- A4用紙が型紙になるバッグインバッグの作り方
- リバーシブルで使えるバッグインバッグの作り方
- リュック用バッグインバッグの作り方
- バッグインバッグをおしゃれに楽しむアイデア
- 手作りバッグインバッグで収納美人を目指そう!
バッグ整理にバッグインバッグは最適
バッグインバッグは、仕切りのないバッグに使うものと考える人もいますが、バッグをよく持ち替える人にとても便利なアイテムです。特に大きさや機能面での決まりはなく、大きさの違うポケットがたくさん付いているだけの簡単なバッグインバッグもあれば、そのまま持ち歩けるバッグインバッグもあります。

さらにバッグの中身が崩れがちな人や、家に帰る度に鍵を探しているなど、バッグ内の整理が苦手な人にもバッグインバッグはおすすめです。バッグインバッグは市販のものもありますが、普段使っているバッグに合わせるなら手作りが一番です。そこで今回は、バッグインバッグの色々な作り方を紹介していきます。

折りたたんで縫うだけでできるバックインバッグの作り方
細長い生地を好みの大きさに折りたたんで縫い合わせるだけで大きなポケットと外側にもポケットができてしまう、作り方が少し不思議なバッグインバッグです。長い布になればいいので、100均の手ぬぐいで作っても同じように作れます。
仕上がりが約横32cm×縦16cm×マチ10cmになるバッグインバッグで、材料は25cm×98cmの生地2枚、リボン約30cmを2本用意します。作り方は①生地を繋げて1枚の長い布にし、縫い代をアイロンで割ります。②長い辺の片方を1cmの三つ折りにし、ミシンで端を縫います。③三つ折り部分を上にして布を表にし、左端から32cmのところにピンチでしるしを付けます。
④③のピンチから左に折り、右側の輪の部分から48cmのところにピンチでしるしを付けます。⑤④のピンチから右へ布を折り、④のピンチから64cmのところへピンチでしるしを付けます。⑥④で付けたピンチを左手、⑤で付けたピンチを右手で持ちそのまま本体の中央へすべらせるように移動させます。
⑦形を整えたら右に残っている布を本体にかぶせ、その状態のまま左右と下部分を縫い合わせます。⑨底部分の角をつまみ、左右の縫い目が真ん中になるように割り、縫い目から左右に5cmになるように線を書いて縫いマチを作ります。⑩表に返し中央部分を1本のリボンで縫い留めポケットができるようにし、反対側にもう1本リボンを縫い付け口で結べるようにします。
収納バツグンなバッグインバッグの作り方
外側に大きなポケット、内側にサイズ違いのポケットを付けたバッグインバッグです。本体の表地と裏地の色や柄を変えたり、ポケットだけ違う布にしたりなど自由にアレンジの作り方にすれば、使うバッグに合わせて選ぶこともできます。サイズは約横30cm×縦20cm×マチ8cmなので、普段から荷物が多めの人におすすめなバッグインバッグです。
作り方は①表地、裏地共に50cm×40cm、外ポケット32cm×26cm、内ポケット36cm×22cmに生地をカットします。②表地と裏地に48cm×38cm、外ポケットに30cm×12cm、内ポケットに34cm×10cmの接着芯を貼りつけます。③外ポケット、内ポケットそれぞれ横半分に折ります。④内ポケットの右端から10cm、2cm、7cm、2cm、3.5cmの所にしるしを付けます。
⑤裏地の左右から5cm、上から21cmのところに内ポケットの下端が来るように置き、ポケットの両端を1cm内側に折り込み、2cmの部分は1cm幅にダーツを取りコの字に縫い付けたら10cm、3.5cmにしるしを付けたところを縫ってポケットにします。

⑥外ポケットも表地の上から21cm、左右5cmのところに縫い付けますが、ポケットの上端を左右6cmにするとポケット口にたるみが出て、厚みのあるものが入れやすくなります。⑦表地と裏地を別々に左右を縫い合わせ、8cmのマチを作ったら縫い代をアイロンで割り、重ね合わせたら口部分をバイアステープでぐるりと縫い合わせます。
接着芯の貼り方とマチの作り方のポイント

表地と裏地の接着芯は、周囲から縫い代1cm分を開けて貼りつけ、ポケット用の生地の接着芯は、生地の輪になる部分に接着芯の端を合わせ、左右は1cmずつ開けて貼ってください。裏地のマチの作り方は、表地より2~3mmほど狭く作るときれいに重ねられます。
このまま持ち歩けるバッグインバッグの作り方
しっかりした持ち手を付け、ランチトート代わりに使うこともできるバッグインバッグです。裏地を付ける作り方なら布端の処理をしなくてもよいので簡単に作れ、仕上がりもきれいです。シンプルな作り方だけでなく、レースなどを付ける作り方もおすすめです。
100均は店舗によって扱っている生地や接着芯が違います。しっかりしたバッグインバッグにしたいなら厚みのある接着芯が手に入る100均を利用しましょう。動画ではシンプルなランチトートの作り方を紹介していますが、裏地を縫い合わせる前に必要なポケットを縫い付ければ使いやすいバッグインバッグが出来上がります。
ポシェット代わりになるバッグインバッグの作り方
バッグインバッグとして使わないときは、ポシェットとしても使えるバッグインバッグの作り方です。バッグインバッグはファスナー付きのポケットを付けて貴重品を入れる作り方もありますが、上を折って使える作り方にすれば同じように貴重品を入れても外から見えにくくなるので安心です。

ポケットが必要であれば、先にポケットを縫い付ける作り方で作れば簡単にポケットも付けられます。さらにDカンを付けずテープのみにし、アクリル紐を通して抜けないように紐の端に結び目を作ればもっと簡単に作れ、バッグに入れた時にショルダー紐がじゃまになりません。また、マチ部分の切り込みをもう少し大きくとれば、幅広いマチに変えることもできます。
持ち手が外せるバッグインバッグの作り方
中のものを移動させるためだけでなく、バッグインバッグそのものをバッグとして利用したいなら、ナスカン付きの持ち手を利用した作り方なら持ち手が邪魔な時に取り外せるので便利です。ナスカン付きではありませんが、ワンタッチで付けられる持ち手が100均で手に入ることもありますので、より作り方が簡単になります。
持ち手の取り外しができるバッグインバッグの作り方は、バッグインバッグ本体はポケット付きにするならバッグの形にする前に必要な大きさや数を縫い付け、Dカンを付ける作り方にする場合は、テープや合皮などにDカンを通して表地と裏地に挟み込むように縫い付けてください。
レフ板ケースのちぎれた下半分を補うために「かばんの持ち手(ワンタッチ金具)」買った。
— としくん☆ (@opal99ct) February 4, 2017
これでとりあえず止まる、、い、いや、これでは無理っぽいか(@_@;)。 pic.twitter.com/fMFzehYwBE
100均のワンタッチ金具付きの持ち手は、布などが挟めるようにギザギザの口が付いていますが、簡単に挟むだけの作りですので、たくさん物を詰めた状態のバッグインバッグの場合、支えきれない可能性が考えられます。強度を確認してから使用してください。
仕切りがうれしいバッグインバッグの作り方
ファスナーやポケットなどのない口の大きなバッグにバッグインバッグはとても便利ですが、貴重品を入れるときは、ファスナー付きのポケットに入れたいですよね。また、バッグインバッグそのものも、周囲にポケットがあっても、中心が大きく空いているせいで入れたものが落ち着かないこともあります。
仕切りを兼ねたファスナー付きのポケットがあればさらに収納力がUPし、貴重品を入れても安心です。作り方は①仕切り用ポケット生地2枚を用意し、つなぎ合わせるようにファスナーを縫い付けます。②ファスナーを縫い付けたら中表に合わせて底になる辺を縫い合わせます。③②を表に返してアイロンで形を整えます。
④表にした裏地の右端と③の右端、上から1~2cmのところとファスナー部分を合わせたら下から折り上げ中表にし、まずは右端を縫い合わせます。⑤左側も同じように縫い合わせたら下の角を出してマチを作ります。他に内ポケットが必要なら、ファスナー付きポケットを縫い合わせる前に作ってください。
仕切り代わりになるファスナー部分は、底を本体に縫い付けていません。宙に浮いた作り方のため「天ポケット」とも呼びます。底部分から縫い合わせる作り方よりも簡単に作れますので、仕切りは欲しいけれど面倒な作り方は嫌な人におすすめです。
取り出しやすいバッグインバッグの作り方
持ち手付きやマチの付いたそのままでも使えそうなバッグインバッグは素敵ですが、バッグのサイズによっては出し入れがしにくく感じることがあります。こちらで紹介するバッグインバッグは、ほとんどのバッグで使うことができ作り方も簡単です。
作り方は①厚手のランチョンマットを用意し、上部分から2~3cmずらして横長になるように折ります。②両端を縫います。③入れたいものに合わせてポケットの幅を決めて線をチャコペンなどでしるしを入れ、線の通りに縫います。④バッグの内側の周囲に沿わせるように広げてください。
ベルト状の生地にポケットを作る作り方なので、移動させるときはクルクルと巻き、バッグに合わせて広げるだけなので簡単に使えます。しっかりとした厚手の生地がおすすめですが、100均の生地でも厚手の接着芯を貼り2枚重ねにした作り方でも大丈夫です。
手ぬぐい1本でできるバッグインバッグの作り方
バッグインバッグは「こうでなければいけない」といった決まりがありません。移動ポケットのような作り方でも立派にバッグインバッグとして使えます。100均には、珍しい柄やかわいいデザインの手ぬぐいが売られていますので、気になる手ぬぐいを見つけたらストックしておけばアッという間に作れます。
100均手ぬぐいの嬉しいところは、布端の処理をせずに使えるところです。動画では両方ともポケットを2つにしていましたが、3つに増やしたり、縫う位置をずらして大きさ違いのポケットにしても同じように作ることができます。柄違いの手ぬぐいで何個か作ればバッグとのコーディネートも楽しめます。

手ぬぐい2本で作るバッグインバッグの作り方
一見手ぬぐいで作ったように見えないバッグインバッグです。先ほどのバッグインバッグよりも作り方が難しいですが、2本の手ぬぐいをフルに使い、ファスナーポケットも付けた作り方なので使い勝手も抜群です。
動画では手ぬぐいの端の処理の仕方や作り方が丁寧に紹介されていますが、表地用の手ぬぐいにポケット用の手ぬぐいを配置する点が作り方のポイントになりますのでよく確認して作ってください。また、口の部分に使用するハンガーワイヤーは、100均のクラフトワイヤーでも代用できます。

A4用紙が型紙になるバッグインバッグの作り方
バッグインバッグだけでなく、ハンドメイドするときに型紙を作る必要があると、それだけで作ることが面倒に感じてしまうことがあります。このバッグインバッグはA4用紙があれば型紙をわざわざ作る必要がないので気軽に作れます。
持ち手に100均のステッチテープを利用していますが、特にこだわる必要はありませんので、余った布があればそれで持ち手を作るのもおすすめです。ですが、あまり持ち手を長くしたくないのであれば、バイアステープを利用してバッグインバッグの口部分をぐるりと縫い付けるときに持ち手部分ができるようにしながら縫い付けましょう。
リバーシブルで使えるバッグインバッグの作り方
バッグインバッグをリバーシブルで作るとバッグインバッグの使い方に幅が生まれます。100均の文具コーナーなどにあるファスナー付きのファイルケースを分解して利用して作るため、バッグインバッグだけでなくコスメなどの整理グッズとしても使えます。
始めに100均のファスナーケースを分解する手間はかかりますが、作り方は特に難しくなく、キルト芯を使うことで鏡など割れやすいものを入れても安心して使うことができるバッグインバッグです。ポケットの仕切りは普段バッグに入れる事が多いものに合わせるよう作り方を変えてください。
リュック用バッグインバッグの作り方
両手が空いて、荷物もたっぷり入れられるリュックですが、仕切りがないため荷物がグチャグチャになりやすく、収納に悩む人もいます。そんな人におすすめなのがリュックの上まで活用しやすくなるリュック用のバッグインバッグです。
作り方は①本体35cm×27cm×2、下部内側ポケット18cm×27cm、ドリンクホルダー用に16cm×29cm×4、上部左ポケット30cm×15cm、上部右ポケット30cm×19cm、持ち手20cm×4cm、底板33cm×25cmサイズのものを用意します。
②底板の上辺に缶底などを利用して丸くカットしておきます。③②に合わせて縫い代分を取りながら本体生地をカットします。④下部内側ポケットを横半分に折り、折り目にステッチをかけ、本体1枚の下に合わせて左右と下を縫い代5mm幅で縫い合わせたら中心も縫いポケットを作ります。
⑤ドリンクホルダー生地を2枚一組にして縫い合わせ、表に返したら半分に折り、④の下から1.5cm開けて左右に5mmで仮縫いします。⑥上ポケット生地を中表に半分に折り、周囲を縫ったら左端から3cmのところと12cmのところにポケット生地がかまぼこの形になるように縫い付け、両端を1cmずつ中へ折り込んだら下を縫い付けます。
⑦持ち手を1/4幅に折り両端にステッチをかけ、⑥の上部の中心に仮縫いします。⑧本体のもう一枚を⑦と中表に合わせ、Uの字に1cmの縫い代で縫い合わせたら、カーブ部分に1cm間隔程度に縫い目ギリギリに切り目を入れたら表に返します。下から②の板を入れます。
バッグインバッグをおしゃれに楽しむアイデア
バッグインバッグは、バッグを交換するときに中身をそっくり簡単に移動させるために使うことが多いですが、手作りだからこそ、もっとバッグインバッグを楽しんで使いたいものです。そこで、周りに思わず自慢したくなるバッグインバッグをご紹介します。
バッグとお揃いのバッグインバッグ
トートバッグは中に仕切りがないため、小物を入れると行方不明になってしまうことがありますが、お揃いの布で簡単なバッグインバッグを作ればそんな悩みも解消されます。バッグインバッグ付きのトートバッグは、プレゼントにもピッタリです。
バッグのカラーに合わせたバッグインバッグ
バッグのカラーに合わせたバッグインバッグもステキです。カラーコーディネートされたバッグインバッグで整理されたバッグなら、人前でバッグを開けても恥ずかし思いをすることがなく逆に見せたくなりそうです。カラーが合わせられるのも手作りのバッグインバッグならではです。
手作りバッグインバッグで収納美人を目指そう!
ポケットなど収納が考えられた機能的なバッグやリュックは便利ですが、別なバッグに移動させるときは少し面倒に感じる事があります。そんなときバッグインバッグがあればサッと中身が移し替えられ、入れ忘れる心配もありません。
整理されたバッグは使い勝手もよく、周りからの評価も違います。「美人はバッグの中もキレイ」といわれていますので、ファッションやメイクだけでなく、バッグもバッグインバッグで整理して収納美人になりましょう。
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