夜中に目が覚める意外な原因とは?不眠対策・すぐに眠れる方法まとめ

夜中に目が覚める、そしてそのまま眠れない・・誰しもが経験のある事ではないでしょうか?次の日の事を考えたら早く眠りたいのに眠れない、時間がけが刻々と過ぎていき辛いですよね。そんな誰にでも経験のある、夜中に目が覚めるという原因や対策についてまとめてみました。

夜中に目が覚める意外な原因とは?不眠対策・すぐに眠れる方法まとめ

目次

  1. 夜中に目が覚めるのは不眠症?
  2. 不眠症といっても実はいろいろ!不眠症の定義とは?
  3. 夜中に目が覚めるのを防ぐために!まずは睡眠の勉強
  4. 夜中に目が覚める原因の一つはカフェインのせい?
  5. お酒のせいかも?夜中に目が覚める原因
  6. 食べすぎで夜中に目が覚める原因にもなる?
  7. 女性にありがちな夜中に目が覚める原因:糖分
  8. 現代人にありがちな夜中に目が覚める原因はスマホもある
  9. ストレスが最多?夜中に目が覚める原因
  10. 自分じゃとめられない?夜中に目が覚める理由とは?
  11. 体内時計を整えよう!夜中に目が覚める時の対策
  12. 夜中に目が覚める時の対策としての運動とは?
  13. それでも夜中に目が覚める場合には?
  14. 他にもいろいろ理由がある!夜中に目が覚める原因と対策
  15. まとめ:快適な睡眠で快適な毎日を!

夜中に目が覚めるのは不眠症?

夜中になぜか突然目が覚めてしまい、その後眠れなくなる・・という体験は誰でも一度や二度は経験ありますよね。すぐにまた寝ようと思って数を数えてみたり、羊を数えてみたり、いろいろな方法を試したけれど、どうしても寝付かれない・・と言うこともあるのではないでしょうか?

眠りについてから3,4時間後に目が覚めてしまう事を、中途覚醒と呼ぶそうです。誰にでも起こりうる現象ですが、この中途覚醒が週に2,3回になってしまうとつらいですよね。

もちろん睡眠時間を削られるわけですから、朝起きるのもつらくなるし、日中の生活にも支障が出てしまうかも知れません。そんなだれにでも起こりうる睡眠障害の一種が中途覚醒です。夜中に理由もなく目が覚めてしまう現象の中途覚醒。そんな中途覚醒の原因や対策についてまとめてみました。

不眠症といっても実はいろいろ!不眠症の定義とは?

不眠症という言葉はみなさんご存知ですよね。でも一言に不眠症といっても実はいろいろなタイプがあります。寝つきが悪い入眠障害。いつもより2時間以上早くに目が覚めてしまいその後眠れない早期覚醒。眠りが浅く熟睡した感じがしない熟眠障害、それに途中で目がさめる中途覚醒の4種類です。

この4つの中のどれか、またはいくつかが週に2,3回以上あり、しかも本人がその事によってつらい思いをしていると不眠症と診断されるようです。

この4つの睡眠障害の中でも特に多いのが夜中に目が覚める中途覚醒です。しかもこの中途覚醒は年齢30~40代の女性に多くみられるのだとか・・・別目隠れ不眠とも呼ばれる中途覚醒。思い当たる女性も多いのではないでしょうか?

夜中に目が覚めるのを防ぐために!まずは睡眠の勉強

睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠と呼ばれるものがあることをご存知でしょうか?人間は誰でも浅い眠りのレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠を3~4時間ごとに一定のリズムで繰り返しています。そして、浅い眠りであるレム睡眠の時に目が覚めてしまうのが、中途覚醒なんですね。そのため、中途覚醒はいつも決まった時間に目が覚めてしまう・・と言うことが多いようです。

レム睡眠とノンレム睡眠のリズムには個人差もありますし、その日によってもある程度の差はあるそうです。でも、特に自分では思い当たる原因もないのに、大体同じ時間帯や入眠しててからの時間が同じくらいたってから目が覚めるようであれば、中途覚醒と思っても良いようです。

人間なら誰しもたまに夜中に目が覚めてしまうことはあります。でも中途覚醒があまりに続いたり、夜中に目が覚めるために日中に辛い思いをしているのなら、何かしらの対策を取りたくなりますよね。

夜中に目が覚める原因の一つはカフェインのせい?

オフィスワークで一日中忙しく働いている女性の中には、常にコーヒーを傍らに置いている、という人も少なくないのではないでしょうか?ご存知のようにコーヒーにはカフェインが含まれています。日中のカフェイン摂取が中途覚醒の原因になっている事もあるそうです。

人間の一日のカフェイン摂取量の目安は、缶コーヒーなら一日2本と言われます。朝しか飲んでない・・という方でも人によってはカフェインの効果は10~12時間続くのだとか。しかも若いころは大丈夫だった人でも女性の体は変わりやすいもの。夜中に目が覚めることが、少し続いたらコーヒーを控えてみたほうがよいかもしれません。

夜中に目が覚めてしまって、日中辛いのでコーヒーですっきりする。カフェインのせいでさらに中途覚醒を引き起こしてしまう・・といった悪循環を繰り返してしまう女性も多いのだそうです。思い当たる人は少し生活を見直してみたほうがいいかもしれませんね。

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お酒のせいかも?夜中に目が覚める原因

男女問わず、寝酒を習慣にしている人も少なくないですよね。お風呂上りに程よく酔って気持ちのいい状態でベッドに入る・・至福の時です。でもそんな寝酒の習慣が夜中の目が覚める原因になっていることもあるんです。

お酒を飲んで眠ると尿意を催して夜中に目が覚めてしまうことがあるのはもちろんの事、お酒を飲んでいるとアルコールを分解するために夜中でも体は働かなくてはなりません。そして、このアルコールを分解する際に発生する物質が、脳を刺激して目が覚めてしまうそうです。

確かに寝酒は寝つきは良くなりますが、睡眠の質はどうしても低下させてしまうんですね。一度ついた習慣を変えるのは、なかなか難しいかもしれませんが、深くぐっすり眠って、快適な朝を迎えるためにも、頑張ってみましょう!

食べすぎで夜中に目が覚める原因にもなる?

現代の忙しい女性は夜遅くまで残業している事も少なくないですよね。夜の10時まで働いてから家に帰り、急いで食事、お風呂に入ってすぐにベッドへ・・という毎日の繰り返しということもあるのではないでしょうか?

実は、この寝る前に食事をするという行為も夜中に目が覚める原因になります。アルコールの場合と同じで、寝ている間に食物を消化するために消化器官は休みなく働かなければなりません。良質な睡眠というのは、脳を休ませるのと同時に体、内臓を休ませてあげる必要もあるんです。

夜中に目が覚める事のない良質な睡眠のためには、ベッドに入る前3時間前には食事やアルコールを終わらせているのが理想的だそうです。仕事のスタイルを変えるのはなかなか難しいかもしれませんが、残業中に軽く食事をとるとか、何かしらの対策や方法があるといいですね。

女性にありがちな夜中に目が覚める原因:糖分

スイーツ好きな女性は多いですよね。甘くてふんわりしたケーキやお菓子を食べる事が唯一のストレス解消!という女性もいるくらい、スイーツに目のない女性は多いんです。でも実はこのスイーツに代表される糖分が夜中に目が覚める原因になっている事もあるのだとか。

血糖値という言葉は皆さんご存知ですよね。人間は寝ているときでも心臓は動き、体温は保たれ、その他生きてくのに必要な生命維持活動がなされます。この生命維持の機能をつかさどっているのが自律神経ですが、血糖値の乱れがこの自律神経の乱れをも引き起こしてしまうんです。

実際、糖尿病の患者さんの中には睡眠障害をもった方が多いのだとか。糖尿病とまではいかなくても現代の食生活は血糖値の乱れを引き起こしやすいそうです。夜中に目が覚めた時に、何かを食べると眠れる・・という人は血糖値の乱れを疑った方が良いようですよ。普段の生活でも、甘い物は避ける、炭水化物は控えめ、食事の際は汁物や野菜から先に取る、などの対策をしましょう。

現代人にありがちな夜中に目が覚める原因はスマホもある

ここ何年かで急速にひろまったスマホ。たしかにとても便利で一度もったら手放せませんよね。でもこのスマホが夜中に目が覚めてしまう原因になっている事もあります。

スマホから発生するブルーライトは脳を覚醒させてしまいます。最近のスマホはブルーライトカットモードが搭載されていたりするようですが、100%カットできるわけではありません。夜中に目が覚める事を防ぎたいのなら、なるべく練る前にはスマホを見ない。夜中に目が覚めてしまった時にもスマホを見られないように寝室にスマホは持ち込まない・・などの対策をとりましょう。

ストレスが最多?夜中に目が覚める原因

何かと忙しい現代の社会人。そんな社会人と切っても切れない関係なのがストレスです。夜中の目が覚める事の一番多い原因がストレスといっても過言ではないかもしれませんね。何か心配ごとがあって夜中に目が覚めてしまうといった経験は誰しもがお持ちではないでしょうか?

人間、何かストレスがあると脳もうまくリラックスできなくなり、夜中に目が覚める中途覚醒を引き起こしやすくなります。それが何度か続くと日中の作業にも支障をきたし、さらにストレスを引き起こす・・さらに眠れない事にも強いストレスを感じて悪循環。ひどい場合になるとうつ病になってしまうこともあるようです。ストレス、怖いですね。

ストレス解消の方法は人それぞれですが、なるべくストレスはためないようにしましょう。さらに寝るときには抱き枕を使ったり、寝るまえにはアロマを炊いたりといった方法も効果的なようです。今日も眠れないんじゃ・・と思うよりは、今日は眠れそうな気がする・・自分で暗示をかけるのもいい方法なようです。

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自分じゃとめられない?夜中に目が覚める理由とは?

さて、ここまではある程度自分でも対策が取れる中途覚醒の原因をあげてきました。でも、残念ながら自分ではどうしようもない原因もあります。その代表的な原因が加齢。哀しいかな人間は老化だけは止められませんよね。

加齢により成長ホルモンの分泌が悪くなったり、体温の調節機能が悪くなることによって夜中に目が覚める中途覚醒をひこ起こすのだそうです。実際、お年寄りの方はすごく朝が早かったり、ご家族の中で高齢な方が夜中に何度も目が覚める・・と言っているのを聞いた方も多いのではないでしょうか?

50代になると夜中に目が覚める確率は、脳波で計測してみても30代の3倍にもなるそうです。でも大丈夫!そんな加齢が原因の中途覚醒にも、ちゃんと対策や和らげる方法はあります。

体内時計を整えよう!夜中に目が覚める時の対策

甘いものやコーヒー、寝室でのスマホもやめて、食事や生活習慣を見直した。特に思い当たる強いストレスもないし、寝室もリラックスできるようになっている・・それでも、夜中必ず一度や二度、目が覚める事が週に2日以上はある・・という人で30代後半~40代の人なら、やはり老化による現象だという可能性が高くなります。

老化による中途覚醒の対策として一番にあげられる方法が、まず朝起きたら太陽の光をたっぷりと浴びる事です。これにより、体内時計も整いやすくなり、夜はぐっすり眠りやすくなるといわれています。ただし、夜中に目が覚めてしまう中途覚醒と一緒に早朝に目が覚めてしまう早期覚醒の症状がある方は、朝に太陽の光を浴びる方法は避けてください。

早期覚醒がある方でも、日中はなるべく太陽の光を浴びるようにしましょう。一日オフィスで働いている女性なら、せめてお昼休みには外に出て、近くの公園で太陽の光を浴びながらランチを取ったりすると、次第に体内時計のリズムも整うようになるかもしれません。

夜中に目が覚める時の対策としての運動とは?

さらに適度な運動も大事です。もちろん体が疲れると眠りやすくなるということもありますが、夜中に目が覚める中途覚醒に効果的なのは、リズミカルな運動と言われています。

そのためにはジョギングや踏み台を使った運動の方法を定期的にするのがいいそうです。ただしやりすぎで疲れすぎてしまっては逆効果。一定のリズムを保った運動を20~30分継続して行う事が大事です。

それでも夜中に目が覚める場合には?

生活習慣も改め、太陽の光も浴びるようにして運動も取り入れてる・・それでも夜中に目が覚める事はあります。そんな時、あなたはどうしていますか?何時間もベッドの中で寝返りをうちながら寝ようと頑張ってしまいがちではないでしょうか?

実は、そうするとかえって脳が緊張していまい眠れなくなってしまうそうです。さらにはそのマイナス体験が次の日にも不眠を引き起こしなど、負のスパイラルに陥ってしまいがち。夜中に目が覚めて眠れない時は、いっそ起きて少しだけ好きな事をしてみるのもいいようです。

部屋の明かりは暖色系の間接照明だけにして、ホットミルクを飲みながら静かな音楽を聴いてみるなどの方法が効果的です。ホットミルクでいったん上がった体温が下がり始めることにより、眠りに入りやすくなると言われています。

他にもいろいろ理由がある!夜中に目が覚める原因と対策

夜中に目が覚める原因と対策、女性に関係の深そうな代表的な例を取り上げてきましたが、中途覚醒の原因はこのほかにもまだまだあります。無呼吸症候群と呼ばれるものや、肺に問題があり、夜中にしばしば目が覚めるといった事もあるようです。その場合の解消方法としてはやはり医療機関にお世話になる必要がありますね。

他にも、寝具が体に合っていなくて寝ているときに体の一部に負担がかかっていたり、寝返りが打ちにくい環境だったりすることもあるようです。寝ているときの環境を整えてあげる事も、不眠の対策のためには有効な方法です。

生活習慣や就寝環境を整え、日中には太陽の光を浴びて、夕方にはかるくリズム体操。軽めの夕食をここがけ、部屋の照明は少し早めの時間から落とし、おふろ上がりの体温が下がる前にベッドに行く。それでも夜中に目が覚めてしまったら、温かいホットミルクを飲んでアロマを炊きながらリラックス!すべての健康は質の良い睡眠からです!

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まとめ:快適な睡眠で快適な毎日を!

だれにでも起こりうる不眠症。不眠症の中でも一番多いと言われる中途覚醒は、実は一番自覚しにくい症状であるともいわれます。夜中に目が覚めるだけだから・・と気軽に考えていると、知らない間に疲労が蓄積され、日中の生活のパフォーマンスが下がり、それが強いストレスとなりやがては本格的な不眠症に陥ってしまう、ということも考えられます。

健康な心と体を保つためには良い睡眠が必要です。さらには女性にとって最も関心のある美についても健康はかかせませんよね。今日からすぐに始められる対策や方法をとって、いつまでも健康で明るい女性でいられるようぐっすりと眠ってください!

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