メイク・コスメ
面長さんの似合う眉毛の書き方!美人・かわいい印象になれるポイントは?
第一印象は大切だと言われていますが、顔の印象を決めるのは眉毛だと言っても過言ではありません。日本人に多いと言われている面長さん。そんな面長さんに似合う眉毛はご存知ですか?面長さんの特徴を生かしつつなりたい顔に近づける、正しい眉毛の書き方と整え方をご紹介します。

目次
日本人に多い面長ってどんな顔?
顔の形はだいたい、卵顔・面長顔・丸顔・三角顔・四角顔の5種類に分けられます。卵顔を基準にほかの顔の形が分けられています。ひとつずつご紹介しますので、ご自分が面長顔に当てはまるのかチェックしてみてください。
卵顔
理想の顔の形と言われています。顔の縦幅(眉から口までの長さ):横幅(口の延長線で横の長さ)の割合が1:1になっていて全体のバランスが整っています。立体的な顔立ちが特徴です。
面長顔
日本人に最も多い顔の形と言われています。面長顔の特徴は、縦幅:横幅の割合が3:2で、縦に長さがあります。さらに、頬は丸みがなくシャープで、すっきりしている印象です。
丸顔
丸顔は顔の縦幅:横幅の割合が2:3で横に長さがあります。フェイスラインがふっくらとしているので、かわいらしく柔らかな印象です。
三角顔
三角顔の特徴は顔の縦幅:横幅の割合が3:2と面長顔と同じですが、耳の下からあごまでのラインがシャープになっています。顔の上半分が広めで下半分が狭めの印象です。
四角顔
四角顔は顔の縦幅:横幅の割合が1:2で横に幅があるので平坦な顔に見られがちです。あごはシャープですが、エラが張っているのが特徴です。
ご自分の顔の形の特徴は当てはまりましたか?顔の形によって、メイクの仕方や眉毛の書き方などが変わってきます。ここからは、この5つの顔タイプの中でも面長顔さんのメイク術について眉毛の書き方や整え方などを中心にご紹介していきます。
面長さんでもなりたい顔になれるの?
実は面長顔には北川景子さんや本田翼さんなど、美人な女性が多いのです。ほかにも木村佳乃さんや吉瀬美智子さんなど本当にたくさんいらっしゃいます。面長さんの特徴を上手に生かすことができればなりたい顔になれると思います。
そんな面長さんのために、まずは顔の印象で最も大切と言っても過言ではない、眉毛の書き方や整え方をご紹介します。上手な眉毛の書き方や整え方をマスターしてなりたい顔になりましょう。
眉毛で顔の印象が変わるってホント?
眉毛の書き方ひとつで顔の印象ががらっと変わります。顔の印象の8割は眉毛で決まるとも言われるほど眉毛は大切です。最近では眉毛サロンも登場するほど、眉毛は顔の中心的存在になってきています。
画像を見ていただくと、眉毛の整え方だけでだいぶ顔の印象が変わっているのが分かりますよね。それだけ眉毛は顔の中でも大切なパーツなのです。
眉毛の黄金比
眉毛に黄金比があるのを知っていますか?眉毛を黄金比の整え方にすることで、顔の形やパーツとのバランスがとれて、その人が一番きれいに見えます。
眉毛の黄金比の整え方のポイントは、眉頭が目頭より内側にあること、眉山が黒目の外側から目尻の間にあること、眉尻が小鼻と目尻を結んだ延長線上にあることなどです。ご自分の眉毛の形を今一度チェックしてみてください。
正しい眉毛の整え方
では眉毛はどのように整えたら良いのでしょうか。書き方の前に上手な整え方をご紹介します。眉毛を整えるときに用意するものは眉毛用コーム、眉毛用ハサミ、顔用カミソリ、毛抜きです。
まず眉毛用コームで眉毛の毛の向きを整えます。眉毛の整え方のなかで忘れがちですが、とても大切な行程です。この作業をしておくことで眉毛の切り過ぎを防ぐことができます。次にコームとハサミを使いながら明らかに長過ぎる眉毛を切りそろえていきます。切り過ぎると立体感がなくなってしまうので注意してください。
そして先ほどご紹介した眉毛の黄金比を意識しながら形を整えていきます。眉毛の上の部分はカミソリで剃り、眉毛の下の部分は毛抜きで抜いていくようにしてください。
眉毛の整え方で大切なのは「やりすぎないこと」です。もともとの形をできるだけ崩さないように不要な部分を取ってあげるというイメージです。メイクをしているときに整えるといいと思います。動画を載せておきますので、そちらも参考にしてみてください。

面長さんに似合う眉毛の形は?
ここまで眉毛の整え方などについて説明をしてきましたが、ここからは面長さんに似合う眉毛とその書き方をご紹介していきます。
面長さんに似合う眉毛は、ずばり「平行眉」です。少し長めで平行な眉毛にすることで縦長の印象が緩和され、顔の横幅が強調されることでバランスが良くなります。このとき眉尻が口角と目尻を結んだ延長線上になるようにし、長く書きすぎないようにすることがポイントです。
眉毛の形で面長さんもかわいい印象になれる!
ここからは眉毛の書き方の中でも、なりたい印象別の面長さんの眉毛の書き方を解説します。面長さんは平行眉が似合うと説明しましたが、かわいい印象にするには「平行ぎみのアーチ型」の眉毛にします。あまりにも平行からは程遠いアーチがきつい形だと、顔の縦長が強調されてしまいます。
できるだけ平行になるように緩やかなアーチを書くときれいに仕上がります。綾瀬はるかさんなどがこの緩やかなアーチ状の眉毛です。ご自分の黄金比の眉毛を元にしながら書いてみてください。
目指せ美人顔!面長さんの眉毛の書き方
美人顔つまりシュッとした印象にするにはへの字型の眉毛を想像されるかたが多いと思います。面長さんもへの字型の眉毛に仕上げることでクールな印象に見せることができます。
芸能人で言うと菜々緒さんがこのへの字型の眉毛に近いです。への字型を書くときもアーチ型同様、平行に近くなるように書くことがポイントです。こちらも平行からは程遠いあまりにも急なへの字を書くと、顔の縦長が強調されてしまいます。
面長さんの特徴を生かして落ち着いた印象の顔に!
ビジネスの場面などフォーマルなシーンでのメイクは落ち着いた印象にしたいですよね。そんな時の面長さんの眉毛は平行眉をグラデーションにすることをおすすめします。
黄金比率の眉毛を薄く書いたら、眉毛の上の部分(額に近い部分)から下の部分(目に近い部分)に向かってだんだんと色を濃くしていきます。こうすることで顔に立体感が生まれます。
このように面長さんが眉毛を書くときに必ず意識しなくてはいけないキーワードが「平行」なのです。平行眉を上手に使いこなして、なりたい顔に近づきましょう。

眉毛を上手に書くコツ
ここで、眉毛を上手に書くためのコツをご説明します。まず、眉頭はパウダーを軽くのせる程度ではっきりと書かないことです。はっきり書いてしまうと不自然で少し老けて見られてしまいます。
そして、もうひとつのポイントは眉毛の下の部分と眉尻をきれいに書くことです。この2カ所がきれいに整っていると全体の仕上がりがきれいになります。パウダーが使いにくいかたは、ペンシルを上手に活用してください。
面長さんのメイクのポイント

最後に、眉毛の以外の面長さんに似合うメイクを簡単にご紹介しますので、参考にしてみてください。
ベースメイク
面長さんの場合縦に長く横に短いので、できるだけ縦に短く横に長く見えるメイクをすることが大切です。ベースメイクはまず、できるだけ素肌や首の色と近い色のファンデーションを選んでください。あまりにも色が違うと、顔だけが浮き出て見えてしまい、逆効果です。
シェーディングはあごと髪の生え際に入れ、ハイライトは目の横から頬骨にかけて入れることで顔にメリハリができ、縦長の印象を緩和させてくれます。
アイメイク
アイシャドウは肌なじみのいい色が似合うので、ベージュやブラウンを選んでください。下まぶたは涙袋をつくるため、パールやラメの入ったアイシャドウを使います。アイラインは細く、目尻から少し出る程度に引き、マスカラは上まつげも下まつげも目尻の方が長くなるように塗ります。
チーク
チークは頬骨の下あたりに入れるようにします。斜めに入れるのではなく横長になるように入れ、顔の横幅を強調させます。チークの色で似合う色は人それぞれ違い、例えば、顔色が黄色っぽいかたはオレンジ系が似合うと思います。顔色やその日のメイクの仕上がりイメージによって変えてみてください。
リップ
リップは少しオーバーめに塗り、さらに唇の中央に色を重ねて塗ると、立体感が生まれます。色ははっきりとした強めの色は避け、ベージュやピンク系の色が似合うのでおすすめです。
とにかく面長さんは縦長を強調しないメイクをすることが大切です。すでにご紹介した眉毛の書き方とあわせて試してみてください。

面長さんも眉毛でなりたい顔になろう!
ここまで面長さんのメイク術についてご紹介してきました。どんなかたにも言えることですが、ご自分に一番似合うメイクをすることがとても大切です。その中でも顔の印象を左右する眉毛をもう一度見直してみてください。そして、面長さんは眉毛を書くときのキーワード「平行」を意識して、なりたい顔をゲットしてください。