しみとそばかすの違いと原因を解説!今からできる簡単な予防方法とは?

どうしても気になるしみやそばかす。じつは若い子でも、しみやそばかすで悩んでいる人が多いのです。年齢のせいだけではないしみ、そばかすはどうしてできるのでしょう。今からでもできる予防方法は?原因が分かれば対策もできます!しみのないキレイな肌を目指しましょう!

しみとそばかすの違いと原因を解説!今からできる簡単な予防方法とは?

目次

  1. しみ・そばかすは多くの女性の悩みのタネ!
  2. しみとそばかすとの違いは?
  3. そばかすとはなに?
  4. 遺伝によるそばかすと後天的なそばかす
  5. 色白な人ほどそばかすになりやすい?
  6. しみになる原因は?
  7. しみには種類がある
  8. しみにもそばかすにも共通する敵は紫外線!
  9. 今からでも遅くない!紫外線対策
  10. ストレスが巻き起こす!しみ・そばかすへの影響
  11. 生活習慣の見直しでしみ・そばかす予防
  12. しみ・そばかすにいい食事とは?
  13. 飲んで予防!しみ・そばかすに効く成分
  14. しみ対策にはこまめなケア
  15. 日頃からできる!しみ・そばかす対策でキレイな肌へ

しみ・そばかすは多くの女性の悩みのタネ!

女性の肌悩みで常に上位に君臨しているのが、しみ・そばかすです。一度できるとなかなか消えることのない斑点は、鏡を見るたびに気になってしまいます。年齢だから仕方ないと思っていても、できることなら消えてほしいのがしみなのです。それに比べて、若い女性に多いのがそばかすです。薄い茶色の斑点が特徴ですが、そばかすとしみの違いとは一体何なのでしょうか?

しみとそばかすとの違いは?

しみには様々な要因が考えられます。年齢によってできるのはもちろんのこと、ニキビなどの炎症の跡がしみになる場合もあります。また、よく言われるのが紫外線の影響です。美白化粧品のCMやテレビ雑誌などでも、紫外線がしみを作り出す原因となっています。ほかにも肝斑(かんぱん)と呼ばれるものも、しみの仲間と言えます。

しみと違いそばかすは、比較的若い年代の人に多いようです。若い子の場合はそばかす、ある程度の年齢になったらしみ、と呼ばれていますが、そばかすとしみでは違いがあります。また最近ではわざとメイクでそばかすを作ったりするのも流行っており、必ずしも忌み嫌うものではないのがそばかすと言えます。それでは具体的にしみとそばかすの違いを見ていくことにしましょう。

Thumbそばかすメイクがかわいいと話題!上手なやり方と活かすコツを紹介

そばかすとはなに?

そばかすは、鼻や左右の頬に点々と薄く小さな茶色い斑点ができたものです。正式には雀卵斑(じゃくらんはん)と呼ばれるもので、幼少期から出始めます。思春期にかけて濃くなっていくため、気にする人も多くいますが、年齢を重ねるにつれて少しずつ薄くなるのが特徴です。しかし、まれに大人になってから発生することもあり、しみとの違いが分からない原因になっています。

顔にできたもので1ミリから4ミリ程度の大きさの斑点はそばかすの可能性が高いです。それよりも大きい斑点はしみと呼ばれることが多いでしょう。また、そばかすは範囲が広く、顔以外にも胸元やデコルテ、肩などにも出ることがあります。紫外線の影響で悪化することが原因です。ほとんどのそばかすは遺伝的要素が原因と言われているため、完全に予防するのは難しいと言えるでしょう。

遺伝によるそばかすと後天的なそばかす

子供の頃からのそばかすは遺伝が原因

そばかすを気にしている人は、自分の家族を思い出してみてください。家族にもそばかすが多いのではないでしょうか。実はそばかすは遺伝によるものが原因とされています。小さい子供の頃からそばかすが出始めるのは遺伝のためです。思春期の頃に濃いそばかすがでるため、気にしがちですが成長すると薄くなる傾向があります。

遺伝が原因のそばかすは、とくに美白などの対策はとる必要がありません。気にするあまり色々な化粧品などを使いすぎてしまうと、肌に余計な刺激がかかり、後天的なそばかすやしみになる恐れがあります。紫外線をできるだけ避けて、規則正しい生活をすることで将来のしみの予防になります。

後からできるそばかすは紫外線が原因

思春期を過ぎても薄くなるどころか、だんだんと濃いしみになってきたら、遺伝とは違い後天性のそばかすかもしれません。紫外線による影響が多く、メラニンの過剰な生成により濃い色になってしまいます。予防や対策はしみと同じで、紫外線を避けることや、生活習慣の見直しが大事です。

色白な人ほどそばかすになりやすい?

色が白いのは女性にとっては憧れでもあります。でも、色白の人には、それなりの悩みもあるようです。とくに、しみやそばかすは色白であるがゆえに目立ってしまいます。もともとメラニン色素が少ない体質であるため、紫外線によるダメージを受けやすい傾向があります。日焼けをすると、真っ赤になり炎症を起こしやすいのもそのためです。

そばかすは、遺伝が多いと言われるのも色白の体質を受け継いでいるからです。日にあたることでしみができやすく、さらにはシワや老化も早まる傾向があります。色白の人は、しっかりとしたしみ対策をしておくことが大事だと言えます。

Thumbそばかすを消す方法はある?消したい人のために簡単に薄く・隠すコツ

しみになる原因は?

皮膚の一番外側にある表皮は、表皮細胞と色素細胞(メラノサイト)から成っています。紫外線を浴びると、メラノサイトの中でメラニンという色素を作り出します。紫外線から細胞核を守るためです。皮膚は通常ターンオーバーを繰り返しているため、約28日間で新しい細胞と入れ替わります。作られたメラニンも本来は剥がれ落ちてしまうものです。

しかし、さまざまな要因でメラニンが過剰に生成されていたり、正常なターンオーバーが乱れていることにより、本来なら剥がれ落ちるはずのメラニンが残ってしまい、色素沈着を起こすのです。これがしみの大きな原因です。

紫外線を多く浴びることで、肌本来の再生機能が低下し新陳代謝の妨げになります。また活性酸素が、メラノサイトを刺激しメラニンの過剰な生成を促します。ストレスや喫煙はその大きな原因の一つと言えます。不規則な生活や乱れた食習慣などは肌のしみやそばかすを増やすことになります。しっかりと予防することが大切です。

しみには種類がある

しみにはいくつかの種類があります。自分のしみの種類を知っておくことで、予防方法や対処の仕方も変わってきます。そばかすもしみの一種です。ここではそばかす以外の代表的なしみの種類を紹介します。

老人性色素斑

中年以降によく見る、丸いしみで一番身近なものです。紫外線が大きな原因で、だんだんと濃い色になっていきます。若い時に日焼けをしていたり、紫外線対策をあまりしてこなかった人は要注意です。顔のほかにも手や背中などにもできやすいです。

炎症性色素沈着

ニキビややけどなどの跡に残るしみのことです。傷跡などにできたものは、時間が経つと薄くなっていき消える場合もあります。しみになる場合の違いは、同じところを何度も傷つけたり、摩擦によるこすれなどを繰り返すことにより、色素沈着をおこし、しみとなってしまう場合があります。

脂漏性角化症

いわゆる、年寄りイボと言われるものです。褐色や黒色でしみが角化したものです。大きさは数ミリでザラザラの感触があり、たまにかゆい場合もあるようです。原因は遺伝もありますが、多くは老化現象のひとつです。紫外線の影響が大きく顔のほかにも、手の甲や鎖骨などにもできます。

肝斑

30代から40代の女性に多く見られます。頬骨にそって薄い褐色のしみが左右対称にできます。女性ホルモンの影響が大きいため、閉経後にはほとんど見られないのが特徴です。ストレスや疲労などホルモンバランスの乱れた時にできやすい傾向があります。また、妊娠中にも出ることがありこれを妊娠性肝斑と呼びます。

しみにもそばかすにも共通する敵は紫外線!

いわゆる日焼けは、太陽の光に含まれる紫外線の影響で起こります。紫外線が肌にダメージを与え、乾燥やしみ、シワの原因になることは皆さん認識されていることと思います。しみにもそばかすにもこの紫外線の影響はかなり大きいと言えます。

紫外線を浴びることでメラニンの生成が過剰になると、しみができやすくなります。そばかすは遺伝の影響が大きいとはいえ、紫外線を浴びることで濃い色になってしまいます。そうなると目立つうえに成長と共に薄くなるはずが、いつまでもしみのように残ってしまうことにもなります。そばかすの場合でもしっかりと予防をしなければんりません。

しみやそばかすはそのまま放置しておくと、濃い色になってきてしまいます。メラニンの生成を抑える成分でケアすることで、目立たないくらい薄くすることが可能です。さらに、紫外線対策をしっかりすることで、しみやそばかすは予防することができます。今は子供用のUVケア商品も豊富ですので、子供のうちから予防することをおすすめします。

Thumb日焼けがシミにならない方法・消す方法はある?正しいケアを覚えよう!

今からでも遅くない!紫外線対策

もう今さら...なんて思うことはありません。紫外線が肌に与える悪影響はしみやそばかすだけではないのです。アンチエイジングには欠かせない紫外線対策は、これからの肌へのすべてにおいての予防となります。今すぐできることからはじめましょう!

しみ・そばかすを予防しよう!

紫外線対策といえば、まずは日焼け止めを塗ることです。SPFやPAの数値が高いと効果がありそうに感じますが、肌に刺激を与えてしまっては逆効果になります。自分に合った日焼け止めを選ぶようにしましょう。ポイントはこまめに塗り直すことです。またUVカット効果のある、ファンデーションやパウダーでメイクするのもいいでしょう。

単純ですが、とにかく日に当たらないことが大事です。帽子や日傘、袖のある洋服などもいいでしょう。また、目から入った紫外線は、目にダメージを与えるだけでなく全身でメラニンの生成を促します。サングラスをかけるのも効果的です。

ストレスが巻き起こす!しみ・そばかすへの影響

鏡を見てあまりに疲れた顔をしていると、見るのもイヤになってしまいますよね。疲れた顔によく見るとしみができてるなんてことは、珍しくありません。しみやそばかすの原因が紫外線だけだと思っていたら大間違いです。じつはストレスも大きな原因のひとつなのです。忙しい毎日で、ストレスを溜めている人は要注意です。

体が疲れていたり、ストレスが溜まっていたりすると、活性酸素が発生します。体の中に活性酸素が発生すると、副腎皮質ホルモンが大量にでて、しみの原因とされるメラノサイトを刺激するのです。またストレスが溜まると、アドレナリンがでて気持ちを安定させようとします。

すると、ホルモンのバランスが乱れて、メラニンを大量に作り出してしまう恐れがあります。そうなると、メラニンの排出が追いつかず、体の中に蓄積されてしまい、しみになってしまうのです。現代社会では、ストレスを完全になくすことは不可能です。上手にストレスと付き合っていく方法を見つけることが大切です。

生活習慣の見直しでしみ・そばかす予防

睡眠不足はお肌の大敵!

肌にとって睡眠はとても大切なモノです。ゴールデンタイムは22時から深夜2時と言われていますが、必ずこの時間帯でなくても、眠りについてから3、4時間の間に深い睡眠をとることができればOKです。この時間に成長ホルモンが分泌され、肌のターンオーバーを促してくれるのです。

できてしまったメラニンも、新陳代謝が活発に行われることでスムーズに排出されます。ところが、睡眠不足が続くと、ターンオーバーが正常にできず、メラニンが蓄積されていくことになります。しみを予防するためには睡眠はしっかりととることが大事です。

しみ・そばかすにいい食事とは?

しみやそばかすを予防するためには、食事の内容にも気を配るとさらに効果的です。食べ物によって体の内側からケアすることで紫外線に強い肌をつくり、しみやそばかすのできにくい体にするのです。

ビタミンCを多く含む食べ物

美白には定番のビタミンCは、メラニンの元になる成分チロシナーゼの働きを抑制します。ビタミンCが豊富な食べ物は、キウイやアセロラ、パプリカ、ゴーヤなどがおすすめです。ビタミンCは熱に弱いため、加熱しないでも大丈夫な食べ物を選ぶといいでしょう。また、体内にためておくことができないため、数回に分けてこまめに食べるようにするといいです。

ビタミンEで代謝アップ

血液の循環を良くし、新陳代謝を助けてくれる働きをするビタミンEは、しみ、そばかすの予防には欠かせません。ビタミンEが多く含まれる食べ物は、ナッツ類やかぼちゃ、ホウレンソウ、うなぎなどです。ビタミンCと一緒に摂ることで抗酸化作用が高まり、しみを予防してくれます。

ほかにもおすすめの食べ物

肌の酸化を防いで美白効果もあるリコピンを多く含む食べ物がトマトです。またニンジンも色素沈着を予防したり、肌の抵抗力を高めてくれる食べ物です。いちごやグレープフルーツなどもおすすめの食べ物です。食べ物で体の中からサポートすることで、いつまでも美しい肌でいることができるのです。

Thumbシミを消すにはどうすればいい?簡単な食事法・スキンケアの方法を調査!

飲んで予防!しみ・そばかすに効く成分

しみやそばかすを予防するために、サプリメントを活用するのもおすすめです。食べ物では摂り切れない成分を効率よく摂取できます。しみに効果のある成分は、ビタミンC、L-システインなどです。さらにビタミンB群が配合されているといいでしょう。美白に効果のあるサプリメントはたくさんありますので、自分に合ったものを選ぶことが大切です。

サプリメントは薬とは違い即効性は期待できません。あくまで食べ物のサポート薬として考えましょう。さらに皮膚のターンオーバーは28日以上のサイクルでおこります。しみやそばかすの予防には続けることが大事です。

しみやそばかすに効果のある医薬品もあります。サプリメントとは違い、国が認めた副作用の少ない医薬品は、濃いしみなどにも効果が期待できます。体の内側からのケアはしみやそばかすにはとても有効です。スキンケアと合わせて行う習慣ができれば改善が期待できます。

しみ対策にはこまめなケア

しみやそばかすには日頃からのこまめなケアが大切です。とくにスキンケアの最初に使う化粧水は、美白成分が配合されているものを使うようにしましょう。できてしまった濃いしみを薄くしたり、しみやそばかすを予防する効果が期待できます。

メラニンの生成を抑制するために、ビタミンC誘導体やアルブチン、プラセンタ、コウジ酸が配合されているのがおすすめです。またトラネキサム酸は、肝斑やニキビ跡にも有効です。濃いしみや美白にも効果が期待できる、ハイドロキノンは強力なメラニン還元作用があります。しかしアレルギーを誘発する恐れもありますので、医師に処方してもらうようにしましょう。

日頃からできる!しみ・そばかす対策でキレイな肌へ

しみやそばかすは、どうしても老けて見えたりして気になるものです。年齢のせいにして諦めてしまっては、どんどんと濃いしみになってしまいます。日頃のケアで、しみは予防できるものです。今からでも遅くありません。紫外線対策や生活習慣の見直しは、美容や健康にもつながります。しっかりケアしていつまでも美しい肌でいたいですね。

シミについてもっと知りたいアナタへ

Thumbきゅうりパックに美肌効果はある?シミ対策におすすめやり方・使い方まとめ
Thumb肌断食の効果がでるやり方は?角栓やニキビ・シミの改善もできる?
Thumbアットノンは顔のシミにも効く?黒ずみや色素沈着、ほくろにも効くの?

こちらの関連記事もおすすめ

アクセスランキング

2023-03-27 時点

新着一覧