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青いバラの花言葉の意味・由来は?本数によって変化するの?
一時期とても注目されていた青いバラ、見たことはありますか?また花言葉を知っているでしょうか?青いバラは元々なかなか作ることができない難しい色だったためかなり長い間研究されていました。そんな青いバラは2009年に市場に出回ったのですが、その不可能を可能にした誕生秘話により花言葉も変化しました。そんな青いバラにまつわる花言葉の意味や由来と、ちょっと怖い逸話や贈る時の本数についての違いについてもまとめてみました。青いバラを贈る際の参考にしてみてください。

目次
なかなか咲かなかった青いバラの花言葉
薔薇の花にはいろいろな色がありますが、その中でも研究に研究を重ね、長い年月をかけてやっとお目見えした薔薇に「青いバラ」があります。2009年にやっと市場に出回ってきた青いバラですが、その誕生には長い時間がかかっています。なかなか生み出すことのできなかった神秘の青いバラは、幻の薔薇とも言われていたため花言葉が変化したのを知っていますか?
青いバラには生み出される前と、市場に出回った後で花言葉の意味が変化しました。それまで青いバラは「不可能なもの」とされていたのですが、花が咲いた瞬間にそれは「可能なもの」に変わったため、花言葉青いバラに合わせて変化してきました。そんな青いバラの逸話や花言葉の意味や由来なども合わせてまとめてみました。誰かにプレゼントする際の参考にしてみてください。
開発秘話!青いバラを作った経緯は?
長い間、薔薇愛好家たちの間では、青いバラは夢の花であったようです。そのため、一生作ることのできない薔薇として「不可能」とされてきていました。そんな中、日本の「サントリーフラワーズ」と言う会社とオーストラリアの植物工学企業が手を組んで、長年研究を続けてきました。
そして、遺伝子組み換えトいう手法を持って、念願の青いバラが作り上げられたというわけです。日本が開発に成功したというのも素晴らしい事実ですが、青いバラは現代のテクノロジーのたまものだったのですね!
花言葉ってそもそも何?
花言葉は、花や植物が好きな人なら身近なものかもしれません。そして大事な人に花を贈る時には少し気にするものですよね。気になる人から花束や花をもらったら、どんな意味をが込められているのか、その花の意味を調べてしまう人もいるかもしれません。
花言葉についても少し掘り下げて調べてみました。色々調べてみるとさまざまな花や植物にその特性や特徴などを含めた意味を持たせたもののようです。一般的なものではチューリップの全体の花言葉は「愛の告白」や「真実の愛」で色によってそれぞれ個別に意味があります。アイビーには「死んでも離れない」というような、アイビーの特性を模した花言葉があったりします。
花言葉の始まりはいつ?花言葉の起源とは?
そのそも「花言葉」とは一体どこから生まれたのでしょうか?さまざまな説はありますが、始まりは17世紀のトルコで、恋人に贈る時に言葉や文字のメッセージではなく、その時に贈る花に想いを乗せて贈るセラム(風習)があったようです。恋人に想いを贈る風習があるなんてロマンチックですよね。外国もそうですが花を贈られるトルコの女性は幸せです。
そんなトルコ人の風習をイギリスで一冊の本にした事から広まったという話もあります。また、19世紀ごろのフランスで貴族たちを中心に花や草を擬人化した「詩華集」が広まり、後に花言葉となったとも言われています。そんな流れがあってヨーロッパから日本へも花言葉が伝わってきた経緯があります。
国によって違う?花言葉の由来とは?
花言葉には大元の流れはありますが、その国々によって咲く花が違っていたり、気候や風潮、宗教なども違うので、その国その国によって違いがあり、オリジナル性があります。また、ヨーロッパ諸国の花言葉と日本の花言葉では意味合いが違っていたりすることが多々あります。国が違えば同じ花でもいい意味であったり、悪い意味であったりするので、調べて比べてみると面白いです。
日本に花言葉が入ってきたのは、明治初期といわれていて、最初は諸外国のいみをそのまま楽しんで使っていたようですが、その後に日本の風土に合った言葉や意味に変化をしてきているようです。新たな品種が開発されたりすると、その開発者自身が花言葉を決めたりもするそうなので、新しい品種が出たら合わせて調べてみても楽しいです。
青いバラの花言葉について知ろう
それでは青いバラの花言葉の前に、薔薇の花の花言葉について少しご紹介します。赤い薔薇は「愛情」「あなたを愛しています」ピンクのバラは「かわいい人」「愛の誓い」白い薔薇は「純潔」黄色い薔薇は「友情」など、薔薇の花は色によってさまざまな花言葉が存在しますので、気になる方は調べてみてくださいね。
贈る相手によって贈るバラの色や花言葉を使い分けるのも良いかもしれませんが、花は贈られると嬉しいものですので、贈りたい!と思った時に気にせずに贈るのが1番おすすめです。誰かに花を贈るその行為が素晴らしいことです。
青いバラの花言葉①「夢がかなう」
青いバラの花言葉はいくつかありますが、まず最初に紹介するのが「夢がかなう」という花言葉です。これは、長年時間をかけた研究でなかなか青いバラが咲かなかった後に、花開いたその夢がかなったという流れからつけられました。
たとえ時間はかかっても決してあきらめなければ、夢はかなう!そんな思いが込められています。青いバラに花言葉を付けた人は研究していた人たちかもしれませんね。この由来は、夢に向かって頑張っている人にぴったりですね!
青いバラの花言葉②「奇跡」
青いバラはなかなか開発に苦労してできた花だとご紹介しましたが、元々薔薇の花自体には青い色素が存在していなかったようです。そのため薔薇の花で青い色を作るのは極めて難しいことだとされていました。
それが長い時間をかけて研究を続けて結果、努力が実を結び、奇跡を起こして青いバラが咲き、誕生したことによって「奇跡」という花言葉が付けられました。この由来も素敵なエピソードですね!
青いバラの花言葉③「神の祝福」
3つ目の青いバラの花言葉は「神の祝福」です。これも前の2つに関連する花言葉なのですが、不可能とされてきた青いバラが研究の結果、きちんと咲くことができたという奇跡は「神の祝福が」あったからではないか、というところから「神の祝福」という花言葉がついたようです。この由来は本当に夢のある話ですね!
青いバラの花言葉は全て繋がっていました。どんな時代にも、人の想いや願いがあって、そういったさまざまな出来事から付けられた花言葉も沢山あるのかもしれません。青いバラの「神の祝福」という花言葉はおめでたい席や、結婚式などでも重宝されそうです。
青いバラの花言葉④「一目ぼれ」
最後のご紹介するのは青い薔薇の花言葉「一目ぼれ」です。これは、まさしく、今まで世の中に存在していなかった青い色の薔薇を見たときに、目を奪われるという意味からきているのではないでしょうか。確かに着色した青いバラも多く出回っていますが、基本の薄い紫のような青いバラは、なんだか見たことのない色であるからなおさらですが儚くて目を引きますね。
花言葉の意味が変わる時!青いバラができる前の花言葉は?
青いバラの花言葉は「不可能」だった?
青いバラが開発されて、花開く前まではその青いバを作り上げる難しさから「不可能(存在しないもの)」という意味の花言葉がありました。これは、薔薇そのものに青い色素が無いということから、研究者の中ではごく当たり前の事だったようです。そのため青いバラを作ることは不可能である、という意味もあり「不可能」という花言葉がついたようです。
結果的に青いバラは日本で開発に成功しましたが、他国の研究者たちも同じ思いで、「不可能」を可能にするために、日々時間を研究に費やしていたに違いありません。青いバラが誕生した今現在では、この花言葉は過去のものではありますが、こういった経緯は忘れないようにしたい事の1つかもしれませんね。
ちょっと怖い青いバラの花言葉があるって本当?
青いバラにまつわる、ちょっと怖い花言葉というものがネット上でも話題になっていて、検索されているようです。一体青いバラにはどんな怖い花言葉の意味があるのでしょうか?色が青なだけに、想像しただけでも少し怖い感じがしますね。
こちらに関しても調べてみましたが、どうやら「不可能」という青いバラが出来上がる前までの花言葉のことのようです。確かに、青いバラを贈られて、花言葉の意味は「不可能だよ」なんて言われたら、なんだか怖いですよね。
1本だけを贈る時の青いバラの持つ意味は?
青いバラを1本だけ持って、それをプレゼントした場合にはちょっとした意味があります。まず、青いバラだけでなく、他の色のバラでも、1本だけを贈る意味というものがあります。それは「一目ぼれ」です。
青いバラを1本贈られた時には一目ぼれされた!と受けとっても問題ありません。外国映画などでも、初対面の男性に赤い薔薇をプレゼントされている場面が良くありますが、こんな意味だったのですね!
そして、青いバラには元々「一目ぼれ」という意味もあるそうなので、もし青いバラを1本プレゼントされたとしたら「あなたに一目ぼれしました」という意味がさらに深くなる、という意味で受け取っていいでしょう。また、「あなたしかいない」「あなた以外にいない」という意味もあるようなので、その場合は一目ぼれされて、その上熱烈なアプローチだと受け取れますね。
花束で贈る時の青いバラの持つ意味
青いバラを花束にして、大切な人に贈る時にも花言葉の意味を考えて贈ってみましょう。青いバラの花言葉「夢がかなう」「奇跡」「神の祝福」「一目ぼれ」という言葉の意味が伝わるようにしてみるのもおすすめです。
青いバラの花束に添えるメッセージについては後ほどまとめて紹介しますが、恋人に贈るのならば「この出会いは奇跡」、何かを成し遂げようとしている人には「夢がかなう」、幸せになってほしい人には「神の祝福」などの意味を込めるといいかもしれません。
本数によって意味が違う薔薇の花束の意味とは?
さて、青いバラの花言葉についてはお伝えしてきた通りですが、実は薔薇の花には贈る本数によってそれぞれ意味がある、というのを知っていますか?薔薇には1本を贈る時の「一目ぼれ」という意味から、全ての本数に意味があるわけではないのですが、999本まで意味があります。ここでは、薔薇の本数に秘められた意味をまとめてみます。
薔薇を贈る時の本数2本~999本までの意味とは?
ここではいくつかピックアップしてご紹介しますが、載せていない本数にも意味がありますので、気になる方は調べてみてくださいね!まずは薔薇が2本の場合は「この世界は2人だけ」3本だと「愛しています・告白」の意味を持ちます。4本は「死ぬまで気持ちは変わらない」5本は「あなたに出会えた心からの喜び」を表します。
少し飛んで7本は「ひそかな愛」11本は「最愛」です。愛の告白は1本がなじみ深いかもしれませんが「私と付き合って下さい」という意味を持つ本数は12本になります。また15本だと少し気をつけなければいけません。15本の意味は「ごめんなさい」になります。断りの意味を花に込めるのはおしゃれですが、少し悲しいですね。
また、年齢の数をプレゼントされたりしたこともいるかもしれませんが、50本だと「恒久」です。長く連れ添った相手に贈ると良いでしょう。99本は「永遠の愛・ずっと好きだった」という裏表のような意味がありますので、もらった相手との関係を考えた方がよさそうです。打って変わって10本は「100パーセントの愛」を表しています。
そして、108本には「結婚して下さい」というプロポーズの意味があります。これは煩悩の数でもありますが何か関係があるのでしょうか。気になるところです。それから365日にちなんで365本は「毎日あなたが恋しい」となり、最後の999本は「何度生まれ変わってもあなたを愛します」という永遠を誓う意味になっています。999本ももらえたら、ロマンチックですね!
もっと知りたい!薔薇の部位や状態でも伝わる意味がある
薔薇の花の色の持つ意味、青いバラの由来、そして薔薇の花の本数の持つ意味とお伝えしてきました。ここでは、薔薇の部位や贈られた時の状態からも、意味を読みとる事ができるので、その詳細についてご紹介します。まずは薔薇の葉に込められた意味からまとめましょう。
薔薇の花の部位で見る花の持つ意味は?
葉っぱだけをもらうことはあまりないかもしれませんが参考にしてみてください。薔薇の葉の意味は「あなたは希望を持ち続ける」「諦めない」です。もしも赤い薔薇の葉をもらったのなら、それは「無垢の美しさ」とか「幸運を祈る」という意味になります。棘には「不幸中の幸い」、枝には「あなたの不快さが私を悩ませる」という意味深なメッセージもあります。
花をもらった時の状態にも意味があります。満開の薔薇の花には「人妻」という意味があり、白い薔薇が枯れていた場合は「あなたに生涯誓う」という意味です。また、最近は品種改良されていたりして棘のない薔薇もありますが、棘のない薔薇をもらったら「誠意・友情」という意味のようです。元々棘がある薔薇を花屋さんが処理してくれた場合は、薔薇の色や本数で読みとってみてください。
赤いバラでしおれたものには「儚さ」という意味があったり、薔薇の花ひとつとっても深いですよね。また、花束のアレンジでも、薔薇の花の色と本数の組み合わせによって意味が出てくるものもありますので、気になる方は調べてみてください。
夢に挑戦する人に贈りたい!青いバラの花束
ここまで青いバラについてまとめてきましたが、青いバラは恋人に贈るだけの意味を持つ花ではありません。あなたの周りで、何かかなえたい夢や大きな野望を持っている人がいたら、是非その人に青いバラのメッセージを添えて花束を贈ってあげましょう。その時はもちろん青いバラの「夢がかなう」とか「奇跡」という花言葉が伝わるようにしてみてくださいね!
青いバラに想いを込めて!おすすめメッセージ集
青いバラを贈る時におすすめのメッセージを集めてみました。青いバラの入った花束を贈る時や、青いバラを贈る時に参考にしてみてください。
まだまだ青いバラの花言葉や意味を知らない人が多いので、メッセージカードに忍ばせてみたり、プレゼントした後で「青いバラの意味を調べてみてね!」と伝えるのも良いかもしれません。最初から書いてあるのも親切で嬉しいですが、自分で調べたものというのは忘れることがあまりありません。大切な人の心に刻む意味でも、調べてもらうのもおすすめです。
メッセージを付けるならどんな言葉が良い?
いくつかメッセージを紹介します。薔薇の花の本数なども考えながら、是非青いバラの花言葉や由来なども織り交ぜてみてください。短いメッセージだとしても、花言葉や青いバラの由来が、きっとあなたの想いや気持ちは伝わります。
恋人に贈るなら「青いバラの花言葉は奇跡。あなたと出逢えたこの奇跡に感謝します」というのも胸に響きます。夢に向かっている人に対しては「青いバラがこの世に生まれ出たように、あなたの願いも必ずかなうと信じています」幸せになってほしい人には「青いバラの神の祝福があなたにも降り注ぎますように」というのも良いかもしれません。
「不可能を可能にした青いバラの奇跡をこめて」というように、長いメッセージではなく想いを込めて簡潔にまとめた方が、贈った相手に伝わりやすいものです。青いバラにも本物の薄い青のものと、色をつけたものがありますので、より心を込めた贈り物にしたい場合は、染めていない青いバラを選ぶと、より気持ちが伝わります。
青いバラの意味や由来を知って大切な人に贈ろう!
青いバラの花言葉や由来などを中心に、薔薇を贈る時の本数の持つ意味などを詳しくまとめてきました。薔薇の花の色にも色々な意味がありましたが、特に青いバラは神秘的で、なかなか多くあるものではないので、プレゼントするといつも良いも喜ばれそうですよね!
是非、青いバラを贈る際は、花言葉の意味を添えて大事な人にプレゼントしてみてください!より、2人の絆が結ばれること間違いなしでおすすめです。
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