ジェット・リーの現在の姿・画像！甲状腺の病気のためまるで別人に？

最近の姿の画像を見たファンから心配の声が上がっている中国の人気アクション俳優のジェット・リーさんですが、そのプロフィールについて詳しく見ていきましょう。

ジェット・リーさんは1963年4月26日生まれで、現在は55歳です。中国の北京に生まれたジェット・リーさんは、幼い頃から中国武術を習い始めます。国内の大会で優勝するなど、中国武術で才能を発揮したジェット・リーさんは、1982年、映画「少林寺」で俳優としてデビューされました。

1991年には出演した映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地黎明」が大ヒットし、ジェット・リーさんは俳優としての知名度を大きくあげていきました。その後も、ジェット・リーさんは中国武術の映画を中心に、俳優として活躍されていきます。

そんなジェット・リーさんですが、国内の映画のみならず、ハリウッドからもオファーが来るようにもなりました。ジェット・リーさんは1998年人気映画「リーサル・ウェポン4」でハリウッドデビューされます。

その後もジェット・リーさんは、「キス・オブ・ザ・ドラゴン」や「ダニー・ザ・ドッグ」などのアクション映画で、主演をつとめられ、アクション俳優としての地位を確立されていきます。ジェット・リーさんの名前は中国のみならず、世界にも広がっていきました。

数々のアクション映画に出演されたジェット・リーさんですが、2006年の「SPIRIT」を最後に武術映画から引退をすることを宣言されました。その後は武術映画以外の幅広いジャンルの作品に、ジェット・リーさんは出演されていくことになります。

ジェット・リーさんが出演された武術映画の数々は、今も多くの人に愛されていますが、その代表的な作品を紹介していきましょう。

「マスター・オブ・リアル・カンフー 大地無限」は太極拳の創始者とされる張三豊を描いた映画で、史実よりもアクションを優先した作品とされています。ジェット・リーさんはこの映画で主役の張三豊を演じました。

「レジェンド・オブ・フラッシュ・ファイター」では、伝説的な格闘家である方世玉をジェット・リーさんが演じられました。この映画でジェット・リーさんの後継者とされるチウ・マンチェクさんがデビューしており、二人の貴重な共演作となりました。

「SPIRIT」はジェット・リーさんの最後の中国武術映画となりますが、この作品でジェット・リーさんは実在した格闘家である霍元甲を演じておられます。この作品は日本でも公開され、話題となりました。

ジェット・リーさんは、その俳優としての功績をたたえられ、主演男優賞をこれまでに二度、受賞されています。一度目は最後の中国武術映画となった「SPIRIT」で香港映画評論学会の主演男優賞を受賞され、二度目は「ウォーロード/男たちの誓い」で香港電影金像奨の主演男優賞を受賞されました。

その後もジェット・リーさんはさまざまな映画作品に出演され、俳優として活躍の場を広げて行かれます。カンフーアクションといえば、ジャッキー・チェーンさんというイメージのある方が多いかもしれませんが、実はジェット・リーさんとジャッキー・チェーンさんの共演は、望まれつつもなかなか実現しませんでした。

ジェット・リーさんとジャッキー・チェーンさんの共演がようやく実現したのは、2008年に公開された「ドラゴン・キングダム」でした。この映画は大ヒットとなり、アメリカでは週末興行成績が22億円で、初登場第一位になるなど、反響を集めました。

実はジェット・リーさんは、大津波が襲ったことで知られるスマトラ沖地震に巻き込まれたこともあるのだそうです。その時の様子を詳しく紹介しましょう。

ジェット・リーさんがスマトラ沖地震に巻き込まれたのは、家族とともに休暇を過ごしていたときだったのだそうです。モルディブのホテルのロビーにいたジェット・リーさんは、スマトラ沖地震によって引き起こされた大津波に巻き込まれそうになりました。流れてきた家具で足に軽傷を負ったそうですが、その後は家族を連れて高台に避難され、事なきを得たそうです。

ジェット・リーさんはその後、スマトラ沖地震のチャリティーイベントなどにも積極的に参加されました。中国紅十字社と一緒に「ワン基金」を設立され、ジェット・リーさんは被災者救済のための活動をされたそうです。この活動の功績をたたえ、ジェット・リーさんは「アジアの慈善家48人」にも選ばれました。

順調に俳優活動をされていると見られていたジェット・リーさんですが、2013年に自身が甲状腺の病気を患っていることを公表されました。

ジェット・リーさんは2010年頃から、甲状腺の病気を患っていたのだそうです。心臓の動悸を抑える薬の影響で、カンフーはもちろん、激しい運動なども難しい状態ということで、その病状が心配されました。しかし、そんな状態でも、ジェット・リーさんは今後もアクション映画を撮り続けると宣言されたのだそうです。

ジェット・リーさんのショッキングな病気の公表は、ファンたちを騒然とさせました。しかし、ジェット・リーさんなら、宣言通りにいつかアクション俳優として再びスクリーンに戻ってくるに違いないと多くのファンは願ったに違いありません。

実はジェット・リーさんが悩まされていたのは、甲状腺の病気だけではありませんでした。ジェット・リーさんは、撮影の怪我による後遺症にも悩まされていたのです。

ジェット・リーさんは中国武術やカンフーアクションなど、これまで撮影で激しく身体を酷使してきました。怪我をした数も、相当だったと考えられます。そんな中でジェット・リーさんは後遺症が残るほどの大きな怪我を何度か経験されています。

脚と脊柱を負傷されたジェット・リーさんは現在、長時間立っていることが難しい状態でもあるのだそうです。甲状腺の病気に加えて怪我の後遺症にも悩まされるジェット・リーさんの現在の状況を、ファンたちはとても案じているようです。

そんなジェット・リーさんが最近話題になり始めたのですが、実はジェット・リーさんの現在の姿を紹介した画像が、あまりにもかつてのものと違いすぎているというのです。それはどんな画像なのでしょうか。

こちらがジェット・リーさんの過去の姿と現在の姿を並べた画像なのですが、とても同一人物とは思えず、本来であれば55歳のはずのジェット・リーさんが、70代の老人にも見えてしまうとファンたちは心配しているのです。

ジェット・リーさんの現在のこうした姿は、おそらく甲状腺の病気の闘病によるものだと考えられていますが、それにしても、まるで別人のようなその姿に、ファンたちはショックを隠しきれないようでした。

ジェット・リーさんの現在の姿を見たファンたちからは、心配をする声や応援をする声など、さまざまな反応があったようです。そうしたファンたちの反応について調べてみました。

ジェット・リーさんというと、やはりジャッキー・チェーンさんと共演されたドラゴン・キングダムの頃を思い出される方が多いようです。あの時のようなキレのあるアクションを、ジェット・リーさんに再び披露してもらいたいとファンたちは考えているのかもしれません。

ただ、ファンの人たちの声の中には、あまり心配しすぎるのも良くないというものもあるようです。確かにジェット・リーさんの見た目は随分と変わってしまいましたが、ご本人は精力的に活動もされておられるようです。また、年齢相応に見える画像もあるのですが、うつりの悪いものばかりが拡散されてしまっているという事情もあるようです。生き生きとしたジェット・リーさんの画像がさらに拡散されると良いのかもしれません。

ジェット・リーさんは確かに甲状腺の病と闘っておられますが、現在も元気に活動をされておられるようです。ジェット・リーさんのマネージャーも、ジェット・リーさんはとても元気だとコメントしており、2019年に全米で公開されるディズニーの作品を実写化した「ムーラン」にも出演されているとのことです。2019年にはジェット・リーさんの元気な姿を見ることができるかもしれません。