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上司への年賀状の書き方まとめ!挨拶のマナーや一言・例文を紹介
上司へ年賀状を出すとき、どんな書き方が一般的なのか悩んでしまいがちです。いつもお世話になっている上司への年賀状は、昨年の感謝の気持ちと1年の始まりへの抱負も含めてしっかりとした文章で出したいところです。特に、入社したての新入社員であれば、初めての上司への年賀状ということもあり、きちんと良識のある年賀状を作るようにしましょう。上司に出す年賀状の一般的な例文やマナーについても併せてご紹介します!

目次
- 上司に出す年賀状の基本的な構成例
- 賀詞は上司に送る年賀状の大きなポイント!
- 上司への年賀状に入れる賀詞の書き方に注意!
- 投函はいつまでが適正?上司に送る年賀状!
- 自宅に上司の年賀状を出す時の宛名書き
- 勤務先に上司の年賀状を出すときの宛名書き
- 上司に送る年賀状の挨拶に対する例文
- 一般的な添え書きの年賀状で上司に送る!
- 結婚式に出てくれた上司に出す年賀状の添え書き
- 退職した上司に出す年賀状の添え書き
- 後付とは?上司に年賀状をだすならここにも注意!
- 上司に出す年賀状で添え書きを後付の前にする例文
- 上司に出す年賀状で添え書きを後付の後にする例文
- 上司に出す年賀状に添え書きをするのはなぜ?
- マナーを持った上司への年賀状を作りましょう!
上司に出す年賀状の基本的な構成例
上司に年賀状を出すなら、基本構成をしっかりと理解しておく必要があります。マナーを持った挨拶を覚え、書き方にも注意して上司への年賀状を作りましょう。日頃お世話になっている上司に対して失礼のない年賀状を作るのが、今後の立場においても重要となります。
上司に対してマナーをわきまえた年賀状の基本構成
それより前に父の日か🕺
— 塩にぎり@リニューアル新垢 (@QnmDkhLndGG3kFI) May 28, 2018
今年は前職の上司にも送っちゃうぞ〜ヽ(^ω^)ノ✨
今は年賀状やりとりくらいなもんなんだけど実父の代わりに結婚式も一緒に歩いて貰ったんだ(うちに父はいない為😗)
義父とともにもうひとりのお父ちゃんにもなんか作って贈ろう
上司に年賀状を出すときの基本的な書き方をご紹介します。「賀詞」「挨拶文」「添え書き」「後付」が基本的な順番となり、後付と添え書きに関しては順番が逆でも問題ありません。マナーをもった順序立てを考えて、上司に対して失礼のないような書き方を念頭に置き、年賀状を作りましょう。
仕事とか人間関係で行き詰まった時は
— mei (@m1edi3) May 27, 2018
会社の上司・先輩からの年賀状の
メッセージ?見て頑張ろうって思える
本当に、周りの職員さんに恵まれてるなって思う。
時々プレッシャーに捉えちゃう言葉もかけられるけど良い意味で期待してもらえてるらしいからしんどくても頑張ろう pic.twitter.com/fbCgBJMqVN
上司に出す年賀状、基本構成の項目についても理解しておきましょう。「賀詞」というのは新年の挨拶の言葉で、謹賀新年などがあげられます。年賀状には必ず入っている言葉です。「挨拶文」は昨年のお礼と新年の厚誼を願う言葉が主です。「添え書き」は抱負や意気込みなどとなり、「後付」は差出人情報となります。

賀詞は上司に送る年賀状の大きなポイント!
年賀状を出す予定の人に、誰に出すのか尋ねたところ、「友人(94%)」「親戚(66%)」「親兄弟(義理含む)(60%)」が上位になった。上司や同僚など会社関係の人に出す人は、年々減る傾向がある。
— リサーチにご協力下さい (@phaseupueno) May 27, 2018
友人らに出す年賀状にはよく賀詞を入れて送るかと思います。「賀正」「謹賀新年」「あけましておめでとう」等が年賀状の賀詞に当たります。新年のお祝いの言葉なのですが、上司の年賀状に使う際は、こちらの賀詞に関しても書き方には十分に注意が必要です。
年賀状のNGな賀詞はこれ!
上司に出す年賀状に入れてはいけない賀詞があります。「賀正」「迎春」「慶春」「新春」「初春」などとなりますが、すでに印字済みの年賀状でよく見かける賀詞です。上司に対する年賀状としてはマナー上問題のある賀詞ですから、年賀状を作成する際は気を付けてみるようにしましょう。
年賀状のOKな賀詞はこれ!
上司に出す年賀状で、使用してもよい賀詞をご紹介します。「謹賀新年」「恭賀新年」「慶賀新年」等が、上司の年賀状に使用してもマナーを守れている賀詞となります。文章を使用するのも問題ありません。「謹んで新年のお祝いを申し上げます」といった形が年賀状の賀詞として一般的な例文です。
上司への年賀状に入れる賀詞の書き方に注意!
他の転職組がどういう辞め方をしたのかは知らないけど、出世頭で大好きでメチャクチャ尊敬している上司から辞めても縁は切りなくないって言ってもらえたの本当に誇りだから年賀状ぜったいに出す…。うう、上司すき…面接で話に出してしまうくらい尊敬している
— きょうの🐹 (@kkkyonoh) May 25, 2018
上司に出す年賀状に関わらず、書き方には十分に注意が必要なマナーがあります。賀詞を二つ以上使用した年賀状はマナー違反となります。また、「新年あけましておめでとうございます」といった、新年とあけましてが重複する意味となっている文章にも注意が必要です。
その場合に使用するのは「新年おめでとうございます」や「あけましておめでとうございます」といったシンプルな文章が正しい使い方となります。NGな賀詞に記載した「賀正」「迎春」などは上司側から部下に向けた言葉となりますから、年賀状を作成するときはくれぐれも注意するようにしましょう。
年賀状に賀詞を入れるときのルール
上司への年賀状で、賀詞を入れるときには句読点をつけないのがマナーです。「謹んで、新年のご祝詞を申し上げます。」といった句読点をつけた賀詞はマナー違反となります。「謹んで新年のご祝詞を申し上げます」といったように全てつなげ、最後にも句読点をつけない形が正しい年賀状の作成となります。

投函はいつまでが適正?上司に送る年賀状!
上司への年賀状は、日頃よりお世話になっている上司に対する感謝の気持ちをしたためたものとなりますから、年賀状は必ず元旦に届くように投函しなければなりません。上司となればとくに、お相手が年配の方となると、年賀状は元旦に届くことがマナーと考える人も多くいます。
年賀状の整理をしていて出てきた、かつての上司からのメッセージ 笑 pic.twitter.com/fWROX4yX9V
— かとまる (@marucom1215) May 24, 2018
上司への年賀状が元旦に届くようにするには具体的にいつまでに投函すればよいのでしょう。これに関しては、毎年郵便局が発表している期限日を参考にしていただくようになります。郵便局発表の期限までに年賀状を出せば、よほどのことがない限り、必ず元旦に届くようになります。出来るだけ元旦の午前中に年賀状が届くようにするのがマナーとなります。
これから世の中に旅立つ社会人にアドバイス。
— Conte (@AConteJuve) January 23, 2018
人脈は今後大切になるし人脈で人生だって変わる。先輩上司、取り引き相手etc…お世話になった人には手書きで年賀状送るだけ印象ガラリと変わる。
人間なんやかんや手の込んだLINEやメールより手書きの手紙の方が人間の温もりや繋がりを再認識できる。
年賀状の提出期限は平均的に見て、12月25日までというのが多いようです。特に、上司など大切な相手に対する年賀状は、必ず提出期限に間に合うように、作成には余裕をもって取り掛かるようにしましょう。郵便局のHPには、期限過ぎた場合でもできる限り元旦に届けると記載は有りますが、確実ではありません。

自宅に上司の年賀状を出す時の宛名書き
上司に年賀状を出す際に、同じ会社同じ部署で、上司側のご自宅の住所がわかっている場合は、出来る限り直接ご自宅に届くように年賀状を送りましょう。また、宛名を書くときは、すべて手書きにするのが、目上の方へ送るときのマナーとなります。特に、昔の方は印刷等ない時代ですから、必ず手書きするようにしましょう。
上司への年賀状で宛名を書くときは、筆ペンや黒のボールペンなどを使用しましょう。上司である場合、年配の方であることが多いかと思いますので、そんな時は筆ペンを使うと好印象となります。当然ですが、宛名は縦書きになります。横書きはラフなイメージですから、上司に送る際は必ず縦書きにしましょう。
上司に年賀状を送るとき、役職名をつけがちですが、自宅へ送付するのなら役職名は不要です。名前の最後に様をつけるようにしましょう。宛名の書き方は第一印象となるため、丁寧な文字で作りましょう。
勤務先に上司の年賀状を出すときの宛名書き
上司が転勤してしまい、現在のご自宅の住所がわからない場合や、部署違いとなった上司に年賀状を送りたいときは、会社宛に送るようになります。会社宛に送るときは、役職名を入れるのが一般的なマナーとなっています。役職名の書き方にも十分な注意が必要です。
役職をつけた書き方をするときは、会社名・部署名・役職名・個人名の順で記載し、個人名の最後に様をつけるようになるのが一般的なマナーです。名前の後に部長や課長などの役職名をつけがちなのですが、それはマナー違反となります。
社長に年賀状を出すときは、「代表取締役・個人名・様」と記載するかと思います。この時の代表取締役と部長や課長といった役職も同じ扱いと考えるようにして、役職名・個人名を記載してから様をつけるということを覚えておきましょう。
上司に送る年賀状の挨拶に対する例文
上司に送る年賀状では、挨拶文を手書きで入れるのがマナーです。旧年中は面倒を見てもらいお世話になったというお礼を、新年中は指導鞭撻を含めさらに厚誼をお願いしたいという気持ちを文章にするのが挨拶文です。自分の言葉で書くのもいいですが、一般的な例文を使うのも無難です。
しっかりとした書き方をする場合の挨拶例文
「昨年は、大変お世話になりました。本年もご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。」「旧年中はひとかたならぬご指導を賜り、誠にありがとうございました。本年も変わらぬご厚誼を賜りますようよろしくお願い申し上げます。」等、上司と歳が離れていてあまり気軽にできない上司に送る場合はしっかりとした書き方にしましょう。
公私ともにお世話になっている上司への挨拶例文
「旧年中は公私にわたってのご指導をいただきましてありがとうございました。本年も変わらぬご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します」等、公私ともにお世話になっている上司に対しては、あまり固くなりすぎずに、プライベートの方もお世話になっている旨ふくませて挨拶を入れるようにしましょう。
一般的な添え書きの年賀状で上司に送る!
上司に対する年賀状の一般的な添え書きをご紹介します。一般的なというのは、どういった関係の上司であっても無難に挨拶として送ってマナーに違反のない、といった意味合いでのご紹介です。
昨年のお礼と今年の仕事に対する抱負を含めた例文
「今年は昨年以上にスキルアップできるよう励んでまいります」「今年で入社から3年となりますが、初心を忘れず後輩たちのお手本となるよう励んでまいります」「今年もより一層のご指導ご鞭撻をよろしくお願い致します」等が一般的な添え書きの例文です。昨年の感謝を含め今年の抱負も一緒にした書き方は印象が良いです。
結婚式に出てくれた上司に出す年賀状の添え書き
昨年中に結婚式を挙げ、その際に上司に出席して頂いた場合は、その結婚式に関する部分に触れた添え書きも大事なポイントです。上司が忙しい中出席していますから、それに対する感謝の気持ち等を含めた書き方をするのがマナーです。
近況の報告も含めれば好印象!結婚式に参加いただいた場合の例文
「昨年は私たちの結婚式にご出席くださりありがとうございました」「昨年の結婚式の際はスピーチをいただきまして誠にありがとうございました」「結婚式にご出席くださりあたたかい祝福をいただきありがとうございました。」「無事結婚一年目の初春を迎えることができ家族三人幸せに暮らしております」などが良いでしょう。
上司に対して結婚式出席への感謝の気持ちを述べるとともに、簡単に近況報告をするのも好印象です。公私ともにお世話になっている方は、そういった一文も入れるようにしましょう。
退職した上司に出す年賀状の添え書き
在職中大変お世話になった上司が退職などされた場合、久しく連絡を取っていない状態で年賀状を出す場合等、当時の指導に対するお礼や、自身の近況などを伝えるようにすると喜んでいただけます。
退職や転勤で遠くへ行ってしまった上司への例文
「良き新年をお迎えのことと存じます」「ご指導のおかげで大きな仕事を成功させることができました」「しばらくご無沙汰しておりますが転勤先でもご活躍のことと存じます」「今年は入社から10年がたちますが部長のようなお手本となる上司をめざし日々精進してまいります」などがおすすめです。
上司への連絡がご無沙汰である場合は、その旨に対する言葉を一ついれると好印象となります。近況を伝えながら、上司の近況に対する質問を含めてみるのも良いですね。退職や転勤をして遠くに行ってしまった上司とも、また縁がつながれることもあります。
後付とは?上司に年賀状をだすならここにも注意!
上司への年賀状作成で、挨拶や添え書きの例文を参考しながらのマナーある年賀状作成は大変重要ですが、忘れてはいけないものがあります。それは「後付」です。後付には日付・差出人情報を記載することです。上司への年賀状は1月1日の午前中に届くようにするのがマナーです。
1月1日の午前中を元旦といいますから、その日に届くよう年賀状を投函します。1月1日の午前中に年賀状が届くことを前提にして、後付の日付は「元旦」と入れておきましょう。1月2日はもう元旦ではありませんので、投函日には十分に注意してください。
日付を入れた後に差出人情報を入れます。自身の郵便番号・住所・氏名を入れるようにしましょう。仲の良い先輩や上司であれば、メールアドレスや携帯の番号を書いても問題はありません。上司に仕事でお世話になっている自分自身の名前だけを入れるようにし、家族の名前を入れるのはよくありません。
ただし、公私ともにお世話になっている上司であり、家族ぐるみでお付き合いがあったり、家族の誰かがお世話になることがある場合などは、家族の連名で出しても問題ありません。後付はマナーの基本ですから、忘れずに入れるようにしましょう。
上司に出す年賀状で添え書きを後付の前にする例文
上司に年賀状を出す場合は、あまりポップなデザインのものは選ばないようにし、背景にイラストを入れる場合は落ち着いたデザインのものを選ぶようにしましょう。添え書きを文末に書いて上司に送る場合の例文をご紹介します。
「謹賀新年・昨年は大変お世話になりました等の挨拶文・おかげさまで仕事にも慣れてきました等の添え書き・後付」といった書き方になるのが、添え書きを書いた後に後付を入れた場合の例文です。一般的な上司への年賀状の形式は添え書きのあとに後付というものが多くなります。
上司に出す年賀状で添え書きを後付の後にする例文
添え書きを後付の前にするのも後にするのも、その書き方は基本的に出す人の自由です。年賀状のレイアウトをみて、バランスを考えたうえで順序立てしましょう。
「謹んで新年のお慶びを申し上げます等の賀詞・旧年中はご指導賜りありがとうございました等の挨拶・後付・昨年に引き続きプロジェクトを今年は軌道に乗せていくよう精進致します等の添え書き」添え書きの順序が変わることによって、伝え方が変わるということはありませんので、基本の順序が守られていればマナー違反にはなりません。
上司に出す年賀状に添え書きをするのはなぜ?
上司に対して送る年賀状というのは、感謝の気持ちや今後の厚誼に対するお願い等、日頃の指導に対する部下側の挨拶です。今や印刷等で簡単に年賀状が出せる時代ではあります。できる限り手書きがいいですが、印刷されているきれいなものを出す場合に、添え書きが手書きされていると上司にとっても好印象です。
例文を使っているというのはもちろん上司にも考えられることではありますが、印刷ではなく、その年賀状に対してご自身が手書きで添え書きすることによって、感謝の気持ちがより伝わりやすくなります。日頃よりお世話になっている上司への感謝の気持ちとなりますから、必ず手書きの添え書きを入れるようにしましょう。
マナーを持った上司への年賀状を作りましょう!
上司への年賀状は感謝の気持ちを伝えるとともに、上司との関係性を良好に保つための手段の一つとなります。特に、上司が年配である場合は、年賀状を手書きで送るというのがとても重要なことにつながります。今は年賀状を出さずにSNSで済ませるのが多いです。
年賀状は手書きをしたりお金をかけている分、心のこもり方がSNSとはまた違ってきます。日頃からお世話になっている上司であれば、十分に準備期間を設け、元旦にしっかりと上司の手元に届くように年賀状を出すのがマナーです。