乃木坂46若月佑美が感涙した理由は？卒業セレモニーでキャラ渋滞を清算【動画】

2018年10月から12月まで日本テレビで放送された人気ドラマ『今日から俺は！』で、昭和のスケバンを見事に演じ話題となった若月佑美が、11月30日をもって乃木坂46を卒業しました。卒業セレモニーで見せた若月佑美の涙の理由や今後の活動を徹底調査します！

愛称：みゅうみゅう、若様
本名：？？？
生年月日：1994年6月27日
現在年齢：24歳
出身地：静岡県富士市
血液型：O型
身長：157㎝
体重：？？？
活動内容：女優、元アイドル
所属グループ：なし（2018年11月30日まで乃木坂46）
事務所：乃木坂46合同会社
家族構成：父、母、兄、姉

若月佑美が11月に卒業した乃木坂46は、2011年8月に誕生した秋元康プロデュースのアイドルグループです。同じ秋元康のプロデュースでもAKB48のような専用劇場は持たず、AKB48の公式ライバルとして存在しているグループです。普通に歌って踊るアイドルとは違い、ダンスや劇などをメインとする「劇団」のようなエンターテインメント性をコンセプトに活動しています。

乃木坂46のメンバーはオーディションで選ばれます。2011年約3万8千人の応募者の中から1期生が選ばれましたが、その36名のうちの一人が若月佑美です。若月佑美は小学生の時、NHKの子供バラエティ番組『天才！てれびくん』を観て芸能界に憧れを抱いたそうです。厳しい家庭に育った若月佑美でしたが、子供の頃の夢を捨てきれず高校のときにオーディションを受けたのです。

今でこそ変顔でメンバーを笑わせるひょうきんな一面を持つ若月佑美ですが、かつては真面目な優等生タイプでした。小学校では行事などの実行委員を引き受けクラスをまとめる生徒で、成績はいつも1番か2番だったそうです。カトリック系の女子中学校に入学し、そのままエスカレーターで女子高へ進学しました。

祖父が画家だった影響もあり高校では美術部に入部、かなり優れた才能を持っているそうです。また、演技に対する憧れもあったので、演劇部にも所属していました。ずっと真面目な女子として過ごしてきましたが、高校卒業前の進路を決めるタイミングで思い切ってオーディションを受けました。

では乃木坂46で鍛えた若月佑美の歌唱力と演技力を動画で観てみましょう。2015年博品館劇場で行われた舞台『ヴァンパイア騎士』で主演を務めた若月佑美は、その他にも数々の舞台公演に出演しています。若月佑美の伸びのある澄んだ歌声をお楽しみください。

乃木坂46メンバーとして大活躍していた若月佑美ですが、12月4日の卒業セレモニーをもって7年3ヵ月のアイドル生活の幕を閉じました。第1期生から活躍し乃木坂46メンバーを盛り上げてきた若月佑美の卒業は、ファンの間にも大きな衝撃が走りました。番組共演者からも好かれ、みんなのお姉さん的存在だった若月佑美の卒業に多くの人がショックを受けたようです。

若月佑美の卒業は「次の夢を追いかけたいから」という理由によるものだそうです。また「3期生が育ち4期生も入り新しい風が吹いて……」とコメントしていることから、古株の自分は卒業しなくてはいけないと感じたのかも知れません。理由はどうであれ新しい目標ができた若月佑美は、次の夢に向かって歩み始めたようです。

では、各局の注目ニュースとなった若月佑美の卒業セレモニーの様子を動画で観てみましょう。『卒業コンサート』とせずあえて『卒業セレモニー』としたのは、若月佑美が歌以外にも届けたいエンターテインメントがあったからだと言います。セットはすべて若月佑美が考案したそうで、いかに気合が入っていたかわかりますね。

集まった約1万人のファンが若月佑美のメンバーカラーである青のペンライトを振り、会場が青一色になっているのが動画からもわかりますね。この日の卒業セレモニーは、若月佑美の有終の美を飾るのにふさわしい盛り上がりでした。

笑いこそあった卒業セレモニーですが、終盤にさしかかりメンバーが感涙する場面も見られました。「失いたくないから」の間奏が流れている間に、若月佑美がメンバーひとりひとりに一輪の花を手渡しました。若月佑美と恋人同士説すら浮上した、乃木坂46キャプテンの桜井玲香は号泣したまま顔が上げられなかったそうです。

卒業セレモニーではメンバーだけではなく「笑顔で終わりたかった」とコメントしていた若月佑美自身も感涙する場面がありました。ラストナンバー『ダンケシェーン』の最後のフレーズを「やっぱ乃木坂だな！」で締めた若月佑美でしたが、そのあとに乃木坂46メンバーが「やっぱ若月だな！」と叫びました。

さらにその直後、1万人のファンによって「だな！」と締めくくると、今まで涙をこらえていた若月佑美の瞳が潤み始めました。最後の一言に感涙しながらも、最後はやはり飛びきりの笑顔で「ありがとうございました」と一礼した若月佑美。本人にとってもファンやメンバーにとっても忘れられない、素敵な卒業セレモニーとなったのではないでしょうか。

乃木坂46メンバーとなった当時、清楚なイメージが売りだった若月佑美は、次第にいろいろなキャラが見え始め『キャラ渋滞』してしまったことで迷走していたようです。2011年から2015年までテレビ東京系列で放送されていた深夜バラエティ『乃木坂って、どこ？』の中で司会のバナナマンやメンバーにいじられ、若月佑美はどんどんキャラ渋滞していきました。

まず話題となったキャラがこちらの動画にある『闘魂少女』です。黒地のTシャツに大きく「闘魂」と書かれたTシャツに衝撃を受けるも、当時は何も言えなかったメンバーたち。さらに、全力で走る様子がいい！と闘魂少女キャラが誕生しました。このTシャツがファンの間で話題になったそうです。

同じく番組内で、夏休みひとつの芸を1ヵ月練習して披露するという企画で、若月佑美が選んだのはボイパでした。1ヵ月間で先生に指導してもらったのは3回しかなく、自分では満足の出来ではなかったそうです。若月佑美は、予定されていた東京ドーム公演でもっと完成度の高いボイパを披露すると悔やし涙を流していました。

こちらはキャラ渋滞している若月佑美の『ロボットダンス』の動画です。できるわけではないのに「もしかしたらできるかも」と披露するも大スベリのスタジオに逆ギレ状態の若月佑美でした。この『変なロボットダンスキャラ』を清算すべく、卒業セレモニーではキレキレのロボットダンスを披露し、会場を沸かせたそうです。

もしかすると若月佑美のキャラの中で最も強烈ではないか、と言われているのがこちらの動画の『箸くん』です。「若月佑美の脱マジメ化計画」と称し企画されたコーナーで、ユーモア教室の若林先直伝の『箸くん』キャラが誕生しました。

初めは普通の小噺だったものに、バナナマンのアドバイスで変顔をプラスし、さらに面白いキャラクターを作り上げました。これ以降、すっかり『箸くんキャラ』が定着した若月佑美でしたが、卒業セレモニーではステージに箸を置き、しっかり清算していました。

若月佑美が卒業コンサートをわざわざ『卒業セレモニー』題してキャラ渋滞を清算したがった理由は、次の夢に向かって、定着してしまったキャラを一度綺麗にしておきたかったからだと言っています。すっかり面白いイメージがついてしまった若月佑美は、もっと幅広い仕事をするためにキャラ渋滞を清算したのです。

若月佑美のコメントの中でたびたび出てくる「次のステージ」「新しい夢」とはいったい何でしょうか。おそらくそれは女優ではないかと囁かれているようです。深夜ドラマにもかかわらず、世間で話題となっている『今日から俺は！』に出演している若月佑美は女優としても評価が高いのです。

他にも数々の作品に出演している若月佑美が、アイドルを卒業し女優として再出発したいという夢を持つのもごく自然なことでしょう。現在は女優志望でも、持ち前の面白キャラでタレントとして活躍する日もあるかもしれませんね。ジャンルは何にせよ、若月佑美が芸能人としてメディアに登場するのはほぼ確実であるようです。

多くの乃木坂46ファンは、第1期から支えてきた若月佑美の卒業を残念に思っています。しかし、同時に若月佑美の門出を祝いたいという声も多数挙がっていました。

乃木坂46の人気メンバーだった若月佑美の卒業についてまとめました。卒業セレモニーで感涙した若月佑美は、仲間やファンの応援を胸に新しい道を歩もうとしています。アイドルを卒業し、女優を目指す若月佑美の今後の活躍に期待しましょう！