「偽装不倫」の夫婦役が話題に！ヤンクミの恋が14年を経て実る？

2019年の7月から放送開始した話題のドラマには「偽装不倫」があります。偽装不倫と聞いて、一見不倫なのか?と疑問も出てきそうですが、話題の作品の原作についてや、そのキャスティングについてまとめていきます。また、この作品の中で、夫婦役として仲間由紀恵と谷原章介が共演しているのですが、そのキャスティングが、大人気作品の主人公ヤンクミの恋を思い返させています。

ヤンクミと聞いて、かなり懐かしく思う人もいるかもしれませんが、2002年から放送されていた日本テレビ系列のドラマの「ごくせん」シリーズの登場人物で、仲間由紀恵がその主人公ヤンクミを演じていました。今回の「偽装不倫」の放送により、出産と育児から久しぶりに女優復帰した仲間由紀恵の姿に、懐かしさを感じたり、楽しみにまっていた人も多いようです。

そして、その仲間由紀恵の相手役には、なんと夫婦役として谷原章介が出演しているようです。この「ごくせん」時代のヤンクミの恋のお相手が谷原章介だったということで、「偽装離婚」の第1話放送後には、ごくせんを観ていた世代の視聴者から、様々なコメントがTwitterなどのSNS上で盛り上がりを見せており、話題となっています。

まずは、第1話が放送された「偽装不倫」の内容の前に、仲間由紀恵が演じていた「ごくせん」のヤンクミとはどんなキャラクターだったのか、そのドラマの内容も含めておさらいして行きましょう。また、ヤンクミの恋のお相手だltyた谷原章介の役柄なども、知っていきましょう。14年の時を超えて、ヤンクミの恋が叶った、というその内容はどんなものなのでしょうか。

2002年から第1シリーズが放送された「ごくせん」とは、2005年に第2期、2008年に第3期と放送された人気のドラマで、森本梢子の漫画『ごくせん』が原作となっています。仲間由紀恵が演じたヤンクミとは、任侠集団の大江戸一家で育った数学担当の熱血教師・山口久美子のことで、不良ぞろいの3年D組を中心とした学園ドラマでした。

この「ごくせん」は仲間由紀恵にとっても連続ドラマでの初主演という作品で、尚且つ仲間由紀恵の代表作となった話題の作品でもありました。その作中で、ヤンクミが恋した相手「バーバリー様」こと九條拓真という桃ヶ丘女学園教師を演じていたのが、「偽装不倫」で夫婦役となった谷原章介でした。ヤンクミが階段から落ちそうになったところを助けてくれて恋に落ちていました。

たまたまかもしれませんが、ちょうど「ごくせん」シリーズでヤンクミの恋をもどかしく見ていた世代が、今の2019年に、ドラマ「偽装不倫」を観ているようです。また、同じ日本テレビ系列での放送枠だったこともあり、もしかしたら、夫婦役のキャスティングを決める際に、真相は分かりませんが、仲間由紀恵と谷原章介の話題が出たかもしれません。

「ごくせん」では、ヤンクミは不幸のジンクスというものがあり、どのシリーズでも恋はするものの叶うことがなく悲恋で終わっているというエピソードがあります。任侠という家柄もあるかもしれませんが、ヤンクミは自分が恋する相手とは結ばれず、興味がない相手から好意を持たれるという設定の役柄でした。その為、「偽装不倫」では14年越しの恋が叶った！と視聴者を喜ばせています。

ここでは、「偽装不倫」とは一体どんな作品なのか原作である漫画とドラマの違いなども合わせてまとめていきます。まず、原作は「XOY」というWEB漫画配信サイトで連載されていた、東村アキコの漫画です。2019年に配信サービスが終了となったため、2018年11月からはLINEマンガに移行しての連載となっていました。毎週土曜日に更新されていた「偽装不倫は」縦読み作品です。

原作では、主人公の濱鐘子(はましょうこ)は、韓国に一人で旅行するという設定で、その旅先である韓国で韓国人のジョハンヒと出会います。ジョハンヒに、日本人女性は不倫が好きなのだろう、と聞かれた主人公は、たまたま姉に借りた上着を着ており、そのポケットに姉の結婚指輪が入っていたため、とっさに人妻であるとウソをついて、旅行中だけの不倫の様な関係を体験します。

ドラマでは、韓国人役のジョハンヒは、日本人という役に変更になっていたり、主人公の鐘子が訪れた旅行先が韓国ではなく、日本の博多という設定に代わっており、原作から読んでいた人からは、微妙だという声もすでに上がっています。まだ第1話なので、今後の展開いにどんな差があるのかはわかっていませんが、魅力的なキャストについてもみていきましょう。

「偽装不倫」の主人公である濱鐘子(はましょうこ)は、女優の杏が演じています。また、原作では韓国人ノジョバンヒという役は、日本人の設定になっており、伴野丈という役で宮沢氷魚が出演しています。宮沢氷魚のシーンには、宮沢氷魚がかなりかっこいい！というコメントが多く寄せられており、原作の「偽装不倫」とはまた違った楽しみ方をしている人もいるようです。

原作では主人公の頭の上にたんこぶを擬人化したしゃべる生き物が登場し、話しの中で主人公と会話しながらストーリーが進んで行くのですが、さすがにドラマでそれをやると頭のおかしい人ということになるためか、何故か鏡を見て主人公が話すというシチュエーションに変更となっているようです。それでも、杏が自問自答しながら心の内を語っていく流れはとても面白いものになっています。

「偽装不倫」のメインキャストが杏と宮沢氷魚だということは、まとめてきましたが、ＳＮＳで話題となっている仲間由紀恵と谷原章介の役どころについてもまとめていきましょう。仲間由紀恵は、杏の姉葉子役で、谷原章介の役であるイケメンで優しい吉沢賢治と結婚しています。順調に結婚した姉と比べ、主人公は婚活してもなかなか良縁に恵まれません。

バリバリとキャリアウーマンとして仕事をこなし、なおかつイケメンで優しい旦那と結婚している姉・葉子(仲間由紀恵)と、派遣で期間終了とともに職場を転々とする妹鐘子(杏)という設定です。「ごくせん」では、ヤンクミの恋は叶わないままドラマはエンディングを迎えていますが、この「偽装不倫」で夫婦役となったため、14年越しの恋が実った!と世間が湧いているのです。

実際の所、主人公が偽装不倫するわけではなく、なんと仲間由紀恵が演じる姉・葉子が、谷原章介演じる夫に隠れて偽装不倫をすしているところに出くわしてしまう、というのが第1話でした。果たして夫婦役として表面上はヤンクミの恋は叶ったことになっていますが、ドラマの内容はどんな流れとなっていくのか、今から目が離せない話題作の1つとなっています。

配役という部分では、ヤンクミの恋が14年越しに叶った結果、夫婦役となっていると捉えられますが、ドラマの内容的には実際には夫婦役とはいえ、仮面夫婦となっていくような展開も予想されます。第2話からどんな進展があるのか楽しみではありますが、ヤンクミの恋を重ねてみている視聴者には、どんな結末なのかハラハラドキドキのようです。

それでは最後に、「偽装不倫」の夫婦役で、共演することとなった仲間由紀恵と谷原章介に、ヤンクミの恋を14年ぶりに重ねているファンたちの声をまとめていきましょう。漫画版の「偽装不倫」を読んでみると、内容は違う部分もありますが、その配役のキャラクターと俳優陣が似ている様は驚く人も多いようです。

原作との比較をする人も多いですが、ドラマはドラマで楽しめる、という声もあります。また、偽装不倫をしているのが仲間由紀恵であることから、せっかく「ごくせん」の九條先生と夫婦になれたのに、残念な方向に言っているというコメントもありました。そして、やはり個のキャスティングに、懐かしく「ごくせん」を思い出すという人が多くいました。

毎週水曜日放送中のドラマ「偽装不倫」で夫婦役となった仲間由紀恵と谷原章介に、14年越しのヤンクミの恋を重ねてみている視聴者の盛り上がっている話題についてまとめてきました。また、「偽装不倫」のキャスティングや内容についてもまとめました。これから進んで行くドラマがどんな結末になるのか、ヤンクミを重ねながら見ている人も多いようなのでチェックしてみてください！