台湾夜市の屋台グルメ特集!エリア別おすすめ料理31選【台北・台南】

日本人に人気の海外旅行先である台湾は、屋台グルメの宝庫です。台湾で屋台料理を楽しむなら、どんなメニューが人気なのでしょうか。また、どんなエリアに人気の屋台があるのでしょうか。今回は、台湾の台北や台南でおすすめの屋台グルメについて特集します。

台湾夜市の屋台グルメ特集!エリア別おすすめ料理31選【台北・台南】

目次

  1. 台湾のおすすめ屋台料理を紹介
  2. 台湾の屋台料理①士林夜市/台北
  3. 台湾の屋台料理②饒河街夜市/台北
  4. 台湾の屋台料理③寧夏路夜市/台北
  5. 台湾の屋台料理④師大夜市/台北
  6. 台湾の屋台料理⑤花園夜市/台南
  7. 士林夜市食べ歩きモデルコース
  8. 台湾の美味しい屋台料理を楽しもう

台湾のおすすめ屋台料理を紹介

日本から3時間ほどで気軽に行ける台湾は、親日国で物価も安く美味しいグルメが多いところですので、日本人にとても人気のある観光都市です。台湾では美味しいグルメの食べ歩きがおすすめの旅行プランですが、中でもぜひチャレンジしてみてほしいのが屋台グルメです。台湾の屋台は毎日主に夜市で開催され、ローカルの人たちで賑わっています。

雑誌に載っているようなおしゃれなレストランでの台湾ディナーも良いですが、せっかく台湾へ旅行に来たのなら、ローカルの人たちが普段食べている屋台の味もぜひ味わってほしいものです。今回は、台湾旅行でぜひチャレンジしてみてほしい屋台グルメを厳選してご紹介します。

人気の台湾屋台グルメを厳選

台湾の夜市の屋台で食べられるグルメには、色々なものがあります。朝ごはんやお酒の締めにおすすめのおかゆや、軽くて食べやすい麺、台湾名物の胡椒餅やタピオカ入りのスイーツなどバラエティ豊かなメニューが揃います。そんな数ある台湾屋台グルメの中から特に人気の、台湾屋台グルメを厳選してご紹介したいと思います。

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台湾の屋台料理①士林夜市/台北

それでは早速、おすすめの台湾屋台と人気のフードについてご紹介したいと思います。台湾の屋台は主に夜市で出されているので、今回は夜市ごとにおすすめの屋台をピックアップします。まずは「士林夜市」の屋台です。士林夜市は台北市最大の夜市であり、毎日多くの観光客やローカルの人たちで賑わいます。それでは、士林夜市のおすすめ屋台をさっそく見ていきましょう。

士林豪大大鶏排

士林夜市でまず食べてほしい美味しい台湾の屋台グルメは、「士林豪大大鶏排」です。大雞排というのはいわゆるフライドチキンのことで、カリッとした衣の中にジューシーな鶏肉が包まれておりとても食べ応えのあるメニューです。大雞排は台湾の色々な屋台で食べられる定番のメニューですが、特におすすめなのは特大サイズの士林豪大大鶏排です。

士林豪大大鶏排では、顔よりも大きなサイズのフライドチキンが売られていていつも行列が出来ています。大きさはもちろん味も抜群なので、意外とペロッと食べられてしまいます。士林豪大大鶏排の価格は、1つ55元です。友達や恋人とシェアしてもOKです。

雪片冰

台湾の夜はとても暑い日が多く、特に士林夜市は人も多いので歩いていると冷たいものが食べたくなることもあるでしょう。そんな時におすすめの美味しい台湾屋台メニューが、「雪片冰」です。雪片冰とは台湾風のかき氷のことで、ふんわりとした氷に甘いシロップやフルーツを乗せたものが多いようです。

マンゴーの雪片冰は一時、美味しい台湾スイーツとして日本でもブームになりました。士林夜市で特に人気の雪片冰は、黒糖のほんのりとした香りが特徴の黑糖雪片冰です。甘すぎないので暑い夏の夜でも、さらっと食べることが出来ます。価格は、65元程度です。

大腸包小腸

「大腸包小腸」は、台湾風ホットドックのことです。万人受けする味ですので、屋台グルメ初挑戦の人にもおすすめ出来るメニューです。大腸包小腸は普通のホットドックと異なり、モチ米で出来たパンを使っています。モチ粉パンにジューシーなソーセージ、漬物、ニンニクなどが挟まれていてとても美味しい台湾グルメです。

味付けは甘めなので、子供や女性も食べやすいでしょう。屋台で購入して、食べ歩きしながら屋台を見て歩きましょう。大腸包小腸の価格は、50元~60元程度です。

牡蠣オムレツ

台湾の屋台はエリアによって特徴があるのですが、士林夜市で定番の屋台グルメといえば「牡蠣オムレツ」です。名前の通り牡蠣が入っているオムレツですが、台湾の牡蠣は小ぶりで味の濃いのが特徴です。

ふんわり甘く味付けをした卵に牡蠣が入ったオムレツには、甘めのあんかけソースがかかっていてみんな大好きな味付けです。牡蠣オムレツはほかの夜市でも食べられますが、やはり台湾に来たなら本場の士林夜市で食べてほしいメニューです。

王子起司馬鈴薯

「王子起司馬鈴薯」は、ホクホクのじゃがいもに濃厚なチーズをたっぷり乗せたチーズポテトのことです。チーズの上にはシーチキンやハム、ソーセージ、コーンなど好みの具材をトッピングします。どの具材もチーズポテトと相性の良いものばかりですので、どれにしようか悩んだら全部のせも出来ます。

変わり種のトッピングとしては、パイナップルもあります。これまで王子起司馬鈴薯を食べたことが何度もあるという人なら、パイナップル乗せにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。王子起司馬鈴薯の価格は、70元からとなっています。

阿亮麵線

台湾の屋台料理では、麺料理も人気です。麵線と呼ばれる細い麺を使ったメニューは台湾の名物で、どの夜市にも屋台を出しており気軽に食べることが出来ます。「阿亮麵線」は、そんな中でも特に美味しいと人気のお店です。

麺には自分で好きなトッピングが出来ますが、台湾らしくて美味しいのはカキや肉のつみれ、もつなどが入ったものです。こちらには座って食べられる座席も設けられているので、よいっちを歩き疲れた時に利用しましょう。

台湾の屋台料理②饒河街夜市/台北

続いてご紹介する夜市は、「饒河街夜市」です。こちらも士林夜市と並んで台北で人気の夜市で、観光客が多く訪れます。台湾の地下鉄であるMRTの駅から徒歩4分ととてもアクセスの良い夜市ですので、観光ついでに足を運びやすくなっています。饒河街夜市では、グルメの他にもファッションアイテムや雑貨なども沢山売られていてお土産を選びながら食べ歩きを楽しめます。

胡椒餅

饒河街夜市でまず外せない美味しい屋台グルメは、「胡椒餅」です。胡椒餅とは、黒ゴマ胡椒を効かせた豚肉の餡を生地で包んで焼いたもので、パリパリの食感とジューシーな肉餡のコラボが絶妙です。胡椒餅は様々な屋台で売られている定番のメニューですので、色々な屋台で食べ比べてみるのも良いでしょう。

饒河街夜市で特に有名なお店なら、福州世祖胡椒餅です。いつも長い行列が出来ていますが、人気店なだけあってとても美味しい胡椒餅を食べられます。価格は、50元です。

小熊焼

見た目がかわいい屋台料理なら「小熊焼」がおすすめです。小熊焼は、日本でいう回転焼のようなものでかわいい熊を模した見た目がインスタ映えするので人気のメニューになっています。一口サイズですので、食べ歩きしやすくなっています。小熊焼は熊以外にも、様々なキャラクターや形のものがあります。

また中に入っているのも、カスタードクリームやチョコレートクリーム、ピーナッツクリーム、イチゴクリーム、お餅入りなどがあります。小熊焼の価格は、1個10元で1個ずつ買えるのもうれしいポイントです。

スイカジュース

台湾の熱気を吹き飛ばしてくれる爽やかで美味しいドリンクが、「スイカジュース」です。台湾のスイカは日本と比べると細長く、とても甘くて美味しいことで知られています。スイカには体の熱を冷ます効果があるので、暑い夏にぴったりです。看板には西瓜汁と書かれていますので、この看板を目印にしましょう。

特に人気はフルーツ店が営んでいるお店で、とてもフレッシュなスイカを使ってジュースを作っているのでとても美味しいものが飲めます。スイカジュースはお店によって価格は異なりますが、50元程度が相場です。

薬燉排骨

台湾には漢方を使った健康や美容に良い美味しいグルメも多いのですが、中でも「薬燉排骨」は饒河街夜市を代表するグルメです。薬燉排骨とは、豚の背骨の部分とリブの部分を漢方入りのスープで煮込んだ料理で、台湾のポピュラーなスープです。

独特な漢方のスープの匂いですが、漢方っぽい味はなくとても美味しいお肉のスープです。饒河街夜市には沢山の薬燉排骨を食べられる屋台がありますが、スープが結構熱いので座って食べられる屋台がおすすめです。薬燉排骨の価格は、70元程度です。

紅焼牛肉麺

台湾グルメで人気の麺料理といえば「紅焼牛肉麺」です。紅焼牛肉麺は、コシのある平打ち麺を使った麺料理で牛肉やもつなどが入っています。スープの味付けはしょうゆベースですので、日本人にもなじみやすい味付けになっています。

スープの色ややや濃い目ですが辛いということはなくほんのり甘いスープなので、子供でも食べやすい麺料理になります。一番人気は、甘辛く煮た牛肉が乗っているものです。紅焼牛肉麺の価格はお店によって差があるものの、60元から80元程度ととてもリーズナブルです。

香葱肉捲

「香葱肉捲」は、たっぷりのねぎを薄い豚肉で何重にも巻いたボリューム感のある屋台メニューです。20cmくらいあるとてもインパクトのあるフードで、お酒のおつまみにもぴったりです。ねぎが沢山入っていますが、ねぎ特有の辛味やネギ臭さは全くなくねぎの甘みをしっかりと感じられます。

お肉は甘辛いたれで味付けがしてあり、日本人好みの味です。お肉の上からはレモン汁が振ってあるので、爽やかな酸味も感じられます。小さくカットして提供してくれるので、友達とシェアして食べましょう。価格は、150元です。

台湾の屋台料理③寧夏路夜市/台北

3つ目にご紹介する台湾屋台グルメがおすすめの台北の夜市は、「寧夏路夜市」です。寧夏路夜市はMRT中山駅と雙連駅から徒歩10分に位置する、台北市内の中心部にある夜市です。観光客よりもローカルのお客さんが多いので、安くて美味しい屋台グルメを堪能できます。こちらではどんな屋台が人気なのか、さっそく見ていきましょう。

臭豆腐

台湾名物の中でも初心者にはハードルが高い屋台料理といえば、「臭豆腐」です。臭豆腐は屋台の近くを通るだけでも強烈な臭いを放っているものですが、味はとても美味しいのだそう。寧夏路夜市の屋台でも、所々で売られています。初めて臭豆腐を食べるなら、普通の臭豆腐よりやや臭みが抑えられている揚げ臭豆腐がおすすめです。

屋台では揚げたてを食べられるので、かなり食べやすくなっているようです。コチュジャンのようなたれをつけて食べると、ほとんど普通の揚げ豆腐と変わらない味わいです。臭豆腐は、50元ほどとなっています。

飯糰

「飯糰」は、いわゆる台湾風のおにぎりのことです。おにぎりといっても、日本でよくあるのりを巻いて中に具材が入ったおにぎりとは異なります。使用しているのはモチ米で、その上に豚肉を乾燥させてほぐしたものを乗せています。

さらに豚ひき肉と小松菜のごま油炒めと揚げパンを入れて、棒状に巻いたものが台湾風おにぎりです。米よりも具材のほうが多いので、1つくらいはぺろっと食べられてしまいます。飯糰の価格は、40元ほどです。

愛玉ゼリー

寧夏路夜市でスイーツを食べるなら、「愛玉ゼリー」がおすすめです。愛玉ゼリーは、愛玉という植物の実を煮出し冷やし固めた台湾で昔から親しまれている素朴なスイーツです。ゼリー自体には味はついていないので、レモン果汁などのシロップをかけて頂きます。つるんとした食感が、熱い台湾の夜にぴったりです。

台湾屋台で愛玉ゼリーを買うと、カップに入れてシロップをかけてスプーンとストローを付けてくれます。スプーンですくって食べてもOKですし、ドリンク風にストローで飲んでものど越しが良く美味しいものです。お値段は20元から60元ほどです。

豆花

スイーツ天国台湾には色々な美味しいスイーツがありますが、「豆花」は日本でも流行した台湾スイーツです。豆花は台湾の伝統的なスイーツで、豆乳プリンに近いイメージです。甘さが控えめですので、甘いものが得意でない方も美味しく食べられます。好きなトッピングを選んで、乗せてもらいます。

タピオカや白玉団子、小豆、ピーナッツの甘煮などバリエーションが多いので、自分だけのオリジナル豆花を作りましょう。ほとんどのお店では3種類ほどのトッピングを選ばせてくれます。豆花の屋台での価格はトッピングによっても異なりますが、40元から50元ほどです。

小籠包

台湾旅行へ行ったら必ず食べたいグルメといえば、「小籠包」でしょう。小籠包は専門店はもちろんですが、屋台でも食べることが出来ます。屋台ではオーソドックスな豚やエビなどを使った餡が入った小籠包はもちろん、まるでおやつのようなチョコレート入りのものやカスタードクリーム入りのものなどもあります。

変わり種の小籠包にチャレンジしたいなら、屋台で食べることをおすすめします。もちろんビールとの組み合わせも最高に合うので、色々な屋台の小籠包を食べ比べしてみましょう。屋台の小籠包の価格は、8個入りで100元ほどです。

木瓜牛奶

暑い台湾の夜には、屋台の冷たいドリンクがおすすめです。「木瓜牛奶」はパパイヤミルクジュースのことで、南国フルーツのパパイヤの味をしっかりと味わえるドリンクです。台湾はフルーツが豊富で、特にマンゴーやパパイヤなどの南国フルーツ天国です。

おすすめの木瓜牛奶の屋台は、童年木瓜牛奶で寧夏路夜市では最も人気の屋台になります。注文するとその場でフレッシュなパパイヤとミルクを混ぜて作ってくれます。ミルクはかなり濃厚で、一度飲んだら癖になる美味しさです。木瓜牛奶の価格は、60元ほどです。

鶏肉飯

台湾のローカルフード「鶏肉飯」は、日本の台湾料理店でも人気のメニューです。寧夏路夜市には美味しい鶏肉飯の屋台が沢山あることで知られており、行列の絶えない名店も多いようです。鶏肉飯は、台湾中南部発祥のB級グルメで茹でた鶏肉を細く割いてご飯の上にかけ、その上から特製のたれをかけた丼飯です。

かかっているたれは出汁がしっかりと効いていて、少し甘めの味付けが特徴です。鶏肉も見た目以上にとてもジューシーで、食べ応えがあります。方家という屋台が一番人気があると言われており、価格は超リーズナブル価格の30元です。

台湾の屋台料理④師大夜市/台北

次にご紹介する「師大夜市」は、学生街に広がる夜市です。比較的コンパクトな夜市ですが台湾グルメの屋台だけでなく、ファッション系のショップも多い若者に人気の夜市です。観光客も多いので、夜市で台湾らしいお土産を見つけながら台湾屋台グルメを楽しんでみましょう。

焼小籠包

台湾のソウルフード小籠包も屋台で味わうなら一味違った、「焼小籠包」が人気です。焼小籠包は一般的な蒸したタイプの小籠包ではなく、油で揚げ焼にしたものでカリッとした皮の食感がとても美味しい台湾グルメです。味付けはシンプルで食べやすく、出来立てを食べられるのも屋台の醍醐味です。

師大夜市にはいくつか焼き小籠包の屋台がありますが、人気は許記生煎包というお店で30年以上の歴史があります。その場で包んだ小籠包をさっと焼いて提供してくれるので、冷えたビールと一緒に熱いうちに食べましょう。

滷味

台湾グルには、体に優しい漢方を多く用いたものがあります。「滷味」もその一つで、漢方系の煮汁で野菜やお肉を煮込んだものです。台湾ではファストフードの一つとして考えられており、屋台にも行列が出来ていることが多いようです。

屋台での注文の仕方は、屋台に並んだ70~80種類の具材の中から好きなものをかごに入れて、お店の人に渡すと調理してくれるというものです。選ぶ具材によって価格は異なりますが、3種類から4種類を選ぶのが一般的で価格は100元~150元程度となります。

鹽酥雞

台湾屋台グルメでビールによく合うフードといえば「鹽酥雞」です。鹽酥雞とは台湾風のから揚げのことで、屋台では好きな具材をお店の人に伝えればその場で衣をつけて揚げてくれるシステムになっています。さくっとした食感がたまらない台湾グルメで、にんにくやバジルを一緒に揚げてくれるので香りもたまりません。

師大夜市で一番人気のある屋台は、師園鹽酥雞です。店頭には100種近くの具材が並んでいるので、好みのものを揚げてもらいましょう。オーダーは記入式のシートでもできるので、中国語が出来なくてもきちんとオーダー出来ます。価格は、1種20元~50元です。

蛋餅捲

台湾で朝ごはんに人気のグルメ蛋餅の進化版ともいえるおすすめの屋台フードが、「蛋餅捲」です。蛋餅捲は台湾風玉子クレープ蛋餅というクレープ生地に食材を巻いて焼き上げたグルメを、鉄板でこんがりと焼き上げたもので焼き立ては熱々でカリッとした食感が魅力です。

野菜が入っているものから牛肉やツナなどボリュームのある具材を使ったものまであり、軽食としてもおつまみとしてもOKです。蛋餅捲の価格は、中身にもよりますが50元~90元程度となります。お昼から空いている屋台も多いので、ランチにもぴったりです。

蘿蔔絲餅

「蘿蔔絲餅」は、千切りにした大根をもっちりした生地で包んで油で揚げた台湾のB級グルメです。サクサクパリパリとした生地を噛むと、まるで大根おろしを食べた時のように大根の香りがふんわり立ち上がります。水分の多い大根ですが、ジューシーでありながらべたっとしていないプロの技が光る一品です。

パン生地を油で揚げているのでボリューム感はあるのですが、中に入っている具材は大根なのでとてもヘルシーでダイエット中でも気にせず食べることが出来ます。蘿蔔絲餅の価格は、1個30元ととてもリーズナブルです。蘿蔔絲餅の屋台は朝7時頃から営業しているので、朝食としてもおすすめです。

台湾の屋台料理⑤花園夜市/台南

最後にご紹介する台湾屋台グルメがおすすめの夜市は、台南エリアにある「花園夜市」です。花園夜市は台南最大の夜市であり、夜市の半分はグルメゾーン、半分はショッピングとゲームゾーンになっています。まるで縁日のような雰囲気で、ぶらぶら歩いているだけでもとても楽しめるスポットです。それでは、こちらの夜市でおすすめの屋台グルメをご紹介しましょう。

吳記排骨酥

台南の花園夜市でまずおすすめしたい台湾屋台グルメは、「吳記排骨酥」です。吳記排骨酥は、独自の調合で味付けされた特製の衣にしっかりと味を漬け込んだ豚肉をくぐらせて、油でからりと揚げた台湾風のから揚げのようなものです。唐揚げというと鶏のイメージですが、こちらは豚肉を使っているのが特徴となっています。

衣はサクサクしているのに、中身がジューシーで台湾を代表するB級グルメです。衣はやや甘めの味付けになっています。こちらの価格は、サイズで値段が異なります。小50元、中100元、大150元、特大200元となっていますので、好きなサイズを選びましょう。

糖葫蘆

日本の縁日でよく見るりんご飴のようなものが、「糖葫蘆」です。糖葫蘆は砂糖漬けにされた果物のことですが、台湾では様々なフルーツを使った糖葫蘆があります。いちごやサンザシをはじめ、トマトを使ったものも。見た目はシンプルな屋台グルメですが、これが見た目以上に美味しいと隠れた人気を呼んでいます。

果物にかけられた飴はパリッとした食感で、中のフルーツはとてもジューシー。とても甘いので、デザートにおすすめです。価格は、40元ほどです。

抜絲地瓜

「抜絲地瓜」も台湾屋台では人気のスイーツです。とても甘い芋を油で揚げて、砂糖で作った餡を絡めた抜絲地瓜は、日本の大学芋のような素朴な味わいのスイーツです。小さくカットしてあり、つまようじで刺して食べるスタイルなので食べ歩きしやすい屋台フードです。

花園夜市で特に人気の抜絲地瓜屋台は、東東抜絲地瓜というお店です。飴の部分が厚いのでカリカリ感がしっかりあって、ホクホクの地瓜との対比が面白いグルメです。抜絲地瓜は35元~50元ほどで購入できます。

大腸小腸

続いて香ばしい香りが食欲をそそる、「大腸小腸」をご紹介します。大腸小腸は、大腸がモチ米の腸詰を小腸がソーセージを指しています。つまり大腸小腸はモチ米の腸詰とソーセージを一緒に盛った屋台グルメで、お酒のつまみに大人気の屋台グルメです。

一つの更に台帳と小腸が盛られているので、野菜の漬物やニンニクなどをセルフでトッピングしていただきます。ソーセージはほんのり甘く、モチ米にはピーナツが入っているのが特徴で、おすすめのトッピングはにんにくです。大腸小腸の価格は、50元となっています。

魯肉飯

「魯肉飯」は、台湾では定番の屋台グルメです。甘く柔らかく煮込んだ豚肉をご飯の上にかけて食べる丼飯で、たれにはニンニクや揚げネギも入っているのでスパイシーな味わいがあります。しっかり濃いめの味付けは、お酒のお供にもぴったりです。

日本でも魯肉飯は人気の台湾グルメですが、本場台湾ではこれにおかずを合わせて食べることがほとんどですので売屋や器のサイズは小さめになっています。色々な屋台で魯肉飯は扱っていますが、価格は60元~80元が相場となります。

旗魚黒輪

台北の屋台ではあまり見られないもので台南の屋台で人気のグルメといえば、「旗魚黒輪」です。旗魚黒輪は魚のすり身を油で揚げたもので、日本でいうさつま揚げのようなものです。ただし、台南の旗魚黒輪にはゆで卵のあらみじん切りが混ざっているという特徴があります。

その場で油でからりと揚げてくれ、揚げたての旗魚黒輪を食べることが出来ます。価格は1本10元ととてもリーズナブル。串にさしてくれるので、食べ歩きにも向いている屋台グルメです。

タピオカミルクティー

いま日本で最もブームとなっている台湾グルメといえばタピオカですが、タピオカも元々は台湾屋台から火が付いたスイーツです。台湾に来たら、やはり本場の「タピオカミルクティー」を屋台で飲んでおきましょう。台湾の街中にタピオカミルクティーのジューススタンドはありますが、もちろん屋台エリアにもあります。

屋台で買えるタピオカミルクティーは、黒いタピオカがゴロゴロとたっぷり入っており、甘めのミルクティーとよく合います。一番人気は黒糖のタピオカミルクティーなのだそうです。販売価格は、45元ほどのものが多いようです。

士林夜市食べ歩きモデルコース

台湾旅行に出かけたら、一度は夜市に行ってみたいと思う方や、屋台グルメにチャレンジしたいと思う方は多いと思います。日本の観光客のほとんどが行く有名な夜市といえば、先ほどもご紹介した士林夜市です。観光ツアーにも組み込まれるほど定番の士林夜市ですが、士林夜市はとても広い夜市であることでも知られています。

台湾の夜市初心者さんや台湾旅行初心者さんだと、夜市をどのように歩けばよいか迷ってしまうこともあるかもしれません。そこでここでは、台湾旅行で定番の士林夜市で屋台の食べ歩きを楽しむならどのようなコースがおすすめなのか、効率よく回れる士林夜市の食べ歩きモデルコースをいくつかご紹介したいと思います。

最寄り駅MRT剣潭駅~士林市場

まずは、士林夜市の最寄り駅から士林市場までの台湾グルメ食べ歩きコースをご紹介します。士林夜市へは、MRT剣潭駅の1番出口を出て進みます。劍潭駅から文林路を横断してラッグストアの前を左に進むと、にぎやかな屋台エリアの入り口です。まずは士林夜市名物の士林豪大大雞排で、大きなフライドチキンを食べましょう。

好きな辛さを選んでオーダーします。辛さにはピリ辛、大辛、激辛の3種類があります。辛い物が好きな方は激辛にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。食べる前に、その大きさを撮影することもお忘れなく。そのまま真っすぐ進んでいくと、大腸包小腸や牡蠣入りオムレツの屋台が並んでいますので、お好みのものをチョイスします。

慈誠宮

士林夜市の屋台エリアを進んでいくと、慈誠宮にぶつかります。慈誠宮は台湾各地から多くの人が参拝に訪れる、有名なお寺です。元々こちらの夜市はこの慈誠宮に集まる参拝客のために始まったとも言われています。慈誠宮を抜けると、家郷涼麺という冷麺の屋台があります。にんにくの効いた冷やし中華のような麺で、暑い日でもさらりと食べることが出来ます。

このお店を抜けると、しばらくはファッションアイテムのお店や雑貨のお店がずらりと並んでいます。台湾らしいデザインの雑貨が並んでいて、根切交渉しながら買い物を楽しむのも醍醐味です。お土産を探したり、ウィドウショッピングを楽しんだりして少し歩きながら腹ごなしをして、次の台湾グルメ屋台に備えておきましょう。

大南路~大東路

大南路と大東路は、慈誠宮を中心に広がる通りで、靴の専門店や流行ファッションの専門店が軒を連ねる服飾ゾーンです。どちらも人気の台湾グルメ屋台がずらりと並んでおり、この通りを道沿いに進んでいくだけで様々な台湾屋台グルメと出会えます。まずは、大南路で人気の台湾名物臭豆腐を頂きます。台湾の地元の人達が行列していることも多いので、ぜひチャレンジしてみてほしい一品です。

そして大南路と大東路の十字路にあるのが、串焼きの屋台蕭記碳烤肉捲です。メニューは豚肉でねぎを巻いたものだけで1本12元、好きな本数を店員さんに告げるだけで買えます。そしてそのまま大東路に入ったら、かき氷のデザートを。辛發亭は士林夜市でも人気のお店で、新鮮な果物を使ったふわふわのかき氷が人気です。屋台グルメの締めにぜひ食べて帰りましょう。

台湾の美味しい屋台料理を楽しもう

今回は日本人に人気の観光都市である台湾でぜひチャレンジしてみてほしい、屋台料理についておすすめの屋台とその人気メニューをご紹介してきました。台湾には安くて美味しい屋台グルメが多く、食べ歩き旅にぴったりの都市です。台湾で屋台巡りをしながら、美味しい台湾グルメを堪能しましょう。

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