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みかんの摂りすぎは太る原因に!NGな食べ方や一日の適量は?
みかんの太る食べ方や糖質、カロリーについてまとめました。みかんは色々な栄養を含んでいますが、夜に食べるなど食べ方を間違えると太る原因になってしまいます。ダイエット中に気をつけておきたい太る食べ方やみかんの糖質&カロリーについてチェックしていきましょう。

目次
みかんは太る?NGな食べ方を解説!
甘酸っぱくて美味しいみかんですが、ついつい食べ過ぎてしまう事はありませんか?みかんは体に良いイメージがある一方で食べ方によっては太るリスクがあるとも言われています。ダイエット中は、みかんの食べ方を工夫する事が大切なポイント。食べ方を工夫していれば、ダイエット中でも太る事なくみかんを楽しむ事が出来ます。
みかんは食べ過ぎると太る可能性がありますが、ダイエットに良い効果を発揮してくれる栄養も含まれているのがポイント。みかんの栄養をしっかりと生かす事が出来る食べ方にして、美味しい味わいを堪能してみてはいかがですか。太るリスクを減らすみかんの食べ方について見ていきましょう。
冬の果物といえば「みかん」
冬の果実の定番として頭に思い浮かぶ事が多いのがみかん。コタツに入りながらみかんを食べる、という姿はドラマやアニメなどでもよく見られる日本ならではの冬の情景ではないでしょうか。みかんは手軽で美味しいので、食べ過ぎてしまう事もよくあります。しかし、みかんを食べ過ぎると太る可能性が出てくるのでダイエット中は注意が必要。
みかんの摂りすぎは太る原因に!
「みかんはフルーツだからヘルシーなのでは」と思いがちですが、みかんにも糖質やカロリーは含まれているので食べ過ぎると太る原因になります。「ダイエット中なのに、なかなか体重が落ちない…」という事になったらみかんの食べ方を見直してみましょう。みかんを食べ過ぎる事によって、カロリーや糖質の取りすぎになっている場合があります。
みかんにはどのくらいのカロリーや糖質が含まれているのか把握しておけば「今日はこのくらいでやめておこう」と自制しやすくなるのがポイント。カロリーや糖質が積み重なっていくのをイメージすれば「これ以上食べたら太る」と自分でも何となく分かる事が出来るのではないでしょうか。
太る事なくみかんを美味しく食べるには、食べ方も重要なポイントになります。どのタイミングでみかんを食べているのか、食べ方はどうなっているのかなど、普段のみかんの食べ方について振り返ってみましょう。ちょっとした工夫をするだけでみかんが太る原因になる事を避ける事が出来ます。美味しいみかんが手に入ったら、食べ方にこだわってみてください。
本記事では、みかんのおすすめの食べ方やダイエットの妨げになる原因についてご紹介します。「みかんは食べ過ぎると太るというけど、どのくらいなら食べても大丈夫なの?」という方の為に1日あたりのみかんのおすすめ摂取量もまとめたので、みかんを食べる時の参考にしてみてください。太る事のない食べ方でみかんを美味しくいただきましょう。

知っておきたい!みかんの栄養価
「みかんを食べると太るのでは?」と心配な場合は、みかんの糖質やカロリーについて知っていると安心。みかんにはどのくらいの糖質やカロリーが含まれているのか知る事で、ダイエット中にみかんを食べる時の目安にする事が出来ます。フルーツは体に良いですが、食べ過ぎれば糖質もカロリーも過多になってしまうのでその点に気をつけて食べるようにしましょう。
カロリーは100gあたり45kcal
みかんの100gあたりのカロリーについて見てみると、45kcalである事が分かりました。みかんSサイズは80gくらいなので36kcal、120gのMサイズのみかんは54kcalという事になります。みかんはサイズによってカロリーが変わってくるので、ダイエット中にカロリーが気になる時は小さめのサイズのみかんを食べると良いのではないでしょうか。
ちなみに、みかん以外の果物の100gあたりのカロリーは、バナナ86kcal、りんご54kcal、桃40kcalとなっています。他の果物と比べてみると、みかんは比較的カロリーが少ないと言えるでしょう。しかし、食べ過ぎるとカロリーを多く摂取する事になるので注意が必要です。
糖質は100gあたり約11g
みかんのカロリーの次は、糖質をチェック。糖質とは、体のエネルギーになる成分の事です。摂取した糖質が全てエネルギーとして消費する事が出来れば良いですが、糖質を多く取り過ぎると消費しきれず、脂肪として残りやすくなるのが問題。ダイエットの妨げになってしまいます。みかんを始めとしたフルーツにも糖質は含まれているので、注意しましょう。
みかんに含まれている糖質は、100gあたり11gとなっています。みかんにも糖質はしっかり含まれているので、食べ過ぎには気をつけて美味しくいただくようにしてください。ダイエット中はみかんのカロリーと糖質を把握して、全体の食事とのバランスを取るようにする事が大切になります。

みかんの摂りすぎで太る3つの原因
みかんは他のフルーツと比べると比較的低カロリーであるという事が分かりました。それでは、どうして「みかんを食べると太る」という事が出てきてしまっているのでしょうか。みかんを食べて太るのには様々な理由があります。そうした理由を取り除いていけば、みかんを食べて太るという事も少なくなるので、まずは何故太るのか原因について学んでいきましょう。
太る原因①水分が多く腹持ちが悪い
みかんを食べて太る原因として挙げられるのが水分量が多く、腹持ちが悪いという事です。みかんは全体の85%が水分。水分は消化吸収が早く、みかんを食べたとしてもすぐにお腹が空いてしまいます。「小腹が空いたな」と思ってみかんを食べたとしてもまたお腹が空いてしまい「何か食べたいな」という気持ちが強くなりやすいのが問題。
物足りなさを感じてみかんを更に沢山食べてしまったり、腹持ちの良さを考えてカロリーや糖質の多い物を食べてしまったりする可能性が出てきます。こうした腹持ちの悪さがみかんを食べて太る原因に繋がると言われているので、みかんを食べる時はしっかりとよく噛んで満腹中枢を刺激するようにしてみてください。
太る原因②体が冷えて代謝が低下する
みかんには体を冷やす性質があると言われているのも太る原因となります。ダイエットで大切になるのが代謝の上昇。代謝が上がる事で脂肪が燃焼しやすくなり、痩せやすい体を作る事が出来ます。代謝が低下すると脂肪の燃焼率が低下するので、太りやすい体に。みかんを沢山食べると代謝が落ちて脂肪が溜め込まれやすくなる可能性がある為、注意が必要です。
太る原因③果糖が多く中性脂肪になりやすい
みかんに含まれている糖質は、果糖が大部分。果糖とはブドウ糖の一種で、実は太る原因になるとされています。果糖はエネルギー消費されにくいのが特徴。エネルギー消費されずに残った果糖は中性脂肪として残しやすくなると言われています。その為、みかんを食べ過ぎると果糖が体内に残り太る原因となる場合があるので気をつけてください。
このように、みかんには太る原因となるリスクが色々とある事が分かりました。みかんを食べ過ぎる事で体が冷えたり、エネルギーとして消費されにくい果糖が体に溜まったりするので食べ方に注意をする事が重要になります。
嬉しい側面も!みかんのダイエット効果
みかんには太る原因となるカロリーや糖質が含まれている事が分かりましたが、みかんを食べない方が良いという訳ではありません。みかんに含まれている栄養には良い側面もあるので、それを活かせるような食べ方をしていけば大丈夫。ダイエットに嬉しいみかんの栄養効果とはどういった物なのでしょうか。詳しくご紹介していきます。
便秘解消に効果的
みかんには便秘解消効果を期待する事が出来るのが嬉しいポイント。便秘が続くと体内の老廃物が溜まり、代謝の低下に繋がります。みかんにはペクチンと呼ばれる食物繊維が含まれており、老廃物の排出を促進するのが特徴。また、善玉菌を増やす効果も期待する事が出来るので腸内環境を整えて便秘状態から脱却しやすくなります。
カリウムがむくみを解消してくれる
どんなにダイエットを頑張ったとしてもむくみが残っていると、太って見えてしまいます。むくみの原因となるのが体内の塩分と水分のバランスの乱れ。この乱れを改善してくれるのがみかんに含まれているカリウムです。カリウムは塩分と水分のバランスを保つ為に利尿作用に働きかけ、むくみを解消してくれると言われています。
脂肪燃焼力アップに期待できる
みかんには、シネフリンと呼ばれる成分が含まれており、脂肪燃焼力を上げてくれるとされているのもダイエットには嬉しいポイント。脂肪の燃焼力が高まると痩せやすい体になるので、こうした栄養も積極的に摂取する事が大切になります。また、みかんのビタミンCも脂肪燃焼のサポートをするとされている為、取り入れてみてください。
みかんのNGな食べ方をチェック
みかんにはダイエットに嬉しい栄養も豊富に含まれているのに、何故太る原因になってしまうのでしょうか。太る原因として挙げられるのが食べ方。深夜にみかんを食べるなど、間違った食べ方をしていると太る原因に繋がるので、NGな食べ方についてもチェックしていきましょう。
みかんを食べた後すぐ他のものを食べている
みかんを食べた後にすぐ他の物を食べるのはやめた方が良いと言われています。みかんを食べると血糖値が上昇し、その状態のまま他の食べ物を食べると脂肪としてため込みやすくなるとされているのが問題。みかんを食べる時は後から何か食べないようにするのがおすすめです。
夜寝る前にみかんを食べている
小腹が空いたからと夜寝る前にみかんを食べていませんか?夜は代謝が低くなる時間帯なので、体を冷やす働きのあるみかんを夜食べる事で脂肪の燃焼率が低下します。また、夜にみかんの果糖を摂取する事で更に脂肪として溜め込みやすくなる可能性も。夜寝る前はみかんは食べないようにしましょう。夜ではなく昼間など、エネルギー消費しやすい時間帯がおすすめです。
みかんを食べる時に意識したいこと
夜には食べないようにするなど、基本的な食べ方に注意をしておけばダイエット中にみかんを食べても大丈夫。みかんを食べる時に意識しておきたい事についても見ていきましょう。太る原因を取り除いていけば、ダイエット中もみかんを美味しく食べる事が出来ます。
1日2~3個までにする
みかんは1日2〜3個までにしておきましょう。おやつのカロリーは100kcal以内にしておくと、体重に大きな影響を与えないと言われています。Sサイズのみかんなら2〜3個食べてもカロリーを過度に摂取する事はないので安心。みかんの大きさに合わせて食べる個数を決めてください。
筋を取らずにそのまま食べる
筋を取らないでそのまま食べる事も大切なポイント。みかんについている白い筋が邪魔で取ってしまう方も多いかもしれませんが、実は筋にこそ豊富な栄養が含まれています。みかんの白い筋にはヘスペリジンという栄養成分が含まれているのが特徴。
ヘスペリジンは体を温める効果があるとされているので、みかんを食べて体を冷やすのを防ぎやすくなります。筋を取ってからみかんを食べると、更に体が冷えやすくなる可能性が高くなるのでそのままにして食べてみてください。
焼きみかんにして食べる
みかんは、焼きみかんにするのがおすすめです。焼いた方がペクチンの吸収率が上がり、便秘解消効果を発揮しやすくなります。みかんを焼く時はビタミンCを守る為に皮ごと焼くようにしましょう。そのままトースターや魚焼き機に入れて5〜10分くらい焼きます。
焼きみかんのダイエットレシピ
体に良い焼きみかんのダイエットレシピについてもご紹介します。簡単に作る事が出来るレシピばかりなので、気軽に作ってみてはいかがですか。みかんの美味しさをたっぷりと味わう事が出来ます。
みかんのスムージー
気軽にみかんの栄養を摂取したい時は、スムージーにするのがおすすめ。みかんを皮ごと焼いたら、皮を剥いてミキサーに入れます。豆乳とバナナも加えてミキサーで撹拌。滑らかになるまで撹拌したらスムージーの完成です。
みかんとわさび菜を使ったサラダ
焼きみかんとわさび菜は相性ぴったり。焼きみかんは皮をむいて房ごとに分けておきましょう。わさび菜は適当な大きさにカットします。ボウルにオリーブオイル・白ワインビネガー・塩胡椒を入れて混ぜ、焼きみかんとわさび菜を和えたら完成です。
みかんと鶏肉のパエリア
フライパンにみじん切りのニンニクとオリーブオイルを入れて加熱し、鶏肉もプラス。鶏肉の色が変わったら取り出しておきます。生米をフライパンに入れて炒め、透き通ったらコンソメスープと白ワインを入れ、鶏肉も加えましょう。煮立たせてから弱火にし、蓋をした状態で15分ほど炊きます。仕上げに焼きみかんをトッピングして蓋をし、15分蒸らして完成です。
食べ過ぎに注意してみかんを楽しもう
みかんは食べ過ぎにさえ気をつけておけば、太る原因にはならないので個数に気をつけましょう。また、食べ方にも注意する事が大切。みかんを夜に食べると脂肪として残りやすくなるので、夜は食べないようにするのがおすすめです。みかんは昼間のおやつとして食べるのが良いのではないでしょうか。
みかんの栄養をしっかり取りたい時は焼きみかんにすると、ペクチンの吸収率が上がります。このように太らない為の食べ方を工夫して、美味しいみかんを味わってみてください。