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インフルエンザの時の食事はどうする?免疫UPの秘訣は腸内環境にあり?
インフルエンザの時の食事や予防に役立つ食べ物についてまとめました。インフルエンザになったらおかゆなどの食事を取り入れて早めの回復を目指しましょう。子供がアイスを食べたがる時の注意点も含めて、インフルエンザの時の食事についてチェックしてみてください。

インフルエンザ時の食事に悩んだら

インフルエンザは感染力が強く、気をつけていたとしてもかかってしまう事はよくあります。インフルエンザになったら、どういった食事を取れば良いのか悩む方もいるのではないでしょうか。インフルエンザの時に重要になるのが食事による栄養補給。食べ物によってきちんと栄養を摂取する事で、インフルエンザの回復が早くなると言われています。
本記事ではインフルエンザの時の食事や食べ物、予防方法についてまとめました。インフルエンザの場合はおかゆなどの食べ物を食べる印象が強いですが、どのような食事が回復に効果的なのか知っておくと安心。子供がアイスを欲しがった時にはどうすれば良いのかといった情報もチェックして、インフルエンザに備えていきましょう。
まずは病院で検査を受けよう

インフルエンザには2〜3日の潜伏期間があり、関節の痛みや悪寒など様々な症状が次第に現れてきます。最初は風邪と思っていたとしても、高熱がなかなか下がらないという場合はインフルエンザを疑いましょう。インフルエンザは早めに適切な治療をする事が回復への近道です。病院へ行き、検査を受けてください。検査によって何型のインフルエンザなのか判断する事ができます。
服薬と水分補給もしっかりと

インフルエンザである事がわかったらタイプに合わせた薬を病院から処方されるので、それをきちんと飲みましょう。治りかけの時はついつい薬を飲むのをサボってしまいがちですが、完治するために全て薬を飲みきるのがおすすめです。服薬と同時に大切になるのが水分補給。高熱を出していると汗をかきやすくなるのに加え、嘔吐や下痢などで脱水症状が出やすくなります。
インフルエンザにかかったら水分を意識して補給するようにしましょう。この時、ミネラルが含まれたスポーツドリンクや経口補水液を取り入れるのがおすすめ。インフルエンザ時には様々な栄養が流出しやすくなるので、栄養を同時に補給する事が出来る水分を摂取する事で早めの回復に繋がります。意識して飲むようにしてください。

インフルエンザの時の食事と注意点
早くインフルエンザから回復するためには食事がキーポイントになります。インフルエンザに見合った食べ物を日々の食事に取り入れる事で、早めの回復を見込む事が出来るのではないでしょうか。どういった食事であれば弱った体に良いのか、インフルエンザ時に摂取しておきたい食べ物について見ていきましょう。食事の注意点もご紹介するので、参考にしてみてください。
発熱時は消化のいい食事がおすすめ
インフルエンザによって発熱をしている場合は消化器官も弱っています。そのような時に消化の負担になるような食べ物を食事に取り入れると、上手く消化できず栄養を効率的に摂取できません。インフルエンザになったら消化に良い食べ物を意識して食事に取り入れていきましょう。柔らかく煮込んだうどんやおかゆなど、食べられそうな食べ物を中心に食事を組み立てます。
喉が痛くて食べ物が喉を通りにくいという事もあるので、口当たりも工夫した食事にしましょう。食材はよく煮込み、喉が通りやすいようにします。食欲がない場合はプリンやゼリーなどの口当たりが良い食べ物でも大丈夫なので、なるべく食事でエネルギーを取れるようにしてみてください。
解熱時はビタミンを摂取
インフルエンザの解熱時は多くの栄養が体には必要になります。特にビタミン類が多く消費されるので、それらを意識した食事にしていきましょう。粘膜を強化するビタミンA、エネルギー代謝を高めるビタミンB群、血流を良くするビタミンEがおすすめの栄養。ビタミン豊富なフルーツや野菜、ビタミンドリンクなどで補うようにしてみてください。
回復期はおかゆやフルーツで糖質を摂取
インフルエンザの回復期はエネルギーを多く使うため、糖質を意識した食事にしていきましょう。おかゆやフルーツといった糖質を含んだ食べ物を食事に取り入れるのがおすすめです。食欲がある場合は、おかゆにササミや卵といったタンパク質類のトッピングをすると良いでしょう。フルーツはミキサーで撹拌すると飲みやすくなるので、インフルエンザの回復期に最適です。
子供がアイスを欲しがる時の注意点

子供がインフルエンザにかかっている場合は、おかゆよりもアイスが欲しいと言い出す事があるかもしれません。インフルエンザ時はエネルギーと栄養を摂取する事が大切なので、何も食べないよりはアイスを子供に与えた方が良いでしょう。アイスにも色々な種類がありますが、栄養価の高いアイスクリームが体調の悪い子供におすすめです。
アイスの栄養成分を確認し、栄養を摂取しやすそうなアイスクリームを子供に与えましょう。インフルエンザから回復してきたらアイス以外の食べ物も欲しがるようになるので、体調が悪い時は子供が食べたい物を優先にすると良いのではないでしょうか。
食事ができないときは点滴も検討

インフルエンザになると体力が消耗され、どうしても食事をとる事ができなくなってしまう場合もあります。そういった時には病院へ行きましょう。点滴によって栄養を補給する事も選択肢の1つとして考えておけば、インフルエンザが悪化するのを防ぐ事ができます。医師に相談し、点滴が必要と判断されたら指示に従ってください。点滴で回復してきたら食事をとるようにしましょう。
発熱時は控えたい食べ物や飲み物

インフルエンザで発熱した時は食事の内容に気をつける事が大切。発熱時にそぐわない食べ物を食べていると、回復が遅れてしまうかもしれません。そうならないようにインフルエンザで控えておきたい食べ物をご紹介します。
脂の多い食べ物

インフルエンザで発熱している時は脂が多い食べ物は避けましょう。脂が多い食べ物は消化器官に負担をかけ、体力消耗に繋がります。栄養成分を効率的に消化する事もできないので、インフルエンザの治りが遅れてしまうかもしれません。また、嘔吐や下痢の原因にもなります。
アルコール

発熱している時はアルコール類はNG。アルコールの利尿作用により、脱水症状になる可能性があります。また、アルコール類は喉に刺激を与えるので、喉が痛い時にも悪影響。喉の痛みが悪化し、インフルエンザが治りにくくなってしまいます。
カフェインの含まれる飲み物

コーヒーや紅茶といったカフェインを含んだ飲み物も利尿作用があるので、脱水症状を避けるためにも控えるようにしてください。また、栄養ドリンクにもカフェインが含まれている事があります。必ず栄養成分をチェックして、カフェインが含まれていないか確認してください。
インフルエンザ予防は腸内環境から

インフルエンザにならないように予防をする事がとても大切。予防のためにはどういった事をすれば良いのか、おすすめの方法をチェックしておきましょう。日頃からインフルエンザに気をつけて予防をしておけば健康体を保てるはずです。
根菜を取り入れた食事で腸内環境を整える
インフルエンザを予防するには腸内環境を整える事が大切になります。腸内の働きが活性化する、食物繊維を多く含んだ根菜類を取り入れた食事にしてみましょう。良く煮込むと消化が良くなり、栄養を摂取しやすくなります。食物繊維だけでなく、ヨーグルトなど乳酸菌を多く含んだ食べ物も腸内環境を整えるのに役立つので、一緒に摂取するようにしてみてください。
野菜からビタミンを取って粘膜を強化

野菜類からビタミンを摂取するのもインフルエンザ予防には効果的。インフルエンザを予防するのにおすすめなのが粘膜を強化する働きのあるビタミンAです。人参やかぼちゃ、ブロッコリーなどがおすすめ。他にビタミンCやビタミンBといった栄養を緑黄色野菜で摂取して予防をしましょう。

インフルエンザ看病時の便利グッズ

家族がインフルエンザになってしまったら、自分に移らないように看病する事が重要になります。インフルエンザ看病時に役立つグッズをまとめました。いざという時に役立つグッズを準備して、インフルエンザに備えましょう。
キエルキン/次亜塩素酸スプレー
家族がインフルエンザになったら家の除菌を徹底する事が大切。キエルキンの次亜塩素酸スプレー(1980円/500ml)は、弱酸性なので安心して使えるのと同時に高い除菌力を発揮してくれます。家中をきちんと除菌して感染を予防しましょう。
エジソン/体温計Pro

エジソンの体温計Pro(9800円)はこめかみに近づければ0.7秒で熱を測る事ができ事ができます。インフルエンザ患者の肌に触れる事なく熱が測れるので、感染を防ぎながら熱の様子を見られるのが魅力です。
ピジョン/スポイト薬飲み
子供がインフルエンザにかかった時に役立つのがピジョンのスポイト薬飲み(550円)。容量が簡単に測る事ができて、口当たりも良いので薬のシロップなどを飲ませやすくなります。電子レンジ&煮沸消毒ができるのも嬉しいポイント。
インフルエンザに負けない体づくりを

インフルエンザの流行時期がやってくると、インフルエンザ患者が増加します。家族や自分がインフルエンザにかかった場合も、適切な食事で栄養を摂取していれば早めの回復に繋がるのではないでしょうか。また、インフルエンザにならないように日頃から食事に気をつけて予防する事も大切。食事でインフルエンザに負けない体づくりをしていきましょう。