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プチブラバンソンはパグにそっくり?知られざる性格や特徴を解説!
プチブラバンソンの性格や犬種の特徴、しつけについてまとめました。パグに似ていると評判のプチブラバンソンですが、どのような特徴があるのでしょうか。犬種の特徴や性格を踏まえた上でしつけをし、プチブラバンソンとの暮らしを楽しんでみましょう。

プチブラバンソンの性格・特徴を紹介
世界中には様々な犬種がいますが、パグに似ている犬種として注目されているのがプチブラバンソンです。日本ではまだ珍しい犬種ですが、パグのような愛くるしい見た目で愛犬家から人気を集めてきました。
本記事では、そんなプチブラバンソンの性格や犬種の特徴についてまとめました。プチブラバンソンの性格や特徴を把握しておけば、しつけもしやすくなります。プチブラバンソンと一緒に楽しく暮らす事ができるように、しつけもきちんと行なった上で飼っていくようにしましょう。
ベルギー原産の超小型犬
プチブラバンソンは、ベルギー原産の超小型犬です。ルーツとなる犬種は、ブリュッセルグリフォン。ブリュッセルグリフォンを元にして、キャバリアやパグなど交配する事により、プチブラバンソンが誕生しました。プチブラバンソンは、ベルギーにある馬小屋でネズミ捕り用の犬として飼われてきており、ワーキングドッグとして高い能力を発揮します。
オーストラリアやイギリス、アメリカでは、プチブラバンソンとベルジアングリフォン、ブリュッセルグリフォンは同じ犬種と見なされているのもポイント。実は、プチブラバンソン同士を交配した場合も、ベルジアングリフォンやブリュッセルグリフォンが生まれる場合もあるからです。様々な交配の歴史を持つため、このような現象が起こる珍しい犬種と言えます。
パグにそっくりな犬種
プチブラバンソンはブリュッセルグリフォンをベースとしていますが、パグの要素を強く受け継いだ犬種です。そのため、見た目はとてもパグに似ているのが特徴。性格に関してもパグに通じる所が大きく、一見するとパグに見間違える方もいるかもしれません。しかし、プチブラバンソンだけの特徴もあるので、そういった点も踏まえて飼うようにしましょう。
プチブラバンソンの特徴
それでは、プチブラバンソンの特徴について具体的に見ていきましょう。パグにそっくりなプチブラバンソンですが、どのような特徴があるのでしょうか。パグに似ていたとしても、よく見るとパグとは違う要素も感じられるのがプチブラバンソンの魅力です。そんなプチブラバンソンについて、詳しくご紹介します。
体重2~6kg・体高21~28cm
プチブラバンソンの体重は平均で2~6kgで、体高は21~28cmになります。メスよりもオスの方が体格が大きくなるのが特徴です。パグとプチブラバンソンの大きな違いは、体格の大きさ。パグの平均体重は6〜9kgで、プチブラバンソンよりも大きめです。プチブラバンソンは超小型犬、パグは小型犬に分類されるので、見分ける場合は大きさをチェックしてみましょう。
顔だちは愛嬌のある「怒り顔」
パグもプチブラバンソンもマズルが小さい短吻犬です。同じような顔立ちに見えるかもしれませんが、実は顔立ちにも違いがあります。パグは顔全体にシワが寄り、どこか困っているような顔立ち。「困り顔」がパグのチャームポイントです。
一方で、プチブラバンソンはパグのようなシワはありません。口元がへの字の形をし、愛嬌のある「怒り顔」になっているのが特徴です。パグとプチブラバンソンを見分ける場合は、顔の違いにも注目してみてください。
被毛は短毛・毛質は2タイプ
プチブラバンソンは、短毛種です。下毛のないシングルコートなので、抜け毛が少ないのが嬉しいポイント。滑らかで艶のあるスムースタイプ、硬めのタフタイプといった2種類の毛質があります。毛質が異なる事で、全体の印象も変わってくるので、好みのタイプを選んでみましょう。毛色は、ブラウンやブラック&タンが主流。胸の部分に少しホワイトが入る場合もあります。
プチブラバンソンの性格
続いて、プチブラバンソンの性格について見ていきましょう。プチブラバンソンを飼いたいと思った時は、性格について把握しておく事が大切。どのような性格なのか知る事によって、飼い方のヒントになります。性格に合わない飼い方をしていると、プチブラバンソンのストレスになってしまうかもしれないので、その点には気をつけて飼うようにしてください。
穏やかで社交的
プチブラバンソンは、一般的に穏やかで社交的な性格になる事が多いと言われています。何かあったとしても動じる事があまりなく、落ち着いて行動する事ができるのがプチブラバンソンの魅力。また、社交的な性格なので、他の犬や人に対しても仲良くする事ができます。多頭飼いにも向いた犬種と言えるでしょう。
飼い主・家族に忠実
プチブラバンソンは、元々はネズミ捕りのためのワーキングドッグとして活躍してきました。そのため、飼い主の言う事をよく聞く性格になっています。その傾向は現在も残っており、飼い主や家族に対して忠実です。きちんとしつけをすれば、飼い主の言う事をちゃんと聞いてくれる犬に育つので、しつけにはこだわっていきましょう。
注意深く警戒心が強い一面も
プチブラバンソンは社交的な面がある一方で、注意深く警戒心が強い一面もあります。警戒心が強くなるか否かは、飼い方にもよってくるので、穏やかで社交的な性格になるように、子犬の頃から様々なスキンシップを取っていきましょう。警戒心が強くなると、無駄吠えが増えてしまうので、その点には気をつけてプチブラバンソンを飼うようにしてください。
プチブラバンソンの飼い方・入手方法
プチブラバンソンの飼い方や入手方法についてもご紹介します。賢いプチブラバンソンに育てるためには、飼い方にこだわる事が大切。しつけのポイントもチェックして、正しい飼い方でプチブラバンソンを飼うようにしましょう。
飼い主との主従関係がしつけの基本
プチブラバンソンは、飼い主との主従関係が飼い方のポイントになります。主従関係ができていないと、言う事を聞かない子に育つかもしれません。飼い主をリーダーとして認識させ、「待て」「おすわり」といった合図を聞くようにしつけをしましょう。
また、無駄吠えをした時は徹底的に無視してください。吠えた時に相手をすると、無駄吠えが増える原因になります。吠えても何も起こらないと分からせる事がしつけのポイント。お散歩の時は、飼い主について歩くように子犬の頃からしつけをしましょう。
室内飼いでたっぷりコミュニケーションを
プチブラバンソンは警戒心が強い一面があるので、外で飼うとストレスが溜まります。また、飼い主とのコミュニケーションが好きなため、室内飼いがおすすめ。時間がある時はプチブラバンソンとコミュニケーションを取り、社交的な一面を引き出していきましょう。
夏の温度管理に特に注意
プチブラバンソンは、暑さに弱い犬種です。夏場はエアコンをつけて、27度〜28度の適温を保つようにしましょう。また、夏だけでなく冬も暖かさをキープする事ができるように、空調設備を活用してください。
稀少犬種ながら国内にブリーダーも
プチブラバンソンは、日本では希少種に当たります。そのため、ペットショップや里親募集で見つける事は難しいでしょう。プチブラバンソンを飼いたい時は、ブリーダーを検索してください。プチブラバンソンを扱うブリーダーならいるので、連絡を取ってみましょう。
プチブラバンソンにおすすめの耳掃除グッズ
プチブラバンソンは垂れ耳なので、耳掃除は必須です。耳掃除をしていないと、外耳炎など耳の病気の原因になってしまいます。プチブラバンソンのような垂れ耳におすすめの耳掃除グッズをご紹介するので、日々のケアに役立ててください。
垂れ耳におすすめのパウダータイプ
さらっとしたパウダータイプの耳掃除グッズは、蒸れやすい垂れ耳に最適です。ジメジメとした耳垢や汚れを取りやすくなります。おすすめは、現代製薬のイヤーパウダー。ハッカオイルとユーカリオイルを配合し、除菌と消臭を同時に行う事ができます。
子犬期におすすめの安心素材タイプ
子犬には、刺激の少ない天然成分の耳掃除グッズがぴったりです。ペットゴーのオーツムギイヤークリーナーは、オーツムギから取れた洗浄成分を利用した天然由来の耳掃除グッズなので、子犬にも安心して使えます。刺激臭はなく、ニオイに敏感な犬にも最適なグッズと言えるでしょう。
耳掃除が苦手な子におすすめの無臭タイプ
犬が耳掃除が苦手になるのは、ニオイが嫌いなのも理由です。ハッピーピーターのイヤークリーナーは着色料や香料を使用せず、刺激臭のないタイプになっています。柿タンニンの消臭・除菌成分を利用した天然由来の耳掃除グッズなのも嬉しいポイント。日常的な耳のケアに役立ちます。
プチブラバンソンの特徴を知って楽しく飼おう
プチブラバンソンはパグのような見た目ですが、よく見てみると違いが多くあります。プチブラバンソンは超小型犬で、チャーミングな「怒り顔」が特徴的。穏やかで社交的な性格なので、初めて犬を飼う方でも飼いやすいのではないでしょうか。ただし、警戒心が強い一面があるので、無駄吠えには気をつけてください。飼い方に気をつけて、プチブラバンソンとの暮らしを楽しみましょう。
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