猫の噛み癖は本能的で治らない?しつけをする時はここに注意をして!

猫の噛み癖に悩んでいる飼い主さんの為に、噛み癖の原因や対策・しつけ方法、しつけをする時の注意点をまとめました。噛み癖は治らないと思っている方も、適切なしつけを取り入れるときっと改善されるはずです。猫のしつけ方法を順を追って解説しますので参考にして下さい。

猫の噛み癖は本能的で治らない?しつけをする時はここに注意をして!

目次

  1. 猫の噛み癖について解説
  2. 猫の噛み癖の原因
  3. 人間の手以外で猫がよく噛むもの
  4. 猫の噛み癖の対策
  5. 猫の噛み癖をしつける方法
  6. 猫のしつけでNGなこと
  7. 猫の噛み癖を上手に直そう!

猫の噛み癖について解説

猫と暮らしている飼い主さんの中には、愛猫の噛み癖に悩んでいる方も多いはず。そんな飼い主さんが気になるのが、なぜ愛猫に噛み癖があるのかという点ではないでしょうか。猫の噛み癖の原因を知ると、適切な対策方法やしつけ方法が見えてくるはずです。そこで本記事では、猫の噛み癖の原因や対策方法などを解説します。猫の噛み癖について理解すると、愛猫の噛み癖を治せるかもしれません。

噛み癖のしつけ方法も要チェック

愛猫の噛み癖に悩んでいる飼い主さんの中には”噛み癖は治らないだろう”などと考え、噛み癖を治す事を諦めている方も多いかもしれません。しかし、猫の噛み癖を治すしつけ方法というものが存在しています。愛猫の噛み癖で悩んでいる飼い主さんは、猫の噛み癖のしつけ方法をチェックし、日々の生活の中に取り入れていきましょう。きっと愛猫の噛み癖は改善されるはずです。

また、しつけをする際はただ怒れば良いという訳ではありません。誤ったしつけを続けると噛み癖が治らないだけでなく、愛猫との関係性まで悪化してしまう可能性があります。そうならない為には、しつけで行ってはいけないNGな行動をチェックしておく事が大切です。

猫の噛み癖の原因

猫の噛み癖を治すしつけ方法を取り入れても、猫の噛み癖の原因を把握していないと効果は現れません。また、噛み癖は猫の感情表現や何かをアピールしている場合もありますので、猫との生活をより良いものにしていく為には、噛み癖の原因や理由を知る事はとても大切な事です。

猫の噛み癖の原因は大きく分けて5個ほどに絞られています。愛猫の噛み癖の原因として思い当たる節は無いか、一つひとつの原因をチェックしていきましょう。そして噛み癖の原因を排除していけば、きっと愛猫の噛み癖は改善されるはずです。それでは早速、猫の噛み癖の原因を5つご紹介します。

猫としての本能

元々は屋外で暮らし、ネズミなどを狩っていた猫には狩猟本能が備わっています。おもちゃで遊んでいる時、猫はまるでハンターのような機敏な動きを見せる事がありますが、その時は本能に従って動いているのです。愛猫が飼い主さんの指を噛んでくる時は、おもちゃと同じように指を獲物に見立てて遊んでいる可能性があります。

猫の噛み癖と一口で言っても、本気で噛んでくるのと甘噛みでは痛みが異なります。愛猫が飼い主さんの指で遊び、甘噛みしてくる場合はそこまで問題視しなくても良いのかもしれません。しかし、猫の狩猟本能が全開となり、本気で指を噛んでくる場合は怪我をしてしまう恐れがありますので、指の代わりに猫用おもちゃで遊ぶようにしましょう。

日常的なストレス

猫の噛み癖の原因としては、猫が何らかのストレスを感じている可能性も考えられます。トイレが汚れている・他の猫や動物との相性が悪い・赤ちゃんの声が苦手・突然大きな音がするなど、日常的にストレスを感じている場合、猫の不満な気持ちが噛み癖として現れる事も。

また、日常的なストレス以外に高いところから落下するなど、何らかの怖い思いをした時にパニック状態に陥り、近くに居る飼い主さんの指を噛む事で気持ちを落ち着かせる”転嫁行動”をしている可能性も考えられます。猫は綺麗好きな生き物ですので、愛猫に噛み癖がついている場合はトイレが汚れていないか、他に何らかのストレスを与えていないかを今一度振り返り、対策方法を考えるようにしましょう。

体調不良や怪我

噛み癖が無いまま子猫から成猫になった猫が突然噛むようになった場合は、体調不良や怪我を負っている可能性もあります。猫は体調不良でもアピールしてこない生き物です。しかし弱った自分を守る為、体を触られないよう威嚇の意味を込めて噛んでくる事があるのです。

目に見えない素人では分かりにくい病気や怪我を負っている可能性もありますので、愛猫が突然噛んでくるようになった時は他にも異変は無いか確認しましょう。そして、何らかの異変を感じた時、もしくは愛猫の様子が心配な時は動物病院を受診し、病気や怪我の恐れが無いか獣医に診てもらうと安心です。

不快感の表現

愛猫を撫でている時に喉からゴロゴロとした音が聞こえてくると、殆どの飼い主さんが幸せな気分になるはずです。しかし、気持ち良さそうに撫でられていた猫が急に指を噛んできた、という経験をした事がある方も多いのではないでしょうか。その時の猫は、触られすぎて不快な気持ちになっている可能性があります。

触られるのが好きかどうかは個体差があり、撫で続けていても怒らない猫も居ます。しかし、中には長時間触られたり撫でられる事による不快感で噛む猫も居る事を理解する事も大切です。猫は基本的にしつこく触られる事を嫌いますので、撫でる時は猫がしつこいと感じない程度の長さにしておきましょう。

発情期

ある一定の時期だけ噛んでくるのならば、発情期を迎えて攻撃的な性格になっている可能性も考えられます。異性の猫と触れ合えないストレスから飼い主さんを噛んでいる事も考えられますが、発情期は猫の本能ですので、発情期が終わって落ち着くのを待ちましょう。何らかの対策を取りたい場合は、去勢・避妊手術を検討してみても良いのではないでしょうか。

人間の手以外で猫がよく噛むもの

猫の噛み癖と聞くと、飼い主さんの手を噛むイメージが強いかもしれませんが、猫は人間の手以外のものも噛む事があります。また、猫が噛んでいる場所や物によって、猫が何を考えて噛んでいるのか理由が異なると言われています。そこで続いては、人間の手以外で猫がよく噛むものと、その理由に迫っていきましょう。

自分のしっぽ

猫は綺麗好きなので、自分の体を舐める”グルーミング”という行動をする事が多い生き物です。しかし、舐めているのではなく自分のしっぽを噛んでいる時は注意が必要。しっぽを噛んでいる時は、猫にストレスが溜まっている可能性があると言われています。猫がしっぽを噛む行為は、人間で言うところの自傷行為に当たります。

猫にストレスが溜まっている原因が運動不足ならば、おもちゃを使って遊び、運動不足とストレス解消に努めましょう。他に、猫が動き回れるスペースも確保するなどの対策を取る事も重要です。また、猫がしっぽを噛んでいる時は皮膚トラブルや病気の可能性もありますので、必ずしっぽの状態をチェックし、異変がある場合は動物病院に連れて行きましょう。

自分の手

猫は自分の手先を噛む事もあります。手先を噛んでいる時は爪の手入れをしている可能性が高いですが、しっぽと同様、皮膚トラブルなどを抱えている可能性もありますので、念のため愛猫の手をチェックして異変が無いか確認しましょう。

元々は狩りをしていた猫は、鋭い爪を保とうとする本能を持っています。その為、古くなった爪を自分で噛み、新しい爪との生え変わりを促そうとしているのです。猫の爪とぎはデザインが可愛い物、おもちゃとセットになった物など、様々なタイプが販売されていますので、猫が自分の手を噛んでいる事が多い場合は新しい爪とぎグッズを購入してみても良いかもしれません。

ビニール袋

猫はビニール袋などのヒラヒラと動く物が大好きですので、床に置いておいたビニール袋で愛猫が遊びだす光景を見た事がある飼い主さんも多いのではないでしょうか。ビニール袋と遊んでいるうちに猫が興奮してきて、ビニール袋を噛んでしまう事があります。これは一見すると可愛らしい光景なのですが、実はとても危険な状況です。

噛み千切ったビニール袋を猫が誤飲してしまうと、胃炎や腸閉塞を起こす可能性があります。また、ビニール袋を噛まなかったとしても、ビニール袋で遊んでいるうちに体に絡まってしまい、窒息してしまう恐れもありますので、猫の手が届く場所にビニール袋を放置しないようにしましょう。

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猫の噛み癖の対策

猫の噛み癖の原因や人間の手以外に噛むものをチェックしたところで、続いては猫の噛み癖の対策方法を見ていきましょう。猫の噛み癖の理由や原因を把握出来たら、次にするべき事は噛み癖の対策です。噛み癖がついている猫と暮らしている飼い主さんの中には、噛まれる事に慣れていて噛み癖を治そうと思えない方も居ることでしょう。

しかし、猫は好きで飼い主さんの事を噛んでいるわけでは無いのかもしれません。猫が噛んでくるのは何かのアピールである可能性が高いので、トイレが汚れているのならば綺麗に掃除をする、猫が動き回れるスペースが狭いのならば、少しでも広い空間を作ってあげる、他の同居猫や動物との相性が悪いのならば隔離するなど、原因に合った対策方法を取り入れていきましょう。

また、愛猫に噛まれる事に慣れている飼い主さんの中には、猫に噛まれた後に血が出ていても気にせず、放置している方も居るのではないでしょうか。しかし、猫に噛まれる事で患うパスツレラ症などの病気があるので、猫に噛まれた後は必ず流水で洗い流すなどの対策を取る事が大切です。それでは、猫の噛み癖の対策方法を3つご紹介します。

猫を興奮させない

遊んでいるうちに興奮した事がきっかけで噛み癖がついてしまう猫も居ます。また、子猫は兄弟猫と喧嘩やじゃれ合う事で力加減を学ぶようになりますので、子猫のうちに兄弟猫と離れて暮らすようになった猫は、力加減を知らないまま育ってしまい、結果的に噛み癖がついてしまう事も。

子猫と暮らし始める場合は、噛み癖がある成猫にならないよう、子猫のうちにしっかりとしつけをする事が大切です。しかし、一緒に暮らし始めた時点で噛み癖がついているケースもあるでしょう。その場合はしつけと同時に、猫を興奮させないようにする事が大切です。遊んでいるうちに興奮してきた場合は、飼い主さんの事を噛む可能性が高くなってしまうので、猫の目の前に手を出さないようにしましょう。

おもちゃで発散させる

猫がストレスを感じている場合、もしくは運動不足に陥っている場合は、おもちゃで遊んでストレス対策をしましょう。猫はおもちゃを獲物に見立てて遊び、狩猟本能を満たしています。その為、時にはおもちゃを強く噛む事もありますので、噛んでも壊れない強度の強いおもちゃを選ぶ事が大切です。

また、子猫の時は歯の抜け替わりによってかゆみを覚え、かゆみを紛らわすために何かを噛んでいる事もあります。子猫のうちに噛み癖がついてしまわない為にも、早い段階でおもちゃで遊ぶ習慣をつけてあげましょう。猫用のおもちゃを選ぶ際は、先述した強度だけでなくおもちゃの大きさにも注意が必要です。

子猫の時は口も小さいので小さいおもちゃで遊んでいても誤飲の恐れは無くても、成猫になった後も同じおもちゃを使い続けていると、誤飲してしまう可能性があります。大切な愛猫が苦しまない為にも、おもちゃは強度が強く、誤飲しないサイズ感の物を選びましょう。

子猫のうちに甘噛みを覚えさせる

子猫のうちに親猫や兄弟猫と離れると力の加減を学ぶ機会が無いので、飼い主さんの事を強く噛んでしまう事があります。一緒に暮らし始めた子猫が強く噛んできた場合は、飼い主さんが親猫の代わりになって、甘噛みを覚えさせましょう。

猫にしつけをする際、叩くのはNGです。特に相手が子猫の場合、軽く叩いたつもりでも子猫が相当なダメージを負う可能性があります。また、猫との信頼関係を上手に築けない可能性も高くなるので、子猫が強く噛んできた時は叩いたりせず、「痛い!」や「やめて!」といった言葉を子猫の目を見つめたまま叫びます。

噛まれる度に「痛い!」などと叫ぶようにすると子猫が力加減を学び、段々と甘噛みに近付いていくはずです。”噛む”という行動は猫の本能ですので、あくまでも噛む事を止めさせるのではなく、子猫のうちに噛む時の力加減を覚えさせる事が大切です。

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猫の噛み癖をしつける方法

猫の噛み癖を治す時は、猫の噛み癖の原因に合った対策方法を取るだけでなく、噛み癖を治すしつけをしていく事も大切です。愛猫の噛み癖に悩んでいるという飼い主さんや、自分なりのしつけ方法では噛み癖が治らなかったという飼い主さんは要チェック。適切なしつけをする事で、噛み癖を改善する事は可能なのです。それでは早速、猫の噛み癖をしつける方法をご紹介します。

まずは噛んだ原因を探る

猫の噛み癖の対策を取る時やしつける時、一番初めにするべきなのは猫が噛んだ原因を探る事です。噛んだ原因が分からないと、適切な対策方法やしつけ方法を取り入れることが困難となります。猫が本能以外で飼い主さんの事を噛んでいるのならば、その原因を取り除いた上で適切なしつけのアプローチをする事が大切です。

猫は環境の変化に敏感ですので、引越しを機に噛み癖がついてしまう事があります。猫は自分の匂いがしない場所ではリラックス出来ませんので、引越しをする場合は愛猫の匂いが染み込んでいるクッションやベッド、カーペットなどをそのまま使用し、なるべく猫にストレスを感じさせないようにしましょう。

また、猫は大きな音が苦手です。個体差はありますが、インターフォンの音や携帯電話の着信音に驚き、パニックを起こして飼い主さんに噛み付く事もあります。愛猫と暮らしていて、”この音が鳴るとビックリしているな”と感じた時は極力その音を鳴らさない、もしくは音量を下げるといった対策方法を取りましょう。

噛まれた手を口の中に押し込む

猫に噛まれると思わず手を引っ込めたくなるものですが、飼い主さんの指で遊んでいる場合はすばやい動きに反応し、更に噛もうとする事があります。猫の噛み癖をしつける時は噛まれた手を引っ込めず、そのまま口の中に押し込むようにしてみましょう。こうする事で、口を塞げなくなった猫は自然と手を離すはず。

”噛まれたら手を口の中に押し込む”という流れを繰り返す事で、猫は飼い主さんの手は噛んではいけないものだ、と認識するようになることでしょう。ただし、力を込めて押し込むと猫が痛みを感じ、しつけどころでは無くなってしまいますので、あくまでも軽く押し込むようにして下さい。また、猫が苦しそうにしている場合はすぐに中止しましょう。

噛まれたその場で注意する

噛み癖がつかないように、子猫のうちから「痛い!」や「やめて!」と叫ぶようにする事が望ましいと先述しましたが、このしつけ方法は成猫になってからでも有効だと言われています。この時は、少し高めの大きな声を愛猫の目をしっかり見つめながら出す事がポイント。

飼い主さんの言葉を完全に理解していなくても、痛いという事を繰り返しアピールする事で、猫の噛み癖が改善されるはず。声を出してしつける方法の注意点は、噛まれたその場で注意する事と、猫が怖がるほどの大きな声は出さない、という2点です。

噛まれたその場で注意せずに時間が経過してから注意しても、猫は何で注意されているのか理解出来ずにストレスを感じてしまう他、飼い主さんとの信頼関係にヒビが入ってしまう恐れもあります。また、怒鳴るような声で「痛い!」と叫ぶと、猫は驚いてパニック状態に陥ってしまうかもしれませんので、普段より少し大きめな声程度に留めておきましょう。

必要に応じて無視をする

噛み癖に限らず、猫のしつけとして無視をするという方法も有効です。無視をするのは心が痛むかもしれませんが、噛まれても反応しない事で段々と噛む回数が減っていく場合があります。反応したり構う事で猫の噛み癖が助長されている可能性もありますので、必要に応じて無視をするしつけ方法を取り入れてみてはいかがでしょうか。

噛み癖防止スプレーを使用する

ここまで飼い主さんの言動でしつける方法をご紹介してきましたが、道具を使ってしつけをする方法もあります。猫や犬の噛み癖を治す目的で作られているのが噛み癖防止スプレーです。国内外、様々なメーカーから噛み癖防止スプレーが販売されていますが、中でも「ビターアップルスプレー」という製品が人気を集めています。

1960年の発売以降、世界中で愛用されていている「ビターアップルスプレー」は名前の通り、リンゴの皮の苦味成分が使用されています。天然成分なので、猫が舐めても問題ありません。使い方は簡単で、噛まれたくない場所や物にスプレーを吹きかけるだけです。

スプレーをすると猫などの動物が嫌う匂いが漂うので、自然と噛まなくなってくるはず。スプレーを吹きかけた後も噛んでくる場合は繰り返しスプレーし、しつけを行いましょう。使用後数時間で匂いが薄れてくるので、噛み癖が酷い猫の場合は数時間ごとにスプレーを使用すると良いようです。

猫のしつけでNGなこと

猫の噛み癖を治すためにしつけをしようとしても、NGな方法を取り入れていると猫の噛み癖が治るどころか、愛猫との関係性が悪化してしまう可能性があります。大切な愛猫との関係性を保ちつつ噛み癖を治す為に、猫のしつけでやってはいけないNGな行動をチェックしておきましょう。

怒鳴って叩く

先述しているように猫は大きな音が苦手な生き物ですので、しつけをする時に怒鳴ってしまうとストレスを感じ、噛み癖が治るどころか悪化してしまう可能性があります。また、どんな理由があっても叩くのは絶対にいけません。いくら飼い主さんであっても、猫は攻撃されたと認識し敵対視してしまいますので、怒鳴って叩くようなしつけ方法はNGです。

追いかけて叱る

しつけをしている最中に、猫がフラッとどこか違う場所に行ってしまう事があります。しつけをしている飼い主さんからすると追いかけたいところですが、この時の猫は不安な気持ちになっていると言われています。追いかけて叱ってしまうと余計に猫の心が不安定になってしまうので、しつけはまた別の機会にしましょう。

叱るときに名前を呼ぶ

叱る時に猫の名前を呼ぶと、猫は”名前を呼ばれる時は怒られる時”と勘違いしてしまいます。こうなると愛猫と良好な関係を築くのが困難になってしまいますので、叱る時は名前を呼ばないようにしましょう。

どこかに閉じ込める

しつけの為とは言え、猫を押入れや部屋などに閉じ込めると、猫は強いストレスを感じてしまいます。また、心が傷ついて飼い主さんの事を信じられなくなってしまう可能性も。他にも、長時間何も無い部屋に閉じ込めると、猫が脱水症状を起こしてしまう可能性もありますので、どんな状況でも猫を閉じ込めるのはNGです。

猫の噛み癖を上手に直そう!

今回は、猫の噛み癖の原因や人間の手以外に噛むもの、猫の噛み癖の対策としつけ方法などを一挙ご紹介して参りました。猫に噛み癖がついている場合は、きっと何らかの原因があるはずです。猫の噛み癖を治したい時は、猫がなぜ噛むのか毎日の様子を観察し、原因を究明する事から始めましょう。次に噛み癖の原因を取り除き、噛み癖の対策を取りつつしつけをして下さい。

愛猫の噛み癖を治したいとしつけをしても、思ったような成果が出ない事もあるかもしれません。そんな時、イライラして愛猫を怒鳴りつけたり叩く事は絶対に止めましょう。しつけをする時に猫との信頼関係を壊しては本末転倒です。猫の気持ちを理解した上でしつけをし、良好な関係を保ったまま噛み癖を上手に治していって下さいね。

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2023-09-26 時点

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