猫の威嚇は「怒り」以外にも理由がある?原因別の対処法も紹介!

猫が威嚇する姿は日常的によく見られますが、猫は怒り以外の理由で相手を威嚇していることもあるようです。猫の威嚇の理由は鳴き声の違いに着目すると、分かりやすいと言われています。そこで今回は猫が威嚇する理由と、威嚇の理由別対処方法についてご紹介します。

猫の威嚇は「怒り」以外にも理由がある?原因別の対処法も紹介!

目次

  1. 猫の威嚇の理由を解説
  2. 猫が威嚇する理由
  3. 猫が威嚇するときの鳴き声の特徴
  4. 猫が威嚇するときのポーズの特徴
  5. 威嚇の原因別の対処法
  6. 猫の困った行動とその対処法
  7. 猫の威嚇に対応できるようになろう

猫の威嚇の理由を解説

飼っている愛猫や外を歩いている野良猫に、「シャー」と威嚇された経験がある人も多いのではないでしょうか。猫の威嚇は怒りを表現していると思われがちですが、実は怒り以外の理由でも猫が威嚇することもあります。今回は猫の威嚇の理由を解説し、それぞれ理由別の対処法や特徴についてご紹介します。

原因別の対処法もチェック

猫が威嚇するのを辞めさせたいのなら、なぜ猫が威嚇しているのか理由をしっかりと理解してあげることが大切です。威嚇している理由を知った上で、原因別の対処法をしてあげると、猫も快適に機嫌よく過ごせるようになるでしょう。今回は、猫の威嚇の原因に合わせた対処法を詳しく解説しますので参考にしてみてください。

大きく2パターンの威嚇がある

猫の威嚇には、大きく分けて2つのパターンがあるとされています。それは、攻撃的な意味の威嚇と防御的な意味の威嚇です。この2つの威嚇の違いは、それぞれの表情で区別することができます。例えば攻撃的な意味で威嚇している時には、瞳孔が細くなって耳が外を向いているのが特徴です。

反対に防御的な意味で猫が威嚇している時は、耳は伏せています。声で威嚇しようとするために、口を開けがちで、瞳孔も開きがちになります。猫が威嚇している時の表情をしっかりと観察するのも、威嚇の理由や原因を知る方法になります。

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猫が威嚇する理由

猫が威嚇をする理由は、怒り以外にもあるとお話ししました。では具体的にどのような理由で、猫は威嚇をするのでしょうか。ここでは猫の威嚇する理由として考えられるものを、具体的なシチュエーションも交えながらご紹介します。

ちょっと不機嫌だから

猫が威嚇する理由として、単にちょっと不機嫌であるからというものもあります。人間でも特にこれといって大きな理由はなくても不機嫌な時もあるように、猫にも機嫌が良くない時もあります。そんな時は、普段は何とも思わないちょっとしたことでも猫は威嚇します。特に猫が威嚇する理由が思い当たらない時は、機嫌が悪いのかな?と思っても良いでしょう。

物を取られたくないから

猫は自分のものを取られたくないから、という理由で相手を威嚇することがあります。例えば獲物やおもちゃを持っているときやごはん時に威嚇をすることがありますが、この威嚇は自分の持っているものを取られるのではないか、と思っているため警戒しているのです。猫がおもちゃで遊んでいたりご飯を食べているときは、あまり近づかないほうが良いかもしれません。

不安や恐怖心があるから

猫が威嚇するときに意外と多い理由は、不安や恐怖心があるからというものです。見知らぬ人に囲まれたり、見知らぬ場所へ行ったり、飼い主がそばにいなかったりすると猫は恐怖心を抱いて威嚇することがあります。この場合、鳴き声やポーズにも怒りの威嚇とは違いが出ますので、その違いを知っておくと見分けることが出来るでしょう。

拒否を示すため

猫は自分が嫌だと思うことをされそうになった時、拒否をする意味で相手を威嚇することもあります。例えば爪切りや耳掃除などを嫌がる猫なら、そのようなことをしようすろすると威嚇して拒否を示すのです。止めてほしいという意思表示ですので、あまり長時間嫌なことを続けずに終わったらご褒美を挙げるなどして対処しましょう。

体調不良を隠すため

猫は体調が悪い時にも、不機嫌になって威嚇することがあります。体調が悪いため、あまり触ってほしくないという意思の表れでもあります。食欲が落ちていないか、ぐったりしていないかなど、健康状態も確認しましょう。猫はホルモンの影響で攻撃的になることもあるため、思い当たる節がないのに急に攻撃的になったら、病院を受診して獣医師に相談することをおすすめします。

猫が威嚇するときの鳴き声の特徴

猫が威嚇する時には独特の鳴き声を出しながら、相手を威嚇します。猫の威嚇というとシャーという鳴き声をイメージする人も多いと思いますが、威嚇の時の鳴き声はシャー以外にもあります。ここでは猫が威嚇する時の鳴き声の種類や特徴、またどんな場面でその鳴き声を出すことが多いのかについても具体的に解説します。

牙を見せて「シャー!」

猫が威嚇するときの鳴き声で最もよく見られるのが、「シャー!」という鳴き声です。この鳴き声を出すときの特徴としては、相手に敵意をむき出しにして牙を見せながら鳴き声を発する点です。強い恐怖や怒りを感じているときや不安が強い時にもよく見られる威嚇の方法で、威嚇を無視して近づいてしまうと攻撃されることもあります。

体を低くしたポーズを取っていることが多いです。このシャーという鳴き声は、蛇を真似たものと言われています。ただし同じシャーという鳴き声の威嚇でもあまり強くない感じで1度だけ言う時には、威嚇というよりも拒否や否定など抗議の意味で発していることが多いです。

高い声で「ウアオー」

猫が高い声で「ウアオー」と言って威嚇するのは、不安や強い恐怖心を抱いているときに見られる特徴です。猫同士の喧嘩の直前によく見られる鳴き声で、パニック状態になっていることもあります。その場合には、しっぽをふくらませ体を大きく見せるポーズを取ることが多いです。もし猫同士の喧嘩でこのような威嚇を見た時は、下手に仲裁に入るととても危険です。

猫の気をほかのことでそらさせたり、視界を遮るなどの対処法を取りましょう。飼い主に対してこの種類の威嚇をすることはあまりありませんが、万が一このような鳴き声で飼い猫に威嚇されたら、猫のそばから離れてそっとしておくことをおすすめします。

低い声で「ウウウ」

低く絞るような特徴的な鳴き声で「ウウウ」と威嚇するときは、相手に敵対心をもって威嚇していることが多いようです。しっぽや毛を膨らませ牙を見せるなど、とても攻撃的なポーズを取ります。このような威嚇をしているときにはかなり危険ですので、猫には近づかないようにしたほうが良いでしょう。

猫同士の喧嘩の場面でよく見られる威嚇で、もし同居する猫同士でこのような威嚇が頻繁に行われるなら、早めに飼い主が仲裁に入り、2匹を同じ部屋に入れないなどの対処法を見つけることが大切です。

猫が威嚇するときのポーズの特徴

猫が威嚇する時は鳴き声に特徴があるのと同じように、ポーズにも特徴があります。猫が威嚇するときのポーズは何種類かあり、威嚇の理由によってもそのポーズの取り方は異なるようです。ここでは猫が威嚇するときのポーズの特徴や、どんな時に見られることが多いのかを解説します。

背中を丸める

猫の威嚇のポーズとしてよく見られるのが、頭を低くして背中を丸めるポーズです。背中の毛は逆立っていることが多く、まるでいつでも相手に飛びかかれるような体勢にも見えます。かなり攻撃的になっているときですので、このようなポーズの猫に近づくと噛みつかれてしまう危険もあります。注意しましょう。

耳が後ろに反る

猫が威嚇しているときは、耳も特徴的な動きをします。威嚇している猫の耳が後ろに反っていのは、怒りや拒否の気持ちがある時の特徴です。怒りをアピールして攻撃的になっている場合や、ほかの猫に対して敵対心がある時によく見られます。また見知らぬ人間に対して近づくな、という意味でこのポーズを取ることもあるようです。耳の反り具合と怒り度は、比例します。

尻尾で体を大きく見せる

猫が相手に攻撃的になっているときに見られるのが、しっぽを膨らませるポーズです。かなり激しく怒っているときは、しっぽの根元が上がって先が垂れる弓のような形のしっぽになるのが特徴です。このポーズは猫同士の喧嘩の時によく見られますが、優位な方がこのポーズをすることが多いようです。時には膨らませたしっぽを左右に振って、相手を威嚇することもあります。

威嚇の原因別の対処法

猫が相手を威嚇するのには様々な理由がありますが、威嚇するのをやめさせるにはその原因を知り、原因に合った対処法を取ることが大切になります。ここでは猫の威嚇について、原因別にどのような対処法を取れば良いのかを解説します。

警戒心が原因のとき

まず、猫の威嚇が警戒心からくるものだった場合についてです。警戒心が原因となっている時には、大きく高い声で「ウワーオー」「アオー」のような鳴き声を出します。この威嚇は、猫同士で見られます。見知らぬ猫を見た時や、同居猫同士でも見られる場合があります。特に多いのは多頭飼いをはじめたばかりの時で、先住猫が新しくきた猫にこのような威嚇をすることがあります。

先住猫にとって新しい猫は自分のテリトリーを侵す敵ですので、このような威嚇が見られた場合には新しい猫を別の部屋やゲージに移しましょう。先住猫の警戒心が解けるまでは、お互いの臭いを嗅がせることで徐々に慣れさせます。ただし同居する猫同士の相性がどうしても悪い場合もありますので、そのようなときには別々の部屋で飼うことをおすすめします。

不快感が原因のとき

猫の威嚇の原因が、何かしらの不快感からきている場合についての対処法です。例えば自分の領域をほかの猫に荒らされた、飼い主がほかの猫の臭いをつけて帰ってきた、おもちゃを取られたなど猫の不快感は色々なことが理由になります。このようなときは、まず猫の恐怖や反感を取り除くことが大切です。そのためには何が嫌なのかを、的確に察することが必要です。

恐怖心が原因のとき

猫は強い恐怖心がある時に、威嚇をすることもあります。甲高い鳴き声を出しながら威嚇のポーズを取っている時には、何かに怯えていることが多いようです。威嚇することで、恐怖から自分を守ろうとしています。このようなときには、まず恐怖の原因となるものを取り除きます。そして落ち着くまでそっと離れて、落ち着いたら背中を優しくなでてあげましょう。

構ってほしい気持ちが原因のとき

猫はまれに構ってほしくて、飼い主に威嚇することがあります。飼い主にシャーと威嚇するときは、構ってほしいのが理由になっていることが多いです。そのような場合には、威嚇されて構うのではなく無視をしましょう。飼い主が威嚇されても無視をしていれば、威嚇しても構ってもらえないことを猫は学習します。そして次第に威嚇することをやめる、と言われています。

このような威嚇をする猫は、寂しがり屋で飼い主に沢山構ってほしいと思っているタイプです。このような行動が見られたら、猫としっかりコミュニケーションを取ったり触れ合う時間を取るようにしましょう。

猫の困った行動とその対処法

猫は威嚇以外にも、飼い主を困らせる問題行動を取ることがあります。愛猫に問題行動をやめさせるには、しっかりとしつけを行うことも大切です。そこでここからは、猫が問題行動を取って辞めてくれない時にどのように対処したらよいのかやしつけの方法をご説明します。

部屋をひっかく行動

猫の問題行動の中で、飼い主の多くが頭を悩ませているのが、ガリガリと猫が部屋をひっかくことではないでしょうか。家具やソファなどを猫が爪でひっかき、大切な家具が傷つくのはとても困ってしまいます。これは一見猫がいたずらをしているように見えますが、実はこの行動には意味があります。猫は部屋をひっかくことで、伸びた爪をそぎ落とそうとしているのです。

人間の爪切りと同じことで、猫にとってはとても自然な行為です。そのため、猫の爪とぎをやめさせるのは難しいことです。対処法としては、爪とぎ器を準備することです。そしてそれを猫の手の届きやすいところに置きます。置くときは、しっかりと固定してあげましょう。しばらくは家具で爪を研ぐこともありますので、大切な家具には保護シートを貼るのも一つの方法です。

過度に鳴く行動

猫の問題行動には、過剰に鳴くということも挙げられます。猫にもよりますが、とにかく煩いくらいずっと鳴いているという猫も居ます。猫が鳴くのは、基本的に2つの理由しかありません。体調が悪いか、構ってほしいかです。体調が悪くて泣いているのであれば、病院へ連れていきましょう。体調が悪いわけではないのにずっと鳴いているなら、それは構ってほしいというサインです。

猫はずっと狭い室内にいることが多いので動きが制限されて、ストレスも溜まりやすくなります。部屋の中で一人で退屈なのかもしれません。まずは、猫におもちゃを与えてみましょう。おもちゃに夢中になれば、自然と鳴きやむこともあります。また飼い主も猫と積極的にコミュニケーションを取って、じっくり向き合って遊ぶ時間を作ってあげることも大切です。

猫の威嚇に対応できるようになろう

今回は猫の威嚇について、威嚇には怒り以外にもいろいろな理由があり、それぞれに対処法があることをご紹介してきました。猫の威嚇は放っておいたほうが良い場合とやめさせたほうが良い場合がありますので、猫の威嚇の特徴や鳴き声から、理由を判断するのはとても大切です。猫の威嚇の特徴を学んで、的確な対処法を取れるようにしておきましょう。

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2021-10-23 時点

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