猫の歯磨きって毎日するの?嫌がる子でも簡単にできちゃうグッズも紹介!

猫の歯磨きは口臭予防や歯周病予防にも効果があります。けれど、飼い猫の中には歯磨きを嫌がる子もいるようです。今回は、歯磨きを嫌がる飼い猫への歯磨きのコツと、おすすめの歯磨きアイテムをご紹介していきましょう。最近は歯磨きおもちゃも各種登場しているのでおすすめです。

猫の歯磨きって毎日するの?嫌がる子でも簡単にできちゃうグッズも紹介!

目次

  1. 猫の歯磨きについて徹底解説!
  2. 猫の歯磨きのコツ
  3. 猫の歯磨きQ&A
  4. 猫用のおすすめ歯磨きグッズ
  5. 歯磨きを嫌がる猫におすすめグッズ
  6. 猫用デンタルサプリメントを紹介
  7. 歯磨きで愛猫のお口の健康を守ろう

猫の歯磨きについて徹底解説!

飼い猫のお手入れは、身だしなみを整えるだけでなく健康面をキープするためにも必要不可欠です。今回は、そんな猫のお手入れの中から、歯磨きに注目してみました。猫の歯磨きは、まだまだ聞き慣れない方も多いかもしれません。一体、どのような効果があるのでしょうか。また、どのようなコツがあるのでしょうか。徹底解説していきます。

猫の歯の構造

まずは、猫の歯の構造を知ることから始めていきましょう。皆さんは猫の歯の数を御存知ですか?猫は乳歯の時は26本、永久歯の時は30本の歯を持っています。人間の乳歯は20本なので猫よりも少ないのですが、永久歯は32本なので猫とあまり変わりません。しかも、人間の場合は永久歯32本のうち4本は親知らずで、抜歯する方も多くいます。

人間の歯も猫の歯も、その構造はほぼ同じです。表面のエナメル質とその下にある象牙質、さらに神経や血管が集中している歯髄の3層で成り立っています。歯を取り巻いている歯周(ししゅう)は、歯肉・歯槽骨(しそうこつ)・歯根膜(しこんまく)・セメント質で構成されています。歯と歯肉の間にある歯周ポケットに歯垢が溜まると歯周炎になるのです。

猫の歯磨きは歯周病予防の効果がある

歯周ポケットはほんの数ミリの溝なのですが、プラークと呼ばれる歯垢は放置しておくと硬くなって史跡となり、歯周組織の炎症を起こす要因となります。猫の歯磨きは、食べカスを除去し歯についた歯垢を落とすことが出来ます。つまり、人間と同様に歯磨きによって歯周病を予防する効果が期待できるのです。

野良猫や野生の猫は、獲物を狩り暮らしています。彼らは、獲物の皮やすじ肉等を自分の歯で噛み切って食べています。こうした硬いパーツが、自然に歯をブラッシングしているそうです。そのため、野良猫や野生の猫の歯には歯垢が溜まりにくいのです。しかし、飼い猫のフードは食べやすいサイズや柔らかいのです。そのため、飼い猫の中には歯周病を患う猫も増えてきています。

Thumb猫に元気がない時の理由は何?それぞれの原因に対する対処法も紹介! | 大人女子のライフマガジンPinky[ピンキー]

猫の歯磨きのコツ

ほとんどの猫は、歯磨きが苦手です。口の中にむりやり歯ブラシを入れられることに抵抗を感じる猫もいます。ここでは、歯磨きを嫌がる猫に対して、上手に歯磨きをするコツをまとめていきましょう。飼い猫を歯周病から守るためにも、飼い主さんの責任として上手な歯磨きの仕方をマスターしておきましょう。

歯ブラシは小刻みに揺らして優しく使う

歯磨きを嫌がる猫には、いきなり歯ブラシを口に入れるのではなく、無理せずゆっくり慣らしていくようにしましょう。上唇を持ち上げて歯を出し、ガーゼ等を巻いた指を歯に充てるところから始めても良いでしょう。歯ブラシは歯の根元に対しておよそ45度の角度で当てるのがベストです。歯ブラシは優しい力で、小刻みに揺らすようにして磨きましょう。

奥歯(臼歯)は上唇を上げて磨く

猫の歯磨きで、難しいのは奥歯(臼歯)の磨き方でしょう。嫌がるようでしたら、最初はあまり無理をせず時間を掛けて慣らしていくようにしましょう。慣れるまでは口の端から歯ブラシを入れて奥歯をゆっくり優しく磨きます。慣れてきたら、猫の頭を上から軽く掴んだ状態で上唇を親指で持ち上げると、歯が露出するのでより丁寧に磨きやすくなるでしょう。

生後6ヶ月以内に口に触れる練習をする

子猫のうちから飼っている場合は、永久歯が生えそろうといわれる生後4か月から6か月の頃までに歯磨きに慣らしておくと良いでしょう。後述する歯磨きおもちゃを日常的に取り入れたり、指にガーゼを巻いた状態で口元を触る事や口の中に指を入れる事に慣らしておくと、歯ブラシを使用した歯磨きにも移行しやすくなります。

Thumb猫の睡眠時間が長いのは肉食動物だから?寝相にも意味があった! | 大人女子のライフマガジンPinky[ピンキー]

猫の歯磨きQ&A

基本的な猫の歯磨きのコツをご紹介してきましたが、続いては猫の歯磨きに関するQ&Aをご紹介していきます。飼い主さんが気になっている猫の歯磨きにかける時間ややり方、コツなどをまとめてご紹介していきましょう。「猫の歯磨きのやり方が良く分からない」、「調べたけれどいまいちピンとこない」という方は、是非チェックしてみて下さい。

歯磨きにかける時間や頻度は?

猫は、虫歯になりにくい動物と言われています。そのため猫の歯磨きは、上述のように歯肉炎や歯周病の予防効果を期待して行われることがほとんどです。理想的な歯磨きの頻度は、1日1回です。朝夕のお食事タイムが決まっている場合は食後に歯磨きタイムを設けると良いでしょう。お食事時間が特に決まっていない猫の場合は、歯磨きタイムを設定してその時間に合わせて歯磨きします。

歯磨きを嫌がる猫の場合でも、毎日数分あるいは数十秒歯磨きを続けていくうちに慣れてきます。フードの食べかすがが歯に残り、歯垢となり、歯石になります。史跡は歯磨きでは取り除くことが出来ません。ですから、毎日の歯磨きが難しい場合でも、2,3日に1回は歯磨きをして歯石を作らないことがコツになります。掛ける時間ではなく歯磨きの質を重視しましょう。

人間用の歯磨き粉は使っても良い?

上述のように、人間の歯と猫の歯はほとんど同じ作りになっているので、歯磨き粉も人間用のものが使えるのではないかと思われる方もいらっしゃるかもしれません。問題は、人間用の歯磨き粉の中に配合されている「キシリトール」です。「キシリトール」は、人間の歯のケアには良いのですが、犬が摂取するとインスリンが大量分泌され、最悪の場合命に関わると言われています。

猫に対する実験結果は発表されていませんが、犬の低血糖症という症状を考えるとむやみに与える事は避けた方が良いでしょう。万が一、猫が人間用のキシリトール入り歯磨き粉を口に入れてしまった場合は、獣医さんに診てもらうことをおすすめします。猫には猫用の歯磨き粉を使うようにしましょう。おすすめの猫用歯磨き粉を後述しています。

歯磨きは生後何ヶ月から?

猫の歯磨きは生後何か月から行うことが出来るのでしょうか。上述のように、大人になってから歯磨きを始めると嫌がる子も多いので、できるだけ若い子猫の間に歯磨きをスタートしておく方法がおすすめです。目安としては、乳歯が生えてきたら、指にガーゼを巻いて歯を触ったり口の中に指を入れて、ケアに慣れさせるようにすると良いでしょう。

猫の口内の病気は歯周病以外にある?

猫の口内の病気は、歯周病以外に「猫の歯肉口内炎」や「猫の歯の吸収病巣」がよく見られます。これらは、猫特有の症状で、原因は明らかにはなっていません。ただし、歯肉の最近増殖が原因の一つとされています。この症状が出ると、ブラッシングで歯肉に歯ブラシが当たるのを嫌がるので歯磨き時に気づく飼い主さんもいるそうです。

猫の口周りの病気には他に、上唇が晴れてしまう「好酸球性肉芽腫(こうさんきゅうせいにくがしゅ)」や細菌感染で起こる「口内炎」「口唇炎」、リシウイルスが原因とされる「舌炎」等があります。こうした病気は、口臭がひどくなることもあるので、日頃のお手入れや歯磨きの際に気づくことが多いそうです。飼い猫の観察は、飼い主さんの責任の元、しっかりと行いましょう。

病院で歯磨きはしてくれる?

どうしても飼い主さんの歯磨きを嫌がる猫の場合は、あきらめて放置するのではなく獣医さんに相談してみましょう。動物病院では、ペットのデンタルケアにも積極的なところが多いので、コツを教えてくれたり飼い主さんと一緒に歯磨きの練習をしてくれるはずです。嫌がる猫に無理やり歯磨きをすると、信頼関係を損ねたり抵抗されてケガをしたりすることがあるので気を付けましょう。

Thumb猫の喧嘩ってどう対応すべき?多頭飼いのストレス軽減が喧嘩防止の秘訣! | 大人女子のライフマガジンPinky[ピンキー]

猫用のおすすめ歯磨きグッズ

それではここから、猫用のおすすめ歯磨きグッズをご紹介していきましょう。歯磨きのコツでも述べたように、歯ブラシや歯磨き粉を嫌がる猫の場合は、指にガーゼを巻いたり歯磨き用のシートを利用しても良いでしょう。飼っている猫の状態に合わせて、使いやすいアイテムやグッズを選んでみて下さい。

ペットキッス/ツインヘッド歯ブラシ

まず初めにご紹介するのは。「ライオン」のペット用ブランド「ペットキッス (PETKISS) 」から登場している「ツインヘッド歯ブラシ(334円)」です。いろいろなサイズがありますが、猫におすすめなのは「お口の小さい犬・猫用」です。波型スポンジ歯ブラシと超極細毛の歯ブラシがついたツインヘッドになっています。

マインドアップ/猫口ケアティース

「マインドアップ」からも猫用の歯ブラシがいろいろな種類で登場しています。中でもこちらの「猫口ケアティース(616円)」は、毛束が1つの独特の形状の小さなブラシが猫の口のサイズにぴったりのようです。少し固めのブラシなので、歯磨きをする際は優しくゆっくりブラッシングしてあげましょう。

トーラス/国産フィンガー歯ブラシ 3個入

続いておすすめするのは、「トーラス」の「国産フィンガー歯ブラシ(592円)」です。歯磨きシートに慣れてきた猫に使うと、歯ブラシを使う歯磨きへとステップアップしていきやすいのではないでしょうか。何度も洗って再利用できるのでコスパが高い点もおすすめの理由です。指にはめて、優しく歯を磨いてあげるのがコツです。

Thumb猫との引っ越しの準備や注意点!ストレスをかけない方法も紹介 | 大人女子のライフマガジンPinky[ピンキー]

歯磨きを嫌がる猫におすすめグッズ

歯磨きを嫌がる猫には、歯ブラシではなく別の歯磨きグッズを使ってデンタルケアをしてあげる方法もあります。歯ブラシを使ったブラッシングと同等の効果を得る事が出来るアイテムもありますし、歯ブラシを使った歯磨きに移行するためのステップとしての効果が期待できるアイテムもあります。猫の状態に合わせて、最適な歯磨きグッズを選んであげましょう。

綿棒

歯ブラシを嫌がる猫には、綿棒を使う方法もおすすめです。先端が柔らかい綿棒は、歯肉への刺激が少ないので猫も痛がりません。歯垢を取ることも出来るうえ、奥歯にも届きやすい形状がうれしいおすすめグッズです。使い方のコツは、最初は何もつけずに綿棒で口の周りを軽く触る練習から始め、慣れてきたら綿棒の先に歯磨き粉や歯磨き剤をつけて磨きます。

歯磨きシート

歯磨きシートは、歯磨き剤がしみ込んだシートを指に巻いて使います。歯ブラシを口に入れる事を嫌がる猫には、おすすめのアイテムと言えるでしょう。指先で歯肉に触れるので、強い力ではなく優しく軽く触るようにすることがコツです。あまり奥まで指を入れすぎると猫が苦しくなってしまうので要注意です。

歯磨きガム

猫用の歯磨きガムも、歯磨きを嫌がる猫におすすめのアイテムです。しっかりと噛むことで歯垢を除去することが出来る歯磨きガムなら、飼い主さんも簡単に猫のデンタルケアが出来るでしょう。いろいろなメーカーから登場しているので、毎日のおやつとして取り入れてみる方法がおすすめです。歯磨きトレーニングと併用してもいいですね。

歯磨きおもちゃ

歯磨きおもちゃは、猫が楽しく遊んでいる間にデンタルケアが出来るという優れものおもちゃです。近年は単なるおもちゃではなく、こうした多機能おもちゃが人気を集めています。たとえば、へちま素材のおもちゃは、猫がかみついた時に歯の汚れをふき取ってくれる効果が期待できます。繭玉おもちゃやマイクロファイバー素材のおもちゃも同じ効果があります。

こうした歯磨きおもちゃを与える時の注意点は、誤飲です。おもちゃをかみちぎった時に出る破片などを、猫が誤って食べてしまわないように気を付けましょう。できるだけ、破損しにくい強度のあるおもちゃを選ぶと良いでしょう。「ペティオ (Petio) 」の「けりぐるみ」シリーズは、メッシュ素材が歯の汚れを取ってくれるおもちゃです。

Thumb猫が2週間以上帰ってこないなら注意して!効率的な探し方を紹介! | 大人女子のライフマガジンPinky[ピンキー]

猫用デンタルサプリメントを紹介

続いて、猫用のデンタルサプリメントをご紹介していきましょう。歯肉炎や歯周病に効果があるとされるサプリメントもありますし、歯肉を保護する効果が期待できるサプリメントもあります。ただし、抗菌性や抗炎症性を謳っているペット用サプリメントもたくさん登場しています。それらの効果は、まだ検討されていないので、十分注意が必要です。

ジャパンペットワールド/セラプトfm

「ジャパンペットワールド」では、動物病院での治療をサポートするためのサプリメントが作られています。その中でも免疫応援サプリと呼ばれる「セラプトfm」シリーズは、多くの犬や猫の飼い主さんからの支持を集めているサプリメントです。口内炎や歯肉炎など虚空内のトラブルにも効くといわれています。100円のお試しこぶくろもおすすめです。

共立製薬/デンタルバイオ

「共立製薬」から登場している「デンタルバイオ」は、プロバイオティクスとラクトフェリンが口腔内の健康維持をサポートしてくれるサプリメントです。口臭も抑えてくれる効果があるそうなので、気になる方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。個体差もありますが、フードに混ぜても食べ残すことなく摂取してくれる猫も多いようです。

Thumb猫が甘噛みをする7つの理由!気持ちに寄り添ったしつけ法を紹介 | 大人女子のライフマガジンPinky[ピンキー]

歯磨きで愛猫のお口の健康を守ろう

猫の歯磨きについて、その効果や上手な歯磨きのコツ、歯ブラシ以外のデンタルケアグッズや歯磨きおもちゃの紹介、さらには口腔内の病衣気に効果があるとされる猫用のサプリメントの紹介をしてきました。飼い猫には、少しでも長生きをしてもらいたいものです。その為の健康管理は、飼い主さんの責任でもあるので、子猫の頃からの歯磨きケアを続け、歯周病から猫を守ってあげましょう。

こちらの関連記事もおすすめ

アクセスランキング

2021-10-20 時点

新着一覧