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犬が寝言を話す理由を解明!かわいい寝姿を見守ってあげよう♡
犬が寝言を話す理由やいびきの原因についてまとめました。睡眠中の犬が寝言を言ったり、いびきをかいたりするのは夢を見ているのかもしれません。寝言やいびきの中には注意するべき点もあるため、犬の様子を見ながら健康管理をしていきましょう。

犬が寝言を話す理由を解き明かす
睡眠中の犬が寝言を言ったり、いびきをかくというのはよくあることです。犬の寝言やいびきの原因を把握しておけば、安心して様子を見守ることができます。心配のない寝言やいびきがある一方で、飼い主が注意しておきたい場合もあります。犬の様子をきちんと見て、睡眠の質が保たれているのか確認しておきましょう。
本記事では、犬のいびきや寝言についてまとめました。寝言やいびきを発する原因や注意点についてご紹介します。夢を見ている間の犬はどのような状態にあるのか、把握しておくと心配がありません。犬が睡眠をとっている間も、優しく見守ってあげてください。
飼い主の大半が犬の寝言を聞いている
犬を飼っている人の大半は、犬の寝言を聞いたことがあると言われています。犬は、1日のうち12時間以上の睡眠を必要とします。飼い主が起きている間も犬は寝ているという場合が多くあり、そのようなときに犬が寝言を発する様子を目撃するパターンが多いようです。睡眠中の犬の寝言やいびきは、日常的なものと考えても問題ありません。
通常であれば問題ない犬の寝言やいびきですが、体調によっては注意すべきときもあります。犬がどのような状態で睡眠をとっているのか、普段とは異なる様子がないのかなどを確認して、対処していくようにしましょう。睡眠中の様子も犬の健康を知るサインになるので、参考にしてみてください。
犬の寝言について①睡眠サイクル
まずは、犬の睡眠サイクルから見ていきましょう。睡眠について深く知ることで、犬の体調について把握しやすくなります。犬はどのような状態で寝ているのか、夢を見ているのかなど、一般的な睡眠サイクルについて学んでいきましょう。犬の睡眠サイクルは人間とは異なるため、犬ならではの特徴について把握しておくのがおすすめです。
犬は人間よりもレム睡眠が多い
睡眠は、ノンレム睡眠とレム睡眠の2種類に分けることができます。ノンレム睡眠とは、肉体や脳の疲労回復を行っている睡眠のことです。ノンレム睡眠のときの眠りは深く、夢は見ません。入眠後に入りやすいのがノンレム睡眠で、時間が経過するにつれてレム睡眠に移行していきます。
レム睡眠は、記憶の整理が行われている状態です。体は睡眠モードに入っていても、脳は活発に動いている状態になります。夢を見るのは、レム睡眠時と言われています。ノンレム睡眠とレム睡眠を繰り返すのが、睡眠の基本的なサイクルです。犬は、人間と比べてレム睡眠の時間が長いとされています。
犬の睡眠時間は平均で1日12時間ですが、そのうちの8割がレム睡眠です。睡眠時も外敵の危険が迫ったらすぐに起きられるように、深い眠りには入らないのが犬の特徴。飼い犬になった現在も睡眠に関する本能が残り、レム睡眠が睡眠サイクルの大半を占めています。
犬も人間と同じように寝言を話す
犬が寝ている様子を見ていると「ワン」と小さく鳴いたり「ウー」と唸っている姿を目撃しませんか?これは、犬の寝言です。犬も、人間と同じように寝言を言います。犬が寝言を発するのは、レム睡眠時。脳が活発に動いている状態で夢を見ているから寝言を発しているとされています。
寝言を発するだけでなく、足を動かしたり、鼻をヒクヒクさせたり、犬はさまざまな様子を見せるはずです。夢の中でどのような状況にいるのか、想像しながら睡眠中の犬の様子を見守るのも良いかもしれません。
犬の寝言について②話す理由・原因
続いて、犬が寝言を発する理由・原因についてご紹介します。犬は、どのようなことが原因となって寝言を発するのでしょうか。睡眠のメカニズムについては明確になっていない部分も多いですが、さまざまな説が唱えられています。犬が寝言を発するときに考えられる理由・原因についてチェックして、犬の様子を観察してみてください。
脳の疲れを取っているから
レム睡眠時は、脳の中で記憶の整理・定着が行われています。今まであった出来事の記憶を整理することで、脳の疲労をとっているとも考えられているのがポイントです。犬は寝言を発することで記憶の整理を行い、疲れを癒しているのかもしれません。犬にとっても、脳を休めることはとても大切です。寝言を発しているときは、優しく見守りましょう。
夢を見ているから
犬は、夢を見て寝言を発しているとも考えられます。レム睡眠時には記憶の整理が行われるため、さまざまな脳の残像が夢となって現れている可能性があります。犬は夢の中で吠えたり、鳴いたりしているのかもしれません。それが現実に寝言をいう形であらわれていると考えられます。夢を見ているときは、体を動かすような仕草も見られるので、よく観察してみてください。
病気や怪我をしているから
病気や怪我をしている場合も、犬は寝言を発することがあります。このとき、寝言というよりもいびきに近い音を発することがほとんどです。犬が病気でつらい思いをしている、怪我が痛い、という場合は深い眠りにはいることができず、寝言やいびきになって現れていると考えられます。もし、犬が苦しそうな寝言やいびきを発していたら注意しましょう。
犬の寝言について③注意点
病気や怪我が原因となった犬の寝言やいびきには注意が必要です。普通の寝言・いびきとはどのような点が異なるのか、一般的な事例を見ていきましょう。注意すべき点を把握しておけば、犬の異変にすぐ気づくことができるかもしれません。見過ごさないように、犬の様子を見ながら判断していきましょう。注意点についてご紹介します。
普段の動きとの違い
睡眠中の犬が、寝言やいびきを発しながら激しく動くことが多くなったら注意しましょう。犬の脳に何らかの病気が発症している可能性があります。激しく動く時間が長く、何回も繰り返すようなら動物病院に相談をするようにしてください。脳に異変が起きているために、異常な行動に出ている場合があります。普段との動きの違いに着目することが大切です。
鳴く頻度
抑揚がない単調な鳴き声を睡眠中に出し続けるときも、注意をしてください。この場合も、脳に何らかの異変が起きて鳴く頻度が高まっている可能性があります。こうした現象が見られる場合に考えられるのが、認知症です。認知症にかかると、起きているときにも異変が現れます。同じ場所をグルグルと回ったり、以前からできたことができなくなることも多くなるため注意が必要です。
いびきの長さ
犬のいびきの長さにも気をつけることが大切です。犬があまりにも長くいびきをかいているときは、鼻腔周辺に異変が起きているかもしれません。鼻詰まりや鼻炎など、さまざまなことが原因となっていびきが出やすくなります。いびきが頻発し、長く続くときは鼻の様子を見てあげてください。また、睡眠障害によっていびきが頻発している可能性も考えられます。
ストレスや病気などで浅い睡眠しか取れない場合、犬はいびきをかきやすくなります。きちんと毎日眠れているかチェックしていきましょう。また、遊んでるときや散歩中に犬が急に寝てしまったら、ナルコレプシーと呼ばれる睡眠障害である可能性があります。場所や時間を選ばず、急に寝てしまう睡眠障害なので、早めに動物病院へ連れて行き治療を行うことが重要です。
犬用のおすすめ安眠グッズ
気持ちよく眠ることができる環境を整えるのは、犬の健康を守ることにも繋がります。犬がリラックスして眠れるように、便利な快眠グッズを活用していきましょう。おすすめしたい犬用グッズについてまとめました。ゆっくりと眠れるグッズを役立てて、犬の睡眠環境を整えてください。
TWONE/ペット用ホットカーペット
寒い時期におすすめしたいのが、ペット用ホットカーペットです。人間用のホットカーペットだと犬にとって暑すぎてしまうことがありますが、ペット用なら適温に保つことができます。温度調整機能がついているため、犬が心地よいと感じる設定にすることが可能です。寒がりな犬の快眠のために役立ててみませんか?
Angelpet/犬用ブランケット
ふわふわとした質感で、保温性がある犬用ブランケットもおすすめしたいグッズです。洗濯機で洗うことができるため、清潔な状態を保てるのも嬉しいポイント。寒い時期の防寒はもちろんのこと、夏場のエアコンが寒いと感じる犬にもおすすめです。さまざまなシーンで役立つアイテムと言えるでしょう。
犬のかわいい寝言を見守ろう♡
犬が寝言を発する様子はとてもかわいいので、癒される飼い主も多いはずです。通常であれば問題がない寝言・いびきですが、中には注意すべき兆候を見せている場合もあります。犬がどのような状態で寝言・いびきを発しているのかも確認しておくと安心です。睡眠環境も整えて、犬がリラックスして眠れるようにしましょう。
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